Remindが定期開催している、研修や交流の場「AND RemiX」。第2回では、全社員を対象に、「気づき」をテーマとした研修を実施しました。
ここでは企画者の古村さんと、発表者として大きく貢献した松本さんに、プロジェクトやメンバーの進化について話してもらいました!
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古村航/ HR事業部・採用担当
2020年株式会社Remindへ入社。腰掛けのつもりの営業から一転、新人トップセールスを記録し、今はキャリアアドバイザー兼、採用担当。Remindの採用・教育に欠かせない人材。オーストラリアで出会った多くの人や経験から、強いマインドセットを身につけて事業展開を支えている。
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松本大輝 / 人材紹介FC事業部RM(リレーションシップマネージャー)担当
2023年8月、株式会社Remindへ入社。人材業界未経験からわずか1年半で人材FC事業部の管理職に抜擢。「人に良い影響を与え、誰かの人生を豊かにしたい」という想いを持ち、RMとして紹介先企業・求職者・社員の3方面から事業を支えている。
MVVの体現を目指した「AND RemiX」2nd
ーー第1回から約1〜2カ月後の、AND RemiXの第2回開催、スピード感がありますね。どんな進化を意識されたのでしょうか?
古村:初回は参加者を営業メンバーに限定し、「主役の体現」と「言語化」がメインテーマでした。今回は全社員対象の「研修」として位置づけを明確にし、メンバー全員が会場を出た瞬間から、MVVの実現に向けて行動できるような設計を意識しています。
そして、MVVの実現には、組織を牽引する中間管理職クラスの成長が欠かせません。目的意識を高めるため、冒頭では現状の課題やゴールをしっかり示すことから始めています。
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ーー前半の自己紹介パートは、初回に引き続き、主役の体現・言語化が目的だったと思います。松本さんはベストスピーカーに選出されましたが、どんな想いで臨まれたのでしょう?
松本:正直、ほんまに選ばれるとは思っていなくて。他のメンバーが面白い発表をする中、自分は「本当の自分を知ってもらう」ことだけに集中しました。結果的に、スライドの進行を忘れるほど夢中になって話していましたね。
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古村:どのメンバーも発表のクオリティが高かったですよね。笑いを織り交ぜるメンバーも多かったですが、松本さんは違いました。本気の熱量で、自分の思いを伝えることに徹していたんです。
だからこそ、アンケートでも「熱量が伝わってきた」「人生をさらけ出した姿が印象的」「会社への誠意を周囲に伝播させていた」など、絶賛の声が生まれたのだと思います。正直、ベストスピーカーの投票結果はダントツでした。
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「気づき」こそが、成長の鍵となる
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ーー今回のテーマ、「気づき」について、「経験は必要条件。成長の十分条件ではない」という表現が特に印象的でした。発表のメッセージはどのように考えたのでしょうか?
古村:もともと、思考整理が好きなんです。読書している時に「この言葉ならメンバーに伝わりそう」と感じた表現を参考にしたところもあります。
今回のAND RemiXの目的は、「気づきの本質を理解し、会場を出た瞬間、BE(在り方)に変化を起こす」こと。どれだけ良い行動をしても、必ずしも良い結果が生まれるわけではありません。Have(結果)に向かうためには、Be(在り方)を見つめ直し、Do(行動)を引き起こす必要がある。
ーーまずは、周囲にアンテナを張ったり、出来事などを深く考察したりすることで得られる「気づき」というBe(在り方)が必要なのですね。
古村:ただし、気づきを得るだけでは意味がない。経験から気づき、学び、行動の変化が生まれることでようやく成長できる。この一連の流れを理解してもらいたかったんです。行動指針にある「昨日の自分に勝つ」の本質も、単に「やった」で終わるのではなく、何を学んで、明日の行動をどう変えるか?にあります。
ーーその後、3名が「気づき」について発表されました。ここにはどのような狙いがあったのでしょうか?
古村:気づきの重要性を、具体的な話からさらに理解してもらう狙いがありました。発表者の一人、花原さんは2025年6月に入社したばかり。前職では営業から営業推進部へキャリアアップした経験の持ち主です。
松本:入社後わずか数カ月であれだけの言語化ができるのは本当にすごいですよね。会社の状況を把握し、必要な情報を的確にアウトプットする姿勢は、メンバーが「気づき」について理解を深める大きな助けになったと思います。
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古村:黒土と稲田は、営業力で周囲を引っ張る存在です。彼らが成長することが、Remindの成長に直結するため、最近は意図的にインプット・アウトプットの機会を増やしている。今回はその一環として、彼らにも発表の場を設けました。
現場レベルで、MVVを浸透させる
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ーー最後は、MVVについて理解を深める時間がありました。この役割を、以前は経営陣が担っていたところから、松本さんにバトンタッチされた背景を教えてください。
古村:MVVはメンバー全員が知ってはいるものの、言葉の本質や意図まで正しく伝わっているのか、不安がありました。そこで、現場のメンバーを率いる人材FC事業部のトップ・松本が語るからこそ、よりリアルに響くと考えたんです。同時に、松本にリーダーとしてさらに存在感を発揮してほしいという期待も込めました。
松本:今回の発表に向けて自分は、社内の共通言語を揃えることを意識しました。
そのために、毎朝早めに出社して、企画担当の安久津さんと古村さんと準備を進めて。あれは本当に泥臭かったですね!古村さんからは過去の知見を、安久津さんからは解釈のズレがないかチェックしてもらいながら、内容を練り上げました。本当に助かりました!
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ーー今回の経験を通じて、ご自身にはどんな変化がありましたか?
松本:何より「責任感」が芽生えました。2024年までは完全に傍観者で、社内の課題も「自分ごと化」できていませんでした。2025年に入って意識が変わり、行動も変わったタイミングで、今回の発表の場をいただいて。
実施した感想としては、やりがいを感じる一方で、正直悔しさもありました。もっと伝えられたはずなのに、スライドを置き去りにして話しすぎてしまった。熱意で突っ走ってしまったんですよね。
ただ、発表や準備を経て、MVVへの理解は格段に深まりました。次の機会があれば、もっと納得のいく発表ができるはずです!そして、今回の内容を普段からメンバーに話すことで、日常業務にも「Be」の部分が根付いていくのではないか。そんな期待感もあります。
メンバー全員で成長し、幸せになりたい
ーーAND RemiXの影響は、他のメンバーにも波及していますか?
古村:特にインターン生の変化が顕著ですね。3名ほどが「プレゼンをしたい」と立候補してくれたので、学生団体に向けて発表する機会を設けることになりました。
松本:人材FC事業部では、渡部の成長が目覚ましいですね。以前は自分の業務に集中していましたが、今では周囲を意識した行動ができるようになっています。フランチャイズ加盟店様に対する発言や行動にも、その変化が表れはじめたところです。
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ーー最後に求職者の方々に、AND RemiXで見えたRemindの魅力やメッセージをお願いします。
松本:第二創業期に差し掛かったRemindには、「ここで何を得て、どう成長したいか」を明確に描き、その実現に向かっていける環境があります。単なる“働く場所”ではなく、個人の成長がチームや会社全体へ波及していく。その手応えを実感できるのが、Remindです!
古村:AND RemiXに限らず、Remindの日常の仕事そのものが、価値観や認識を変える体験になります。ここでの仕事は、ただの作業では終わらない。自分の成長が、そのまま人生を豊かにするものだと実感できるんです。
誰しも、心から幸せになりたいですよね。そのために、学び、経験し、意識を変え、行動を変えていく。そこで得た気づきを周囲と共有し、みんなで幸せな環境を作っていけるように。新しく入社される方とも、喜びや成長を分かち合っていきたいですね。