こんにちは。株式会社ハーツネクストの畑です。
突然ですが、こんな経験はありませんか?
「頭が痛い」と困っている方に、ただ頭痛薬を渡す。
一見、親切で適切な行為に思えるかもしれません。
しかし、もしその痛みの原因が、単なる疲れではなく、もっと根深い別の問題にあるとしたら、その場しのぎの対応は、本当の解決には繋がりません。
私たちは、ビジネスの世界でも同じことが言えると考えています。
お客様の「こうしたい」という要望や、社内での「こうしたい」という意見の表面だけをなぞっていては何も変わりません。だからこそ、ハーツネクストでは「傾聴力と本質理解」を、バリューとして掲げています。
◆「聞く」と「聴く」は全く違う
私たちが考える「傾聴力」とは、ただ相手の話を聞くことではありません。
言葉の背景にある想い、まだ言語化されていない課題、会話の中に隠れたわずかなズレや違和感。それら全てに意識を向け、相手が本当に伝えたいことは何かを真摯に探求する力です。
例えば、お客様から「急な欠員が出たので、とにかく早く1名派遣してほしい」というご依頼をいただいたとき、私たちは、そこで「承知しました。すぐに探します」とだけお答えすることはありません。
「差し支えなければ、今回の募集の背景をもう少し詳しくお伺いしてもよろしいでしょうか?」
「その方が入ることで、チームのどのような課題が解決されるのが理想ですか?」
一歩踏み込んで話を聴くことで、単なる「欠員補充」という言葉の裏にある、本質的な課題が見えてくることがあります。
もしかしたら本当の課題は、「コア業務を担えるメンバーが不足し、本来別の役割を担うべきベテラン社員が、その業務に時間を取られている」という組織全体の非効率かもしれません。
◆本質を捉えれば、やるべきことは自ずと見えてくる
深く聴くことで初めて見えてくるのが、物事の「本質」です。 先程の例で言えば、本当に必要なのは単なる人手ではなく、「コア業務が問題なく回せている環境」を創ることです。
そのため、お客様への提案は、単純作業を正確にこなせるスキルを持つ人材かもしれませんし、場合によってはコア業務の経験者が入り、プロセスの見直しまで含めた提案が求められるかもしれません。
この「本質理解」ができていれば、仕事は単なる「人材のマッチング作業」ではなくなります。 一つひとつの業務に明確な目的意識が生まれ、チーム全員が同じゴールに向かって、自律的に、そして創造的に動き始めます。
目先の要望に応えるだけの仕事は、ある意味では楽かもしれません。 しかし、私たちは、表面的な問題解決ではなく、根本的な価値提供を追求したい。それが、ハーツネクストらしさだと考えています。
◆あなたの話を、聴かせてください
「言われたことをこなすだけでは物足りない」 「物事の『なぜ』を考えることが好きだ」 「相手と深く向き合い、本質的な課題解決に喜びを感じる」 そう考える方であれば、私たちと同じ価値観で働くことができます。
スキルや経験はもちろん大切ですが、それ以上に、私たちのこの考え方に共感してくださる方と、ぜひ一緒に未来を創っていきたいと思っています。
まずは一度、あなたのこれまでの経験や、これから実現したいことについて、じっくりお話を聴かせていただけませんか。 お会いできることを、心から楽しみにしています。
 
 
