<はったつFES参加のご報告>
「困った」を「できた!」に変える支援の場
トータスキッズ代表の高橋です。
このたび、一般社団法人ABA SPEAKS主催の「はったつFES.」に参加させていただき、ブース出展とステージでの事業紹介をさせていただきました。
会場では、私の原点ともいえる「つみきの会」の懐かしい顔ぶれにたくさんお会いでき、本当に嬉しい時間となりました^^
私たちが療育を始めた2007年当時、日本ではTEACCHが主流で、ABA(応用行動分析)はどちらかというと逆風の中にある支援法でした。療育センターでABAを取り入れていると話すと、色眼鏡で見られるような風潮もあったと記憶しています。
その頃、ABAに基づく療育を受けられる場は限られており、利用できるのは超高額なプロバイダーだけという時代。そんな中、「つみきの会」は、親自身が支援者になるという理念のもと、マニュアルを整備し、藤坂代表が全国の定例会を回りながら理論と実践のデモンストレーションで知識と技術を伝えてくださっていました。各地の定例会では、親のボランティアスタッフが運営を支えており、我が家もその一員として活動していました。
子育てと両立しながらのスタッフ活動は大変な面もありましたが^^、先輩方から多くを学ばせていただき、また定例会に集う皆さんに心を支えてもらったことは、今でも大切な思い出です。
あれから18年。現在は児童発達支援事業所も増え、親が主となって支援を担うご家庭は少なくなってきているように感じます。
“家庭がすべてを背負うのではなく、公の教育現場や地域社会全体に支援と理解の輪を広げたい!”
それがトータスキッズの願いでもあり、こうして多くの家族がABAに基づく個別支援を受けられるようになったことは、大きな進歩であり、親にとってありがたい時代になったなと感じています。
一方で、忘れてはならないのは、「我が子の理解のために」「そして親亡き後の備えとして」、親自身が支援の仕組みを学んでおくことの大切さです。なぜなら、子どもと最も長く時間を過ごし、最もその特性を理解している人、子どもの支援環境を整えられる人は多くの場合、親だからです。
もちろん、決して“抱え込む”のはダメです。そして、たまには逃げ道も必要。その上で、それぞれの家族が「持続可能な形」で歩んでいけるといいなと思っています。そういう意味でも、「学びたい」と願う親御さんを応援し続けている「つみきの会」には、これからもその活動を続けていただきたいと願っています。
…と、ここまで書いて、
「あれ?これはつみきの会のイベントではなくABA SPEAKSのイベントでしたね^^;」
改めまして、こうした大切な活動を愚直に続けておられる藤坂代表、そしてそれを支える仲間の皆さまに、心から敬意を表します。
このたびはお声がけいただき、本当にありがとうございました。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
一般社団法人ABA SPEAKS
https://www.abaforeverybody.org/
NPO法人つみきの会
https://tsumiki.org/
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株式会社Wonder Forest
“人の育成を通してそれぞれらしく輝けるステージを作る” これが、私たちWonder Forestのミッションです。 「いつまでも成長したい!」「自分も周りもワクワクできる場を作りたい!」と考え行動する人が自分らしく活躍できる場があれば、そのワクワクが周りにも広がっていくはずだという考えから、私たちは2つの事業を通じて、人材育成を支援できるスタッフの育成を行っています。 ◆児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援「トータスキッズ」(https://www.ts-kids.com) 発達に凸凹のある子どもたちが自分らしく成長できるように、研究成果に基づく療育を地域に広げ、子どもと家族をサポートしています。 一般的に児童発達支援や放課後等デイサービスは集団での活動が多いですが、私たちの支援は、応用行動分析に基づく、マンツーマンの個別指導が土台となっています。 社会性に課題を持つ発達に凸凹のあるお子さんにとって、画一的な集団活動ではどうしても個に合った成長機会が得られにくい側面があり、時に失敗体験につながってしまうことも考えられます。 だからこそ私たちは、個人の持つ特性に合わせて支援をすることで、一人ひとりの「できた」を増やし、自己肯定感・学ぶ力・学びたい気持ちを増やしていけるようにサポートをしています。 個別指導以外にも、他者との関わりや協働する力など社会性を伸ばすソーシャルスキルトレーニングや「トータスキッズα」というITを通じた生きる力を育むクラスなど、お子さまのニーズに合わせた「小集団クラス」もあり、発達段階に合わせた「できた!」を増やす支援環境を準備。親亡き後、子どもたちが社会との繋がりの中生きていく力を支援しています。 ◆「Wonder Laboプログラミング教室」(https://labo.wonderforest.co.jp) 幼児から小・中学生を対象に、「ITを通した生きる力の教室」を運営しています。 名前の通り、プログラミングの基礎も学びますが、私たちは、プログラミングを含むITを一つの手段と捉え、子どもたち自身が社会の中に役割を見出し、活動を通して生きる力を育んでいく、そんなプラットフォームにしていきたいと考えています。 その実践例が、2018年から定期的に開催している「子どもによる子どものためのプログラミング教室」という活動。これは、子どもたちが指導者となって地域の子どもたちにプログラミングを教えるというもので、私たちの生きる力を育むPBL型授業(課題解決型学習)の取り組みの一環です。この活動の中で、子どもたちはプログラミングを教えるほか、集客のため、PV編集やチラシ制作、ラジオでの広報活動、メディア対応など、企画運営を通して自ら課題を見つけ、解決する能力を養っています。