【ゲームクリエイター約400人に聞いた】ゲームプレイ事情を大調査🎮 仕事との繋がりも見えてきました! | その他
こんにちは。コンフィデンス・インターワークスの陶山です。皆さんは普段どんなゲームジャンルやプラットフォームで遊んでいますか?ひとくちに「ゲーム」と言っても爽快な操作性が売りのアクションゲームや重...
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こんにちは。コンフィデンス・インターワークスの陶山です。
今回は、普段さまざまなゲーム・エンタメ会社でクリエイターとして働くコンフィデンス・インターワークス社員を対象に、ゲーム以外ではどんなエンタメコンテンツに触れているのかを調査するアンケートを実施しました!
当社社員がどんなコンテンツに触れていて、ゲーム以外からもユーザーを楽しませる知見をインプットしているのかなど、当社のクリエイターたちのことを知る一助にしていただけたらと思います。
▼前回(第6弾)の社員アンケート記事はこちら
コンフィデンス・インターワークスでは、社員の思考や傾向を知るために定期的なアンケート調査を行っています。今回は、社員アンケート第7弾として「CIW社員のおすすめエンタメコンテンツ」をテーマに行ったアンケートの結果をご紹介します。
・期間 :2024年4月11日(木)〜4月26日(金)
・対象 :コンフィデンス・インターワークス社員
・回答方法 :アンケートフォームによる回答
・回答人数 :368人
数多くの回答をいただいたのでまだまだランキングの続きはあるのですが、今回は上位10個の回答をグラフ化させていただきました!
1番回答が多かったのはアニメで、どんなジャンルが好きかの設問ではファンタジー・アクション・ミステリー・日常系など多様な回答が集まりました。
のちほどご紹介しますが、IPコラボなどでゲーム業界と関わることも多いコンテンツのためそういった意味でも最新情報を追っているという声も見受けられました。
2位は、1位とは3%差で動画・配信がランクイン。
そのなかでも票が集まったのはゲームに関わる配信(実況や解説・考察)で、さすがゲーム開発現場で働くクリエイターの皆さん、といった結果になりました。
他にもお笑い・美容・料理・旅行・歴史などジャンルの幅は広く、なかには自分で配信をするといったインプットだけでなくアウトプットをするメンバーも!
3位から6位はその差2%ほどの僅差が続きます。
漫画もアニメと同じくファンタジーやアクションなどさまざまなジャンルの回答がありましたが、傾向としてはバトル/アクション系などの少年漫画をよく読むといった声が多くありました。
VTuberはにじさんじ・ホロライブなどグループや事務所単位で追いかけているといった方やそのなかでも特定のVTuber個人を推しているという方、TRPG配信など好きな配信内容を挙げてくれる方など楽しみ方も人それぞれであることが窺い知れます。
映画の回答で特徴的だったのが圧倒的洋画派の多さでした!
アニメや漫画では少しずつ集まっていたSFという回答が映画のなかでは2番目に多い回答となっており、媒体によって好きなジャンルに特徴が出ることも面白い点ですね。
音楽ジャンルを回答したなかではロックミュージックの得票率が高い傾向にありました。
他にはJ-POP・K-POP・HIPHOP・ヘヴィメタル・クラシック・インスト・ラテンなどの民族音楽といった回答が集まり、DTMで自ら作曲をしているという方もいました。
なお、11位以降の回答については、ドラマ・バラエティ番組を観る/お笑いや演劇を観るといった回答や、テーマパークに通う/キャンプや旅行に行くなどアクティブなものもありました。
先ほどの設問ではCIW社員たちがどのようなエンタメコンテンツに触れているかをご紹介しましたが、次にそれらのエンタメコンテンツを”どの立場から”楽しむことが多いかを調査しました!
普段はゲーム開発現場で作り手として仕事をしている皆さんですが、結果として約77%の人が「観る・聴く・体験する・利用する側」と普段とは違う立場からもエンタメに触れているという回答になりました。
約15%のメンバーは「どちらからも楽しむ」、約6%のメンバーは「作り手・プレイヤー・提供する側」と仕事以外の時間でもエンタメ作りに熱中しているという結果も。
観る側にも作る側にも、それぞれ楽しむ気持ちを持って立つことができるのは普段の仕事をするうえでも大切になってくるのかもしれませんね。
ここまでは統計的なデータでCIW社員の傾向をご紹介してきましたが、たくさんある回答のなかから数点ピックアップしてコメントのご紹介もできればと思います。
◆映画:クリストファー・ノーラン監督作品
映像技術の発達でVFXに頼る事が多い昨今の映画作品ですが、彼の作品は全てフィルムカメラで撮影されており、VFXもほぼ使用せず(バレ消しや補完程度)、なるべく実際のプロップを使用して迫力のある画作りがされています。
このシーンやカットはどう作られたんだろう、こういう映像を実現させる為にはどんなアプローチが必要なんだろうと考えさせられ、その思考とインスピレーションから良い影響を貰えます。
◆模型:
3DCGに携わる人なら実物としての立体や見え方、バランス、構造、陰影、塗装も含めた色、質感などを実感できる趣味だと思います。
もちろん完成品のフィギュアでもいいんですが、あえて無彩色のものから色も含めて仕上げることで、テクスチャの書き込みやデティールの強調方法など学べるんじゃないかと思います。
◆ラジオ:
テレビや動画では音と映像の両方から情報を得ることができますがラジオだと音しか情報が無いため、それを脳内に映像化するイメージが必要になります。これは想像力の向上に繋がるのと、朝起きた時などにラジオをつけると朝から脳が活発になりスッキリした状態で仕事に取り組めるのでオススメです。
◆YouTube:桜井政博さんのYouTubeチャンネル
ゲームプランナーだけでなく、ゲーム関係者なら全ての動画を見てほしい!プロジェクト全体の進行、ディレクションの仕事、各パートの作業内容の把握など非常に勉強になります。
◆バーチャルアイドル:
日本でも近年話題に上がっていますが、韓国では完全CGのバーチャルアイドルが活動しており音楽番組に出演することもあります。実はゲーム会社のCG技術を基に作成されているので、我々の働いている業界にも近いエンタメになります。
アイドル「MAVE:」や、その他バーチャルインフルエンサーもいるのでオススメです。
◆キャンプ:
中でも「ソロキャンプ」がオススメです。
何でも手に入る(買える)この世の中『不便さ』を感じて日頃の環境の良さを見直せたり、『孤独感』を楽しむことでチームであったり家族であったり「輪」の大切さを改めて感じたり、焚き火を見ているだけでも心が浄化される気持ちになります。初めてキャンプする人は、日帰りの「デイキャンプ」も良いと思います。
個人的にオススメな場所は、奥多摩の「氷川キャンプ場」です。新宿から電車で行けて料金も安く、焚き火無しならチェアとテーブルと水筒だけ持っていけば良いです。
他にもたくさんのオススメ回答をいただきましたが、映像・放送・配信・音楽・屋外アクティビティなどそれぞれのジャンルから少しずつ紹介させていただきました。
皆さん熱量高くオススメポイントを語ってくださり、エンタメや自分が好きな分野への造詣の深さを窺い知ることができます!
最後に、普段のゲーム作りのお仕事とゲーム以外のエンタメコンテンツとの繋がりについても伺いました!
統計的には約55%のメンバーが「ゲーム以外のエンタメコンテンツから業務への気づきやアイデアを見つけたことがある」と回答。以下で数点コメントをご紹介いたします。
◆アニメ鑑賞を趣味にしていますが、実際にそのIPのタイトルに携わる際に知っているのと知っていないでは業務のクオリティがかなり違ってくる為アニメなども含め多くのIPの理解は必須だなと思います。
◆アニメーションを担当していた際、アニメや映画の演出・リズム感が参考になりました。リファレンス元があると安心して作業できるので自分の引き出しを増やすためにも、いろんな作品を見ています。
◆スクリプトを書く上で、演劇の演出や演者の動きがとても参考になりました。
◆バドミントンをしていますが、シャトルを打つ際の身体の連動を理解する事がモーション作りに役立ちました。
◆映画やドラマで続編を出す場合にはハードルが上がり、視聴者が厳し目な見方になってしまいがちですが、どういうことをしたら喜んでもらえるかやどういうものが期待値を超えていってくれるかなどそれらを観ていると色々考えさせられるものが多々あります。
アニメIPなどコラボという形で直接関わることもあれば、制作物のクオリティアップに繋がる例、マーケティング的な視点で参考にしている例など、さまざまな形で気づきを得ているとの声があがりました。
今回はコンフィデンス・インターワークスで働くゲームクリエイターたちがゲーム以外でどんなエンタメジャンル・コンテンツに触れているかをご紹介しました。
普段からエンタメに向き合って仕事をされていることもあり、知見の広さ・深さともに幅が見られるアンケート結果となりました。あなたの好きなジャンルやコンテンツは話題に入っていましたでしょうか?
この記事を読んでCIW社員のことをより深く知っていただくとともに、同じようにエンタメ作りに熱意を持って向き合っていただけるクリエイターの皆さんに当社への興味を持っていただけたら幸いです。