こんにちは。トータスキッズ指導員の牛島です☺︎
4月から始まった小集団アートクラス。気づけば半年が経とうとしています。
<役割を分け合うことで広がるチームの力>
スタート当初、私はカリキュラム設計からクラス運営までを一手に担っていました。
けれど今は、私が「カリキュラム設計」、先輩が「クラス運営(メインファシリテーター)」を担当する形に。お互いの得意を活かすスタイルへと進化しました。
移行当初は葛藤もありましたが、今ではチームとしての連携が整い、自分自身も「コンテンツの提供」「表現の指導」「作品の見せ方」といった役割にしっくり馴染んできました。
そのおかげで、子どもたちや先生たちと一緒に指導の時間を楽しめるようになり、声かけや表現のサポートも自然体でできるようになっています。
<アートとABA、その間にあるもの>
それでも時々、「これでいいのだろうか」と悩む瞬間がありました。
私は大学院でアートを学び、ライフワークとして「アートセラピー」に取り組んでいます。
だからこそ、私にとってアートは「人に評価されるもの」というより、「自分が自分であることを許し、喜び、表現へと導いてくれる存在」です。
一方で、トータスキッズアートクラスの制作が「みんなに評価されるものを作ること」を目的としているように感じてしまうことがありました。もちろんそれも大切な経験ですが、私の中で「子どもたちが制作しているその時々のワクワクや面白いという感覚を大事にしたい」という思いと相反するのではないか、と迷うことがあったのです。
そんな時、高橋代表がこう話してくれました。
「牛島さんとトータスキッズ、どちらが「正解」ということではない。
ただ、ここトータスキッズはABA(応用行動分析)を基盤に、「できた!」を積み重ねることを大切にしている場。
だからこそ、私たちが一番大切にしているのは、子どもたちにとっての「できた!」「よかった!」という経験を増やすこと。これはアートクラスでも、個別でも、アルファクラスでも共通のテーマです。
牛島さんが持つ「アートの知識や想い」と、トータスキッズが目指す「良い行動を増やす」という視点の重なりを一緒に見つけていければいい。そこに繋げるためにも、まずは、アートを知る・表現を楽しむ・「もっとやりたい」と思えるスモールステップを積み重ねることで子どもたちの「できた!」を作りましょう。
その小さな積み重ねの中で、それぞれの子どもにとってのアートの意義も表現の幅も自然に広がっていくはず。途中でまたモヤモヤすることもあると思うけれど、以前より『楽しい』が増えてきているように、きっと子どもたちにとっても牛島さんにとっても『よかった』が増えていくと思うんです。どうですか?」
実際、夏祭りなどのイベントで作品展示をすると「素敵ですね!アートクラスで作ったんですか?」と声をかけていただけることも多く、その言葉を子どもたちに伝えると、誇らしげな表情を見せてくれます。
アートとABA、その両方の大切さを体感する中で、葛藤は「AかBか」ではなく「重なり合うもの」へと変わりつつあります。
<寄り添い合う先生たちの知恵>
クラスづくりでは、他の先生の存在にも助けられています。
例えば先日、私が「もっと自由に表現させれば一人ひとりの創造性が広がりそう」と提案したとき、岩崎先生が「でも、それだと席を立つことが増えて落ち着かなくなるかも」と指摘してくださいました。
一見対立のように見えるやり取りですが、目的は同じ。
「子どもがそれぞれらしく輝けるステージをつくること」。
その視点の掛け合わせから、子どもたちが楽しみながら集中できる工夫が生まれました。
<道はひとつじゃない>
子どもたちが楽しそうに表現する姿。
友達との関わりが増えていく様子。
素敵な言葉かけができた瞬間。
その一つひとつが私たちに教えてくれます。
道はひとつじゃない。試して、考えて、また試す。
その積み重ねが、子どもたちの新しい芽を育てていく。
そして私自身も、アートと子どもたちに育ててもらっているのです。
そんなトータスキッズアートクラスは、私にとって「大好きで、自分を導いてくれる場所」として育まれています。
(想いやこだわりが強い私ですが…^^; そんな私も含め、これからも応援よろしくお願いします!)
*牛島先生がカリキュラム開発をしているトータスキッズアートクラスは、発達に凸凹のある子が、アートを通して「自分を表現する力」や「他者と関わる力」「やってみたい!を形にする力」を育むクラス。アート X 小集団でワクワクする心と生きる力を育む支援を体感してみませんか?
まずは指導見学から。
ご連絡お待ちしています。
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「困った…」を
「できた!」に変える支援の場
トータスキッズ
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