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【事業紹介】「人材紹介業の企業を助けたい」人材紹介の勝ちパターンを網羅した、Remindの人材紹介フランチャイズ事業の画期的なビジネスモデルとは?

「人材紹介業の企業を助けたい」そう語るのは、人材紹介業の最前線で経験を積んできた、株式会社Remindの廣田社長。廣田社長によると、人材紹介業の運営はハードルが高く、なかなかスケールアップができる企業が少ないそう。

Remindではそのような企業を支援するため、人材紹介業でフランチャイズ事業を展開し、現在30社以上の加盟店と、日本の人手不足解消に取り組んでいます。

本日は本事業について、業界の勝ちパターンを網羅した画期的なビジネスモデルや、その背景について、インタビューしました。

廣田 剛志 / 代表取締役

2019年株式会社Remind設立。人材ベンチャーでの経験を積み、人材会社の課題となる再現性やキャッシュフロー問題を解決し、人材紹介事業のフランチャイズ化を実現する新しいビジネスモデルを展開。人を心から大切にできる人間を生み出す「場」として、HR領域に軸を置きながら、人材教育など多様な事業展開を推進する。

ブルーカラーに特化!日本の人手不足解消に大きなインパクトを。

ーー事業の概要を伺いたいです

大手製造メーカーさんに対して人材を紹介するプラットフォームを運営しており、流れとしては以下になります。

①大手製造メーカーに人材を派遣している人材派遣会社から採用枠をいただく
②求人運用のノウハウがある弊社で母集団を形成
③採用枠・母集団が揃った状態で、加盟店にCA業務をアウトソーシング

簡単にいうと、弊社で採用枠と求職者は担保するので、加盟店にCA業務のみをお任せしているというモデル。入り口と出口を全て弊社が準備しているので、あとはキャリアアドバイザーを置いていただければ、売上が立つ状況が準備されている状態です。クラウド求人データサービスのように求人だけを用意するというサービスが増えてきましたが、求人も母集団も用意するという仕組みはまだ珍しいかと思います。

また、ホワイトカラーではなくブルーカラーに特化した点や、人材派遣会社を通している点もポイントです。

ーーなぜブルーカラーに特化しているのでしょうか?

1つは、日本の人手不足解消に貢献したかったから。日本は人口減少の波が止まらず、 今後も有効求人倍率の高まりが予測されています。そんな中、特にブルーカラーの人手不足は激しく、もはや避けられない問題となりつつあるため、優先的に着手すべきだと考えました。また、採用市場では、ホワイトカラーは高くても35歳くらいまでにしか需要がない世界。さらに今後、若い労働者の比率が下がると言われており、よりホワイトカラーで戦えるマーケットは狭まっていくと考えられます。したがって、高齢化社会に向け、年齢制限が少なくあらゆる人が人財となれるブルーカラーに絞ることは、弊社としても一種の勝ち筋でもあります。

ーーなぜ人材派遣会社をわざわざ通しているのでしょうか?

ブルーカラーの中でも派遣社員の雇用に絞っているからです。その理由としては、正社員に比べて派遣社員の方が圧倒的に採用枠が多い点にあり、弊社も毎月4000から5000件の採用枠を安定して加盟店に提供できています。また、正社員に比べて派遣社員の採用ハードルが低い点もポイントで、求職者と企業を繋ぐことさえできれば、すぐに雇用が生まれやすい状況です。

これらの点は売上が作りやすいという、会社としての勝ち筋がある以上に、人手不足解消においてインパクトが大きく、社会的に意味のある事業となっていると思います。

「人材紹介業の企業を助けたい」画期的なビジネスモデルに隠された社長の想いとは。

ーー加盟店の企業にとって、CA業務のみで売り上げを作れるのは大きなメリットですね

このビジネスモデルを作った元々の根本的な理由としては、「人材紹介業の企業を助けたい」という強い想いにありますからね。

私は22歳の頃から人材紹介業に携わっており、若いながらに事業責任者をさせていただいたり、15名ぐらいのチームを持つ経験を任されることもありました。その経験の中で、人材紹介事業の運営はハードルが高いなと感じることも多く。

ーーどういった理由でハードルが高いのでしょうか?

理由としては大きく3つあり、1つ目はキャッシュフローが遅い点にあります。特にホワイトカラーの人材紹介だと、収益化までに半年以上かかることがほとんど。あまり金銭的に余裕のない企業だと致命的ですよね。

2つめは、再現性の低さ。キャリアアドバイザーの実力や求職者の質によって売り上げが大きく変わるモデルとなっているので、数値が安定せず、読みにくい。

3つめは、シンプルに母集団の形成とクライアントの獲得が難しい点。

その証拠にも、人材紹介業で10名規模以上でやっている企業さんって圧倒的に少ないんですよね。ほとんどの企業さんがスケールアップができてない状況です。

逆に対策を網羅できれば、画期的な人材紹介事業が作れると思っていましたし、そういった企業さんを助けられるんじゃないかと常々思っていました。

ーー本事業で、具体的にはどのように網羅しているのでしょうか?

まず、キャッシュフローに関しては、ブルーカラーの派遣に特化することで対応できています。ブルーカラーの求職者様はすぐに就業されることを希望する方が多く、最短1ヶ月で売り上げ確定の場合も珍しくありません。

再現性に関しては、インハウス制度を設けることで対応しています。最初の数ヶ月は、加盟店の方にオフィスへ来ていただき、弊社社員からCAとしての教育を受けていただきながら業務を行ってもらいます。弊社のノウハウを習得し、再現性高く対応ができるようになったタイミングで、事務所に持ち帰ってもらいます。

同じようなビジネスモデルを始められる企業も増えてきましたが、このようにしっかりと加盟店への教育を行っているところは無いかと思います。その甲斐あってか、弊社含め何百社とある紹介会社と提携する派遣会社の方から、紹介する求職者の質が一番高いと好評をいただくことも。

母集団の形成とクライアントの獲得に関しては、弊社で採用枠と求職者は全て担保しているので、心配不要です。

ーー実際に感謝の声などはありましたか?

弊社プラットフォームを使っての事業がメイン事業に移り変わってる企業さんも結構増えてきており、感謝されることはかなり多いです。この事業のおかげで会社が存続できているという声や、安定した数字が出しやすい為、事業拡大に踏み切ったという声も多数いただき、嬉しい限りですね。

フランチャイズの加盟金に関しても、なるべく経営の負担にならないよう分割でいただいており、その点も感謝されることが多いです。

加盟店が1億を目指せる事業に。

ーーかなり順調に進んでいますね。課題点などはありますか?

加盟店が増えるペースが速くて、自社のスケールアップが間に合ってないというのが一つ。毎月1400人ほどの求職者を紹介しており、全員の進捗を追い続ける必要があります。好評ゆえにシンプルな人員不足に陥っていますね(笑)。この点は、Salesforceなどのシステムを導入し、自動化させたいなと考えています。

また、採用を強化して自社メンバーを増やし、ゆくゆくは加盟店のサポート専属部署なども作っていけたらなと考えています。そして、加盟店の数も、クオリティを落とさないよう、バランスを見て増やしていければと。

ーー今後の新しい戦略はありますか?

現状、加盟店の負担を限りなく減らす為に無料枠での母集団形成をしていますが、今後は有料枠の提案も進めていく予定です。加盟店が大規模な事業を目指している場合、無料枠ではどうしても限界があるので、希望する加盟店には売り上げが安定したタイミングで、残った利益で有料枠を使い、採用枠を一気に拡大する提案をさせていただこうと思っています。毎月1000件の獲得ができれば、この事業だけで売上は1億ぐらいを目指せるかと。

今後も人材紹介業の企業を助けながら、より日本の人材不足に一石を投じられる企業を目指してゆきます。

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