こんにちは!井之頭学園の採用担当です。
本日は、井之頭学園の英語教育について詳しくお話しします。
・英語教育をアップデートする背景
・具体的な取り組み
についてお話しして参りますので、「新しい英語教育に携わりたい方」や「生徒の将来を見据えた教育に興味のある方」はぜひ最後までご覧ください。
ー 英語教育をアップデートしようとした背景
井之頭学園では「生徒たちに社会で戦える人になってほしい」という想いから英語教育のアップデートを考えています。
12歳で井之頭学園に入学した生徒たちのキャリアに真剣に向き合った時、新卒として社会に出るまでに10年、20年後には、まだ32歳とバリバリ働いている年代になります。
しかし、生徒たちが社会で活躍する20年後の世界は、日本人同士だけのコミュニティで形成されるものではないと思います。
実際、現在の日本企業もブレークスルーを果たすために「越境」が重要視され、世界への壁を超えていくことが成長の鍵となっています。そうなった時に、「英語」と「デジタル」が共通言語となってくるであろう次世代において、生徒のキャリアを考えると、日本語のように英語を話せることが重要になるでしょう。
このような背景から、井之頭学園では、社会で活躍するための手段として、未来を楽しむ手段として今後必須になる英語教育をアップデートしようとしています。
- 留学withキリロム工科大学
- 校費特待生留学制度
- CLIL(インターナショナルコース)
ー 留学withキリロム工科大学
キリロム工科大学は、日本人が英語力やテクノロジーを身につけ、世界の大手企業で活躍できるようにすること、世界へのゲートウェイを目的としてカンボジアのリゾート地に設立された大学です。井之頭学園は、そのキリロム工科大学と2025年にMOU(※1)を結び、異文化交流、英語教育を強化する予定です。
具体的には、2024年度中に、オンラインで現地の学生と井之頭学園の生徒を繋ぎ、英語の授業時間に英語でコミュニケーションを行うことが決まっています。まだ検討中ですが、教員や学生の交換留学の案も出ています。
井之頭学園の目的としては、まずは「もっと英語を話せるようになりたい」と思ってもらいたい。リアルなコミュニケーションを通じて「もっと英語力があれば、もっと仲良くなれたのに」という体験をしてほしいと考えています。
MOU(※1):覚書のこと。法的拘束力はないが、二者以上が合意した内容や基本的な枠組みを文書にまとめたもの。将来的な正式契約や協力関係に向けての共通理解を確認するために用いられる。
ー 成績優秀者の校費語学留学制度
分かりやすく言うと、特待生制度ですね。具体的には、成績上位10%の学生が無料でキリロム工科大学に留学できる制度です。生徒たちには、これを目標にして勉強して欲しいですし、広報面では「井之頭学園に入学したい」というきっかけになればと考えています。
例えば、英語を話したいという気持ちがあっても、経済的な事情で留学を諦めるのではなく、努力すれば実現できるという可能性を感じてもらいたいんです。この制度を通じて、自分の可能性を信じてほしいという願いを込めています。
ーCLIL(インターナショナルコース)
▍オールイングリッシュ授業
井之頭学園では、中学校からオールイングリッシュ授業を取り入れようとしています。
中学校教育からオールイングリッシュ授業を取り入れることで、急に高校で“始めるよりもスムーズに英語での学習に移行できます。
オールイングリッシュ授業を取り入れることで、英語が共通言語として身についている状態が理想ですね。
▍ファシリテーション実践的授業
井之頭学園では、現在も、毎朝日直の生徒が1分間英語でスピーチを行い、プレゼンテーション能力を高める取り組みをしています。
しかし、ファシリテーションはこれを一歩進化させる必要があると考えていて。ファシリテーターの役割は、参加者全員を巻き込みながら情報を整理し、理解を深め、大事なポイントを引き出し、最終的に合意形成に導くことです。ファシリテーションを実践して
自分の意見だけでなく、チームの集合知を活用することが大事だと考えています。
個人で生きるのではなく、さまざまな人の情報を集約して一つの知識にすることで、限界を超える練習のようなイメージですね。
最後までご覧いただきありがとうございます!井之頭学園では、このように様々な制度やカリキュラムを取り入れ、英語教育をアップデートすることに力を入れています。
今回の記事を見て、ご興味を寄せてくれた方からのご応募お待ちしております。