こんにちは!ワミィの石川です。
求職者に自社を紹介するための会社説明資料である採用ピッチ資料は、現在、職種を問わず多くの企業で作成されています。エンジニア職においても例外ではなく、数多くの企業がこの資料を作成しています。
ワミィではエンジニア採用コンサルティング/RPO(採用代行)を軸にサービスを展開していますが、エンジニア採用ピッチ資料の作成も得意としており、幅広い企業様への実績があります。
今回は多くの採用ピッチ資料を作成してきた当社が、エンジニア採用ピッチ資料に掲載しておきたい項目についてお話します。
エンジニア採用ピッチ資料に記載すべき項目
次の項目は、エンジニア採用企業が資料で記載しておきたい項目です。
これらの他に、自社独自のサービスや研修制度など魅力訴求できるものがあれば具体的に記載します。
会社情報:会社概要/沿革/代表メッセージ/経営理念/組織体制
事業紹介:事業説明/事例紹介/サービス紹介/自社の強み
社員紹介:働く社員の特徴/社員紹介(1~2名)/1日のスケジュール
開発体制:開発プロセス/技術スタック
育成:研修体制/評価制度
職場紹介:データ(社員構成など)紹介/福利厚生/社内風景
採用情報:求める人物像/募集要項/選考フロー
特に記載しておきたい項目は「開発体制」
エンジニア採用のための資料で特に入れておきたい項目としては、「開発体制」です。
企業が開発で大切にしている点や開発モデル、開発環境など、エンジニア求職者が知っておきたい情報を盛り込みます。
エンジニアのスキル向上を支援するため、基本情報技術者試験などの資格受験費用補助や研修・セミナーへの参加推奨などの教育制度があれば、その点も強調しておきましょう。
入社後のイメージを想起できるか?
採用ピッチ資料は情報量が多いため、なるべく多くの候補者に見てもらうことが重要です。
そのため、資料作成で大切なのは「入社後のイメージを描けるか?」という点だと考えます。
より具体的に自社で活躍する姿を想像してもらうために、以下の項目は必ず押さえておきましょう。
社員紹介・1日のスケジュール
これはぜひ現場の社員にインタビューを行い作成してください。
出社してから午前/午後の業務の取り組み方や昼休憩の様子、定時退社後の過ごし方や繁忙期について話を聞いてみましょう。
新卒採用向けのピッチ資料では、入社3~4年の社員や少し離れた30代前半の中堅社員など、学生が自分のキャリアを思い描きやすくなるような社員をピックアップしてみてください。
中途採用向けでは、ターゲットとなる職種/年代で活躍中の社員や、自社のメイン事業に深く携わっている社員など、どのような層を採用したいかという軸で選定するのがよいでしょう。
写真の活用
どの項目においても社内の雰囲気がわかる写真を掲載することもポイントです。
写真掲載によって入社後に自分がどのように貢献できるか、具体的なイメージを持ちやすくなります。
業務中の写真だけでなく、社外イベントなどの写真もあると良いでしょう。
なるべくフリー素材の人物写真は避け、社員の姿がわかる写真を撮影してください。
まとめ
エンジニア採用ピッチ資料は、求職者に対して自社の魅力を効果的に伝える重要なツールです。
この記事で紹介した要素をしっかりと盛り込んだ資料は、求職者に自社の魅力をダイレクトに伝え、採用活動の成功につなげるためのカギとなります。
ぜひ、これらのポイントを参考にして、魅力的な採用ピッチ資料を作成し、優秀な人材を引き寄せましょう!