こんにちは!井之頭学園の採用担当です。
本日は、井之頭学園の英語教育について詳しくお話しします。
・英語教育をアップデートする背景
・具体的な取り組み
についてお話しして参りますので、「新しい英語教育に携わりたい方」や「生徒の将来を見据えた教育に興味のある方」はぜひ最後までご覧ください。
ー 英語教育をアップデートしようとした背景
井之頭学園では「豊かに生き抜く力を育む」という想いから英語教育をアップデートをしています。
12歳で入学した生徒たちのキャリアに向き合った時、20年後、30年後も、まだまだバリバリ働いているでしょう。はたして20年後は、日本人だけのコミュニティで形成される環境でしょうか。世界をステージに働いてほしいとも考えています。
実際、現在の日本企業もブレークスルーを果たすために「越境」が重要視され、世界への壁を超えていくことが成長戦略となっています。そうなった時に、「英語」と「デジタル」が共通言語となってくるであろう次世代において、生徒のキャリアを考えると、英語を共通言語として話せることを当たり前にしたいと考えています。
- 交換留学制度・オンライン留学
- 校費留学制度
- インターナショナルコース開設準備室の設置
ー 交換留学制度・オンライン留学
井之頭学園は、インドネシアにある マラナタ基督大学(Maranatha Christian University) と提携(MoA)を結びました。マラナタ大学は、インドネシアのバンドン市に位置しており、医学部・歯学部をはじめ、工学・経済・芸術などを擁する人気の高い総合大学です。
芸術・アートの街と呼ばれるバンドンの学生との異文化交流や異文化理解は、教養だけでなく、そこに根付くカルチャーも含めた学びになると考えています。
現在進んでいる取り組みとしては以下の通りです。
- 交換留学生制度・オンライン留学の仕組みを今年度から実施
- 今年の9月にはマラナタ大学から 2名の学生が日本へ来校予定
- 同時期にオンライン留学プログラムもスタート予定
- 来年3月には、本校生徒の校費留学を実施予定
さらに、今後は東南アジアで あと1〜2校の大学と提携を予定しています。
急成長する国々との交流を通じて、GDP成長国でのリアルな異文化体験を積むことができるのが大きな特徴ですね。
ー 成績優秀者の校費語学留学制度
分かりやすく言うと、特待生制度ですね。具体的には、成績上位10%の学生が無料でアジアイノベーション大学に留学できる制度です。生徒たちには、これを目標にして勉強して欲しいですし、広報面では「井之頭学園に入学したい」というきっかけになればと考えています。
例えば、英語を話したいという気持ちがあっても、経済的な事情で留学を諦めるのではなく、努力すれば実現できるという可能性を感じてもらいたいんです。この制度を通じて、自分の可能性を信じてほしいという願いを込めています。
ーCLIL(インターナショナルコース)
▍オールイングリッシュ授業
井之頭学園では、中学校からオールイングリッシュ授業を取り入れようとしています。
中学校教育からオールイングリッシュ授業を取り入れることで、急に高校で“始めるよりもスムーズに英語での学習に移行できます。
オールイングリッシュ授業を取り入れることで、英語が共通言語として身についている状態が理想ですね。
▍ファシリテーション実践的授業
井之頭学園では、現在も、毎朝日直の生徒が1分間英語でスピーチを行い、プレゼンテーション能力を高める取り組みをしています。
しかし、ファシリテーションはこれを一歩進化させる必要があると考えていて。ファシリテーターの役割は、参加者全員を巻き込みながら情報を整理し、理解を深め、大事なポイントを引き出し、最終的に合意形成に導くことです。ファシリテーションを実践して
自分の意見だけでなく、チームの集合知を活用することが大事だと考えています。
個人で生きるのではなく、さまざまな人の情報を集約して一つの知識にすることで、限界を超える練習のようなイメージですね。
最後までご覧いただきありがとうございます!井之頭学園では、このように様々な制度やカリキュラムを取り入れ、英語教育をアップデートすることに力を入れています。
今回の記事を見て、ご興味を寄せてくれた方からのご応募お待ちしております。
ー今後の展望
2027年・2029年に新校舎が完成すると、最新のICT環境と国際教育の融合がさらに加速します。
生徒たちにとって「世界に飛び出すのが当たり前」の学び舎へ。
先生方にとっても、グローバルな教育実践を最前線で体験できる環境です。