2024年11月に入社し、まずはじめに行ったのが、実際の現場を理解する為のOJTからでした。
人材派遣会社なので、派遣法を理解することが大事になってきます。
私の前職は職業紹介責任者として運営をしていました。端的にいうと、紹介したら終わりでした。
職業紹介は職業安定法の中での役割となります。
しかし、派遣という雇用形態になれば、入職し、その後派遣先と弊社ハーツネクストでスタッフさんが働きやすい環境と、継続的なサポートの提供が必要になってきます。
派遣法
スタッフさんを守るルールが、派遣法(労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律)となります。
派遣労働者の働く環境を守り、派遣事業の適正な運営を確保するための法律です。
派遣労働とは、派遣会社に雇われた労働者が派遣先企業で働く形態のことを指します。
有名なルールで言えば、同じ職場で働ける期間は原則3年までと定められいること、派遣先企業は派遣労働者に正社員と同等の待遇を提供する義務があります。
少し社会保険労務士の勉強をかじったことがあるのですが、その科目の中には、労働基準法はあるももの、派遣法は科目に入っていません。その為知識は全くありませんでした。
「派遣元責任者講習」に参加をし、理解を深めていきました。
入職の流れ
①登録面談
↓
②お仕事をスタッフさんへご紹介
↓
③企業へスタッフさんごご提案
↓
④見学会
↓
⑤契約手続き
↓
⑥入職
↓
⑦就業
↓
⑧更新・直接雇用・無期雇用・退職
派遣会社としての動きとしては、この前後に様々な業務が含まれます。
そこはまたいずれ説明していきます。スムーズに行けば上記の流れになりますが、入職まで様々なエピソードがあります。また入職した後も常に相談の電話があります。
入職前で言えれば、「見学に行っていて、思っているのと違うかった。」や、
登録面談に来てみたものの、「求職者と募集側のマッチングが合わない」など、様々ことが常に付きまといます。入職後では「派遣先の人のサポートが少ない」や「特定の人と気が合わない」など様々です。お仕事とは人と人との関わりで成り立っているため、毎日様々なドラマがあります。そんなドラマを脇役になりたい人にはお勧めのお仕事となります。
ワークフォースマネジメント
業務で深く関係するのは、「採用・労務」
それは、派遣会社なので採用し、雇用するのが仕事なので、もちろんそうなのですが、、、
毎日、社会保険の言葉が飛び交います。そうか、そうだよね。
理解はしていたが、これほどまでに、社会保険や交通費、勤怠管理が事務所で飛び交う事が意外でした。
また日本国内の社会情勢が顕著に業務に関係します。
社会保険の適用範囲が改定や、マイナンバーカードが保険証として使われるよう変更になったり、介護休暇や、育児休暇などスタッフさんに質問されることもあれば、派遣先からの問い合わせもあります。常に最新の労務にかかる知識をインプットし続けることが大事になります。
労務管理の仕事が興味がある人は、派遣会社で務めてみる経験があるといいと思いました!
営業さんで言えば、自身が抱えてる派遣先企業の必要人材人数を理解して、うまく回すスキルが必要となります。応募者とシーズナリティなどもうまく掛け算してマッチングしていきます。
ある意味、一企業の管理職に求めれれるスキルです。様々な現場の課題と限られた人材と自身の戦略で地域を活性化できることは社会を大きく関わることができる面白さがあります。
まだまだ理解できていないことが多いですが、社会を知ることができ、また地域の人が活躍できる機会と場所を提供できることに喜びを感じてます!