こんにちは!株式会社ハーツネクスト 畑です。
最近、多くの企業が「心理的安全性」の重要性を語っています。 
しかし、「話しやすい職場」を目指しても、「馴れ合い」になったり、「忖度」が生まれたりと、思ったような成果が出ないことが多々あります。
どうしたら最高のチーム、最高のステージで働けるか試行錯誤しました。
その中でたどり着いたのは、「心理的安全性の鍵は、一人ひとりのマインドセットと行動にある」というシンプルな答えです。
今日は、私たちが「最高のチーム」を作るために実践している、一人ひとりのマインドセットを紹介します。
目次
- 心理的安全性の鍵は、一人ひとりのマインドセットと行動にある 
- 1. 人と仕事(成果)を切り分ける 
- 2. 「管理職」ではなく「支援職」 
- 3. 一人ひとりが「自己認識」と「自己開示」を徹底する 
- 4. 「言わない優しさ」より「誠実なフィードバック」 
- 5. 不安なリーダーのチームは、不安になる 
- 6. 人の可能性を信じる 
- 心理的安全性は「土台」であり、「目的」ではない 
心理的安全性の鍵は、一人ひとりのマインドセットと行動にある
1. 人と仕事(成果)を切り分ける
私たちは、「人」と「仕事」を明確に区別します。仕事でミスが起きても、その人の人格を否定するのではなく、厳しく向き合うのは、あくまで仕事の「タスク」や「プロセス」です。
2. 「管理職」ではなく「支援職」
管理職が人をコントロールすることは、メンバーの可能性を奪うことにつながります。管理職の役割は、メンバーが最高のパフォーマンスを発揮できるように環境を整える「支援」をすることです。
3. 一人ひとりが「自己認識」と「自己開示」を徹底する
「言わずして、察してよ」ではなく、明確に言語化することを大事にしています。また、自分の考えや想いを開示することで安心感が生まれます。この文化こそが不安や誤解をなくす最善の手段であり、安心して本音での対話ができます。
4. 「言わない優しさ」より「誠実なフィードバック」
「相手のことを傷つけない=心理的安全性」というのは、全くの誤りです。大きな誤解です。個々が本気で高めあいたいからこそ、私たちはタスクやプロセスに対し、「厳しいことでも、早く、ストレートに」伝えます。
5. 不安なリーダーのチームは、不安になる
職場の空気は、リーダーの心の状態に大きく左右されます。リーダー自身からネガティブなオーラが出てしまうとそのネガティブな感情は必ずチームに伝染します。だからこそ、リーダー自身の心理的安全性が担保されるよう、リーダー同士の対話を増やしています。
6. 人の可能性を信じる
私たちのバリューに、「人の可能性を信じる」があります。自分に見えている姿は、その人の一部分に過ぎず、人は誰でも得意・不得意があります。「できない人」がいるのではなく、「強みを活かせる環境」がまだないだけ。私たちは「一人の人が会社を変える力を持っている」と本気で信じています。
心理的安全性は「土台」であり、「目的」ではない
私たちが「心理的安全性」にこだわるのは、それが「目的」ではないからです。
 これは、メンバー全員が最高のパフォーマンスを発揮し、チームとして大きな成果を出すための「土台」であり、必要最低条件に他なりません。
「ヌルい関係」ではなく、お互いを尊重し、誠実なフィードバックをし合い、本気で挑戦できる環境。 そんなチームで、あなた自身の可能性を試してみませんか?
 
 
