こんにちは、新卒3年目の私から、入社前の私へ。
2025年の今の私は、セブンデックスでビジネスディレクターをしています。
今日は「オファーレター」という形を借りて、2023年の春に入社することを決めたあなたに手紙を書きます。

この2年半で、いろんなことを知りました。自分の未熟さに打ちのめされたり、人に救われたり、理想の難しさを噛みしめたり。その全部が、今の私を作っています。だからこそ、今の私から伝えたいことがあります。

二度の「入社」を経験した私たち

あなたには「入社の決断」が二回ありました。
最初は大学1年生の春休み。まだ2年生にもなっていないときに、セブンデックスのデザイナーインターンに応募しましたよね。

あのときのあなたは「デザインは課題解決の手段だ」と思って学んできたけれど、いざ社会で働くとなると「どこに就職したら、自分の思うデザインができるのだろう？」と迷っていました。
アートディレクター、クリエイティブディレクター、UIデザイナー、グラフィックデザイナー…。肩書きはいろいろあるけれど、それぞれが実際に何をするのかも、与えられる役割の差分も全然わかりませんでした。

「とにかくまず働いてみよう」と思ったときに出会ったのがセブンデックスです。当時、「ブランディング」「UXUI」「グロース」を掲げていたセブンデックスは、企業や事業の世界観を丸ごとつくって課題を解決するような仕事に憧れていたあなたにとっては、これ以上ない環境だったと思います。

そして二度目は大学3年生の冬。いろんな会社のインターンを経験した上で、「やっぱりセブンデックスだ」と腹をくくりました。
理由はシンプル。ここは“カオス”だからです。

20人、30人、50人、そして100人、200人と組織が大きくなっていく。その成長のフェーズごとに壁があり、混沌と課題が生まれる。そうした環境でしか見られない景色があるはずだと確信していましたね。

もうひとつ言えば、代表・中村の人間性と考え方に惹かれていました。こんな大人になりたいと思っていました。
当時は1人の人間に惚れ込んで会社を選んでいるような人が周りにあまりいなかったから小っ恥ずかしくて言わなかったけれど、正直なところそれが一番の決め手だったのだと思います。

入社して知った、現実の重み

2023年4月。入社辞令の賞状をもらった時の私と代表のお二人。

正社員として入社した2023年4月。
そこで待っていたのは「思っていた以上に自分にはスキルがない」という現実でした。

学生時代の自分は、どこかで少し「自分ならできるだろう」と甘えていた考えがあったと思います。でも実際に仕事に向き合うと、自分が理想とする「こうありたい姿」は驚くほど難易度が高く、そして自分のスキルは底なしに足りていませんでした。

その現実を突きつけられて初めて、目の前の壁が「挑むに値するやりがいのある壁」なのだと実感できました。そして、その大きな壁に向かってチームで乗り越えようとする会社の考え方も、自分にとって支えになりました。難しいことだからこそ1人ではできない。だから人を頼りながら、みんなで遠くを目指そうとしている。その考え方に則り、「自分のスキルはまだ足りなくとも、仲間と一緒に成し遂げていきたい」と思うようになりました。

成長の実感と、自己肯定感の変化

この2年半で一番成長したのは、できない自分を認められるようになったことだと思います。

昔の私は完璧主義に近くて、「理想に届かない自分」を強く責めていました。（今もその節はありますが）
でも今は、「理想がとんでもなく難しいのだから、できないのは当たり前」と考えられるようになりました。そのうえで「どうすれば少しでも理想に近づけるか」を考えられるようになったのです。

理想をぶらさずに挑戦しつつ、完璧じゃない自分を責めすぎない。
そのおかげで自己肯定感が少しずつ高まり、難しい課題に立ち向かう気持ちが強くなりました。
今は本当に「ここで頑張りたい」と思えています。

仲間に救われたこと

もちろん、全てが順調だったわけではありません。
自分を嫌いになりそうなときもありましたし、「私には何もできないのではないか」と卑屈になる夜もありました。

でも、そんなときでも信じて支えてくれる仲間がいました。その存在に何度も救われました。
セブンデックスのカルチャーの根幹は、やっぱり「人」だと思います。

オファーレターとして伝えたいこと

だから最後に、あなたにオファーレターを書きます。

あなたがセブンデックスを選んだ直感は間違っていません。
ここでなら人として成長できます。人生を全力で楽しめるマインドが身につきます。やりたいことを叶えられる大人になれます。

もちろん、めちゃくちゃしんどいときもあります。自分のスキル不足に泣きそうになる夜もあります。
でも、その全部があなたを強くします。

だから胸を張って、飛び込んでみてください。
あなたは、めっちゃいい場所を手に入れられています。あとは自分がどれだけ頑張れるか。負けずにがんばろうね。

2025年の私から、新卒入社を決める時の私へ。

【引用元note】新卒入社した時の私へ。3年目の私より｜うすいゆな｜セブンデックス