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【営業を面白くしたい】1800名の営業のキャリア支援に関わったイノセル社長にインタビュー

イノセルは、営業はつまらないというイメージから営業は面白いイメージに変える、営業に革命を起こすというイノベーションセールスの頭文字をとって2017年に設立しました。

今回は、イノセルの代表内野に、創業秘話、今後の展望についてお聞きしてみました!
イノセル社長のYouTubeもやってます!



▼プロフィール
内野 久(Hisashi Uchino)/ イノセル 株式会社 代表取締役
卒業を機に東京へ上京。出版社へ就職したものの倒産。英会話教材の会社にて圧倒的な営業成績を残しアルバイトから正社員へ。営業を極めるためリクルート系の広告代理店に転職、その後、ジェイックにて31歳で執行役員を務め、40歳で独立。
国家資格キャリアコンサルタント / 1500社1800名の営業 × 転職支援

31歳で執行役員、会社を創業なんて聞くとすごく順風満帆に聞こえるのですが、どんな形でキャリアを積まれたのですか?

エリート街道から逸れ、紆余曲折したサラリーマン時代


内野:両親が教育者だったため、子供の頃から優等生。成績もよくリーダーシップを発揮していました。
(やっぱりそうですよねー・・・)

でも・・・(!?)
実は地元でもヤンキー校と言われるような中学に入学をして、友達とつるんでいるのが楽しくて瞬く間にエリート街道から逸れてしまったんです。
その頃兄は、慶應大学を卒業して大手コンサルティング会社に入社した頃で、家庭内も空気があまり良くなく、居場所がなくなっていました。

そういったこともあり、意を決して東京に上京することを決め出版社に就職したのですが、入社してわずか6か月で倒産。

急な倒産だったので、すぐに正社員での就職先を見つけられず、たまたま見つけた英会話教材の営業のアルバイトをはじめました。それが私が営業と出会ったきっかけです。

入社してすぐに営業成績も上がり、周りからも 褒められて、自分でも営業が得意なんだと思っていました。アルバイト1年で社員登用され、さらに頑張ろうと思っていた矢先、気合が入った結果、型に力が入り、どんなに頑張っても成績が伸びないというスランプの状態に陥りました。

高額商材・・・
営業スタイルは同じリストに電話営業・・・
クレームの嵐・・・

会社に行くのも、営業先に行くのも苦悩な日々で「自分が悪いのではない。会社や商品が悪いんだ」と思っていました。

そんなスランプ状態の時に、1人の営業未経験の女性が入社しました。
「きっと売れっこない、すぐ諦めてしまうだろう」
そう思っていた彼女。しかし彼女は入社間も無く、自分の5倍もの成績を出し、圧倒的な敗北を味わいましたね。

またしても自分の " 居場所 " がなくなりました。

ただその時の決断が自分を救ったと思います。
「会社や商品が悪いんじゃない。自分に営業力がないんだ。」
「もっと営業を極めないといけない、営業をもっと知りたい。」と。


そう決めたのであれば、あとは行動するしかない!と思い、当時から営業の強かったリクルート系の営業会社に転職しました。

短期間で本も読みまくり、できる営業マンに話も聞き、なんとか " 営業成績もそこそこ出せる営業マン " になれました。しかし周りは自分よりも受注単価が高く、悔しかった・・・

当時の上司に相談し、営業スタイルを変更することを決意し毎日ロープレを行いましたが、営業成績は3ヶ月連続0。「ブレずに継続すること!そうしたら必ず成功する」上司から励ましをもらう日々を重ねた結果、どんどん受注単価を伸ばし、MVPやお客様に圧倒的な成果をもたらした1500人中5名しか受賞できないベストプラクティス彰などを受賞できました。リピートや紹介での受注が当たり前になり、 " 売れる営業マン "の仲間入りができた気がします。
(ここでやっと紆余曲折した日々から抜け出すことができました)

それでもまだ、自分の中では「リクルートという看板があるから。商品が良いから」という気持ちがあり、純粋に営業力を試したいと一念発起。

営業に特化した人材紹介事業のキャリアコンサルタント兼務リクルーターとして、当時まだ上場していなかったジェイックに入社しました。売れ続ける営業マンの育成を行い、社内MVPの受賞など評価され、31才に執行役員として就任しました。

たくさんの苦悩と努力を経て、今のイノセルを設立したのですね!
売れ続ける営業マン・・・気になる方はこちらをチェックしてみてください!
ところで執行役員となれば、実際そのままでもよかったはずですが、なぜ企業という選択肢を選んだのでしょうか。

営業のつまらないイメージを面白くする革命を起こす


内野:営業という仕事は、価値を提供し対価をいただき喜んでいただく尊い仕事です。
営業を通じて、自分よりも偉大な方と出会い、日々自分が成長できる仕事です。
そして、自分との闘いを強いられる中で、それを乗り越えると大きく成長できる仕事でもあります。

一方、最近では、営業を避ける人たちが増え、多くの企業が営業職を採用したいのに、人材難。
前職で若い方の就職、転職を支援していた際、営業職は最終手段・・・という方達を多くみてきました。理由を聞くと「辛そうだから。大変そうだから。」と。

しかし、私は身を持ってプロフェッショナルな営業マンがどれほど魅力的な人たちかを知っています。
多くの成功している経営者は圧倒的な営業能力の持ち主であること、営業を通じて、出世し、幸せをつかんだ人たちです。

そして、私も営業職に携わったことで、人生が大きく変わりました。

私はそんな営業の面白さをもっと広めたい。
そう思い2017年12月に営業を面白くするために『営業に革命を起こす = Innovation Sales』
の頭文字をとったイノセルを創業しました。

確かに営業ができる人はとても魅力的ですよね!
(内野さんもすごいパッションの持ち主だし・・・)
ところで営業に革命を起こすために何をやっているのですか?

顧客から喜ばれ成果を出し、営業を面白い!という人材で世の中を溢れさせる




内野:何千人もの営業マンの育成を行い " 売れ続ける営業マンの共通点 " がわかってきました。

営業が面白くなるには、まず「自分とマッチした職場との出会い」が大切です。
なので、私たちは営業職に特化した採用支援、転職支援事業を行っています。ただ、それだけでは個人も会社も成長できないので、求職者向けに「売れる原則を知り、実践する知恵」の伝授、つまり、育成のコンテンツ開発・提供、また、企業向けに、「時代に適合したマーケティングや組織運営」の支援をしています。

営業が楽しい!という世界を作るために、個人も企業もサポートしているんですね!
今後の展望を教えてください!

営業職特化型の副業プラットフォーム

内野:働き方改革が推進される今、副業を許可している企業も多く、また個人で副業をされている方も増えてきています。
しかし営業職の方は、副業しにくい職種を思いがちです。
実はそんなことはなく、自分のスキルの棚卸し、強みをしっかり活かすことができれば、むしろ副業しやすい職種でもあるのです。

自分の市場価値を高めながら、さらに収入も増える。

私たちは今、新規事業として営業職特化型の副業プラットフォームの運営を考えています。

初期フェーズのため、まだ詳しくお話はできませんが、「営業 × 副業」さらには一緒にプラットフォーム作りに関わる仲間を探しています。
何より営業職に従事している人の未来を変えていける、仕事でもあります。

営業職をもっと面白く

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