2.テクノロジーの変遷 | 社長の一言/CEO
技術は螺旋階段を登るように進歩技術は螺旋階段を登るように進化するということをある本で学びました。ITの世界でも、集中管理→分散管理→クラウド管理といったように過去を行ったり来たりしながら、より使...
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株式会社エアーの創業者は、現創業相談役の北山洋一です。
1983年、私がまだ高校生の頃に会社が設立されました。
Artificial Intelligence Reaearchのイニシャルをとって、AIRと名づけられました。
私は1985年から4年間、工業大学でAIではないプログラミング(BASIC)を勉強しておりました。世の中では、第二次AIブームということで、私の研究室の中にもAIのLISPを使ったプログラミングをしている人がいたなと薄っすら記憶しております。
今から40年以上も前に、会社名にAIを使うとは、創業者は先見の明があったのかなと思います。
しかし、私がその社名の由来を聞いたのは、入社してからずいぶん経ってからでした(笑)。
創業当初は、AI関連のプログラミング言語を中心に製品を扱っていました。しかし、時代はメインフレームからオープンシステムへ。ダウンサイジングの大きな潮流があったため、需要が高まるデータベース事業を主たるビジネスとして会社は成長しました。
皆さん、企業が創業し30年後も生存する確率、ってご存じですか?
ある年の国税庁の調べによりますと、0.02%だそうです。
5000社が創業されたとすると、30年後も生存するのは1社だけ、となります。
創業40周年の節目に、当時流行ったメタバース環境で美術館をつくり、弊社のヒストリーをまとめました。(今、そのメタバース環境はありませんが、ビデオとして記録を残し、創業者にプレゼントしました。)
40年を超えてきましたので、弊社は相当頑張って踏ん張っている企業とも言えます。しかし、その歴史を振り返ってみれば、山あり・谷ありの苦闘の連続で、谷を越えたからこそ今の山状態があると思っています。
という古びた本 を最近見つけました!
今から30年ぐらい前のこと。創業して10年で急成長したときに本の取材を受け、エアーのことが掲載されています。当時の取材に対応した社員は、今も活躍されています(笑)。
なんとこの本に登場する9社のうち、今も5社が残っている・・・この著者の選球眼には感心します。
と聞いて、思い出される本は、世界的名著なジム・コリンズ氏の「ビジョナリーカンパニー」という本ですね。
「ハリネズミの概念」とは
1.情熱をもってできること
2.世界一になれること
3.経済的に満足がいくこと
そういった3つの軸で、今も挑戦し続け、新しい事業を創出しているのが、AIRのDNAかなと思っています。
そして、7年前に私が社長になったタイミングで、AIR WAYと名付けたパーパスを社員全員で作成しました。理念に掲げる”尊敬される企業”を目指しています。
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【連載】AIRと私 記事一覧
(予告編) AIRと私
1.AIR誕生
2.テクノロジーの変遷
3.今私たちが力を入れてること
4.求められる人材
5.営業のカタチ
6.人生は挑戦と冒険