なぜ、その派遣スタッフさんはすぐに辞めてしまったのか?
業務内容や条件等をしっかり伝え、企業様への見学、面談も無事に終わり入職が決定。
そこまで時間をかけたにもかかわらず、初日で辞めてしまった。
このようなミスマッチが起きたときに、あなたはどう考えますか?
・本人の覚悟や意識が足りていない
・我慢が足りない
上記のように、自分ではなく相手のせいにしていませんか?
もしそうであれば、今日を機に考え方を変えてみてください。
目次
人を動かすことが、私たちの仕事
「言いましたよね?」は信頼を失う言葉
矢印を自分に向ける人だけが成長できる
人を動かすことが、私たちの仕事
私たち派遣会社が扱うのは、モノではなく「人」であり、仕事の目的は、人を動かすことです。この考え方は、人材業界において重要であり忘れてはいけない想いです。
- 不安があるスタッフさんの背中を押し、一歩踏み出してもらうこと。
- 企業の忙しい担当者に、スタッフさんの魅力を理解してもらい、次に進めること。
いくら正しい情報を口で言っても、相手の心が動き、行動が変わらなければ、価値はゼロです。
「言いましたよね?」は信頼を失う言葉
トラブルが起きた時、絶対に口にしてはいけない言葉があります。
「あの時、言いましたよね?」
実際、過去に私もよく言っていました。
この言葉は、自分を守るためだけの言葉であり、相手を責めたてる言葉です。
相手が理解できていなかったり、動かなかったりしたのなら、それは100%こちら側の伝え方のミスです。
- 専門用語を使いすぎてなかったか?
- 相手が質問しづらい雰囲気ではなかったか?
- 「わかりますか?」という威圧的な確認で終わらせていなかったか?
私たちが大切にするべきものは信頼関係です。言葉によって信頼を築くことも、信頼を傷つけることもできます。
矢印を自分に向ける人だけが成長できる
私たちは、常に「伝え方」をアップデートし続けています。
- 言って終わりにするのではなく、相手の表情やしぐさを見て、状況を把握する。
- 伝わらないのは相手のせいではなく、自分の引き出しが少ない。
- 本当に伝わったかどうか、様々な手段で確認する。
「相手に伝わっていなかったら、自分に課題がある」
私たちはこの考えをベースに、社内の従業員はもちろん、企業やスタッフさんとの対話を続けています。
「言葉」を手段に、人と企業を本気で動かしたい。そんな想いをもって一緒に働きませんか?