「暮らしの最適化の追求」を掲げるUnitoは、2025年2月25日に事業開始から5年目を迎えました。住んだ日数分の家賃システム「リレント」のビジネスモデルで、新しい暮らしを創る「Living Tech Company」として挑戦を続けています。
改めて、各部長にチームのカルチャー・ビジョン・取り組みをインタビュー!この記事をきっかけに、Unitoに興味を持っていただけたら嬉しいです。
~今回の部長紹介~
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Unito レジデンス事業部 部長 | 河内広人
1996年生まれ。新卒で企業のメンタルヘルス対策・人事領域の支援業務に従事、法人営業を経験。2023年にUnitoに入社し、直営物件の開業プロジェクトマネジメントおよび既存ホストの営業窓口を担当。2024年にプロジェクト開発部部長、2025年に民泊オペレーションを担当するレジデンス事業部部長に就任。
事業部の担う業務内容は?
まず、レジデンス事業部はクリーニング(CL)、ゲストサポート(GS)、ビルディングマネジメント(BM)の3チームで構成されています。
ーCLチームの役割は?
CLチームのミッションは、「物件の清掃品質を高水準で安定させること」です。 「清掃が隅々まで行き届いている」ことは、お客様にとっては当たり前のスタンダードです。だからこそ、しっかりとしたマネジメントスキルが求められます。
現在チームは役割によって「運営」と「開業」の2つに分かれて活動しています。
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①運営チーム
Unitoが運営する物件清掃のマネジメントを担います。主に清掃事業の企業ではなく、個人清掃員の方への指示出しや、クオリティの管理です。
個人清掃員の方々のアサイン状況を確認し、ゲストから頂いたフィードバックや破損報告をスピーディーに処理する。このサイクルを回し続けることで、宿泊施設としての清掃面でのクオリティを日々維持しています。
運営チームの業務はリモートが中心ですが、緊急時や高度な判断が必要な場合には、メンバー自ら現地へ駆けつける「現場主義」な一面も持っています。
②開業チーム
物件の急増に伴い新設された、開業準備に特化したチームです。新しい物件が動き出すための「清掃の動線」を一から引き直します。
開業物件のゴミ回収手配やリネンサプライの委託手配、当社システムへの物件登録、さらには新規エリアでの清掃員採用まで。物件ごとに異なる特性を見極め、最適なオペレーションを構築する、いわば「仕組みづくりの専門家」です。
20室規模の大型案件にも対応できるよう、現在まさに体制を強化している最中。未開の地を切り拓くような面白さと責任感を併せ持つ重要なチームです。
ーGSチームの役割は?
GSについては、マネージャーやメンバーのインタビューもお読みいただきたいです。
・GSマネージャーのインタビュー
Unitoの運営物件は2種類に分かれていて、フロントスタッフがいるホテル物件(ホテル部門)と、そのポジションを設けず、無人で運営をしている民泊物件(レジデンス部門)があります。GSチームは後者の、レジデンス部門の宿泊施設に滞在するゲストの対応を行っています。
レジデンス部門チームでは、リーダーとして12〜13人のチームが交代しています。マネージャーは24時間体制でゲスト対応ができるように、シフト作成や業務改善を通じてマネジメントを行っています。
ーBMチームの役割は?
BMチームのミッションは、物件のコンディションを最適化し、事業リスクを最小化することです。
タスクフォームから上がってくる現場情報を解析し、「即座に対応すべきトラブル」か「計画的に修繕すべき事案」かを判断します。必要に応じて専門業者に連絡するなど、スピーディーな復旧を目指します。また、エレベーターや消防点検といった法定点検のスケジュール管理も担当しています。オーナー様へ物件状況を正確にレポートするなど、そういった業務を通じて建物を守る役割を担っています。
ーレジデンス事業部のミッションは?
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「Unitoの売上や収益目標を、現場オペレーションから達成する」というのが、レジデンス事業部のミッションです。プロジェクト開発チームが開業まで準備を進めた物件を受け取り、グロース戦略部が決めた販売価格・在庫の方針に沿って運用し、私たちは毎日ゲストが期待する品質を確実に提供する。その全てが利益に直結していると思っています。
ただ、民泊・マンスリー・法人利用など、多様な流入経路が混在する構造なので、仕組みやルールにより現場が混乱しないようなブラッシュアップは必要だと感じています。いまは仕組みの最適化がレジデンス事業部の課題です。
ーレジデンス事業部のやりがいや魅力は?
「仕組みづくりを楽しめるかどうか」 だと思います。現在、レジデンス事業部は約600室を運営しており、清掃関係者を含めると取引先は何十にも及びます。ひとりの担当者がどれだけ努力しても、仕組みそのものが機能していなければ運用は持続しません。
物件数、運用方法が異なる物件が増えたりすると、当然トラブルが発生します。その際に必要なのは、個別に対応することではなく、同じ問題を繰り返さないための仕組みをつくり、改善を積み重ねていくことです。
そして、自分が作った仕組みが500〜600室すべてに適用され、それがうまく回った瞬間は気持ちいいだろうなと。
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それにはまず半年後に物件数がどう増えるかを前提に、逆算して人員配置や業務設計を考える必要があります。例えば、600室が1200室になると仮定すれば、今と同じ運用体制では当然立ち行きません。必要な人数、業務にかかる工数、求められる仕組み—それらをすべて未来から逆算して設計していくことになります。
急拡大している組織だからこそ、“今の姿”と“半年後の姿”のギャップが大きい。なのでそのギャップを埋めるために組織や仕組みを作り続けることが、レジデンス事業部ならではの大きな成長機会だと感じています。
ー各チームの雰囲気は?
事業部全体の雰囲気としては、自分のライフスタイルを大切にしているメンバーが多いと思います。フルリモートで、実際にはほとんど会ったことがないメンバー同士もいますが、それでも雑談になると不思議と盛り上がる。お互いをリスペクトしつつ、自分の人生も大切にする、そういう価値観が共通している印象です。
普段は皆、真剣に業務に向き合っていますが、ふとした瞬間にゲストさんからいただいた嬉しいコメントや、仲間とのちょっとした面白い出来事が Slack に投稿されると、一気にスタンプが飛んだりして温度が上がる。皆さん、ラフなコミュニケーションが好きなのだな、と感じます。
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チームごとに大きなカラーの違いがあるわけではなく、GS・CL・BMいずれも、ライフスタイルを大切にしながらフレキシブルに働きたいのは共通しているように思います。採用においても、Unitoのスタイルに合うかをしっかり考えて選んでいることもあって、優秀で自律的に動けるメンバーが多いという印象です。
ーどんなスキルが必要?
日々清掃や、あるいは開業チームからのタスクが回ってくる中で、「このままの仕組みでやっていくとうまくいかないな」という点をどんどん改善できる人でしょうか。
そのために必要なスキルは、起こっている事象を「課題」と捉え、その課題を解決するための施策立案ができ、さらに立案したものを形にできる、つまりアウトプットできる能力です。
また、CLチームは10名ほど所属しています。CLチームだけで改善が進むことはあまりないので、GSやBMなど他チームとうまくやり取りし、円滑にコミュニケーションを取れる能力も必要です。
ー関係者が多いからこそ「やり切る」こと自体難しいということですね
そうですね。「いい意味で敵を作らずに仕事をする」というのは非常に大事だと思います。GSもBMも同様です。
ー現状の課題は?
構造的な話ですが、改善にフルコミットできるリソースが足りていないことです。日々現場で起きるトラブルへの即応や、新たな物件開業。それらに全力で向き合う中で、本来もっと向き合いたい「仕組みのアップデート」にまで、十分に手を広げきれていないのが実情です。
現在はマネージャー陣が複数の役割を兼任し、現場の最前線に立っています。しかし、組織が次のフェーズへ進むためには、各領域に専任のリーダーを配置し、腰を据えて「オペレーションの最適化」を追求できる体制を整えることが急務です。
「自分の手で組織を強くしていきたい。」そんな挑戦に興味のある仲間と一緒に、この土台を創り上げていきたいと考えています。
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ー今後の目標は?
目標はやはり「組織を強くすること」です。強くするというのは、採用を行い、常に運営の業務フローを改善し続けながら「もっとこうしたら、こうできたらいいのにな」という部分に対応するための、組織としての強さです。
私たちの役割は、清掃や管理のオペレーションを回し、発生した課題を一つずつ改善していくという非常にシンプルなものです。一方で、物件数が急増する今、オーナー様やゲストの期待を超えるレスポンスを返し続けるためには、常に業務フローを進化させなければなりません。
採用を通じて体制を強化し、現場の「もっと良くできる」という気づきを仕組みへと昇華させる。そんな改善のサイクルを高速で回せる土台を作ることで、Unitoの成長を支える盤石なチームを目指していきます。
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