こんにちは!エンジーニアス採用チームの金久保です。
「フルリモート案件って、求人サイトにいっぱい載ってるのに、なんで自分にはなかなか回ってこないんだろう…」
転職活動中のエンジニアの方から、こういった声をよく耳にします。
実際、求人を検索すると「フルリモート可」「フルリモート歓迎」の文字はあちこちで見かけますよね。
ですが、その裏側で採用担当や企業がどんなことを考えているか、本音で語られる機会はあまりありません。
そこで今回は、弊社代表・丹野が自身のYouTubeチャンネルで語った「エンジニアには伝えられないフルリモートの真実」を記事化してお届けします!
普段の面接やカジュアル面談では言えなかった本音が詰まった回です。
「フルリモート歓迎」の求人が、実はほとんど嘘という話
丹野は動画の中で、こう言い切っています。
「フルリモートを歓迎してる会社はございません」
え、嘘なんですか!?と思わず聞き返したくなりますが、答えは「嘘です」とのこと。
もちろん、フルリモートでの採用実績がゼロというわけではありません。
ただ、その可能性は非常に低いというのが実態です。
ではなぜ、各社そろって「フルリモート可」と書き続けるのか。
理由はシンプルで、”そう書かないと求人として戦えないから”です。
求人は決して安くない広告費を払って掲載するもの。
そこで最初から「うちは基本出社です」「フルリモートの可能性は低いです」と保守的に書いてしまうと、インプレッションも応募の母数もガクッと落ちてしまいます。
だからこそ、企業は「フルリモート可」という言葉を使わざるを得ないという事情があるのです。
弊社エンジーニアスも例外ではありません。
実際にフルリモートで働いている社員は、現在およそ1/3程度。
2年ほど前までは6〜7割がフルリモートでしたから、この数年で選考のハードルは確実に上がっています。
なぜ企業は「フルリモートは厳しい」と正直に言わないのか
ここで丹野が挙げていたもう一つの理由が、口コミサイトの存在です。
「入社前に聞いていた話と違った」という声が口コミサイトに書き込まれると、企業側は反論の機会もなく一方的に評判を落とすことになります。
だからこそ企業側は、応募者に対して「フルリモートは厳しいかもしれません」とはっきり言うことを避け、代わりに「うちは今フルリモートの案件が少なくて…」と、あくまで会社都合のようなオブラートに包んだ言い方を選びがちだといいます。
丹野自身は、面接やカジュアル面談で
- フルリモートの案件が以前より減っていること
- 社内のフルリモート比率が6〜7割から3〜4割まで落ちていること
といった市場データや社内実績はきちんと伝えるようにしているそうです。
ただし「あなたには無理です」と直接的に否定することはしない、というスタンスを貫いています。
理由は、それを言うメリットが会社側にほとんどないから。
仮に「難しい」と伝えた相手が別の会社でフルリモートを実現してしまえば、「あの会社は言ってたことと違うじゃないか」と、むしろ自社の評判を落とすことになりかねないからです。
選ばれているのは、こんな人
では、実際にフルリモートで働けているのはどんな人なのか。
丹野いわく、弊社でフルリモートをしている社員は、この数年で平均エンジニア歴が劇的に上がったそうです。
以前は体感4〜5年だった相場が、今では8〜10年クラスが中心に。
要件定義から設計・開発・テストまでを一気通貫でこなせる、いわゆるハイレイヤー層が中心になってきているといいます。
そのうえで丹野が印象的な例えをしていました。
出社できる人だけが対象になる案件は、いわば「県大会」。
でもフルリモートを望むエンジニアが競い合う世界は、正真正銘の「全国大会」。
出社を許容できるというだけで、競争相手は一気に絞られます。
一方でフルリモート限定で案件を探すと、ライバルはメガベンチャーの技術顧問クラスの実力者だったりする、というのが今のリアルな採用市場なのだそうです。
それでも「諦めるな」と丹野は言う
ここまで聞くと、フルリモートへの道は厳しく感じるかもしれません。
ですが丹野が動画の中で繰り返し伝えていたのは、「フルリモートを諦めろ」ということでは決してありません。
- 待遇なのか、スキルアップなのか、働き方なのか。自分の中で何を優先するか”整理”してみること
- 今フルリモートで働けていない理由を環境や会社のせいにする前に、自分の市場価値をきちんと”内省”してみること
- その上で本気でフルリモートを目指すなら、実務で成果を出し、”信頼”を積み重ねていくこと
丹野自身、「今フルリモートで働けている人は、それだけで恵まれている」と話していました。
当たり前だったものが、当たり前でなくなりつつある時代だからこそ、まずは現状を正しく理解することが第一歩だと考えているようです。
まとめ
- ✅「フルリモート歓迎」の求人の多くは、実態としては狭き門
- ✅ 企業が本音を言いにくいのは、口コミサイトなどによる評判リスクを避けるため
- ✅ フルリモートで選ばれるのは、一連の業務を任せられるハイレイヤー層が中心
- ✅ それでも実力と信頼を積み重ねれば、道は開ける
弊社エンジーニアスでも、フルリモートで活躍する社員はいますが、その分だけ求められる技術力・コミュニケーション力も高くなっています。
まずは、お気軽にカジュアル面談で、今のご自身の市場価値やキャリアについて話してみませんか?
この記事のもとになった動画はこちら⬇️
記事では伝えきれなかったニュアンスもたくさんあるので、ぜひ動画本編もあわせてご覧ください!