正直に言うと、6年前までは大学受験のことを全然知りませんでした。
教育業界にいながら「ここが自分の弱点だな…」とずっと思っていたくらいです。
ところがある時、大学受験に関わるプロジェクトを任されることになって、一気に逃げられなくなりました。
そこからはもう猛勉強。
本を読みあさって、全国の制度や仕組みを調べて、どうやったら生徒や保護者にわかりやすく伝えられるかを、毎日考えていました。
最初はうまく話せなくて悩むことも多く、しかし、今は小学生から高校生まで、それぞれの状況に合わせてかみくだいて説明できるようになってきたかな、と。
ただの知識をそのまま伝えるのではなく、伝わらず。相手がどんな言葉を選んで話しているのか、その背景を考えながらつなげていく。
そうすると“情報”が“道しるべ”に変わっていくのを実感しています。
受験の話は、実は社会の動きや世界のニュースともリンクしています。
例えば、最近「AIを学校教育に取り入れる」というニュース。
一見すると受験とは別の話に見えますが、実は同じです。
受験でも、ただ知識を覚えるだけでは足りなくなってきています。
「AIをどう使うか」を考えるのと同じように、知識をどう活用するか、どう表現するかが問われる時代になっています。
だからこそ広い視野で学び続けながら、「一人ひとりに役立つ形」にして届けたい。
弱点だと思っていたところから始まった挑戦。
今では自分にとって一番面白く、学び続けたいテーマになっています。