【特別企画:オープン1on1】中途社員と上司の本音トークを大公開!入社4か月・30代エンジニアのリアルに迫る | People 〜人材・文化〜
こんにちは!株式会社NTTデータ フィナンシャルテクノロジー(以下、NTTデータFT)決済イノベーション事業部です。今回は、中途入社したエンジニアの碓井 宏宜さんと上司の山崎 麻里子さんによる1...
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こんにちは!株式会社NTTデータ フィナンシャルテクノロジー(以下、NTTデータFT)決済イノベーション事業部です。
今回は「オープン1on1」の第3弾として、2024年1月に中途入社したエンジニアの永松 沙由美さんと上司の小谷 渉さんによる1on1ミーティングの様子をお届けします!
前職での17年のキャリアを経てNTTデータFTに入社した永松さん。転職活動の中で、他社からはリーダーとしての活躍を求められることが多かったそう。現在はご自身の希望どおりに開発メンバーとして現場に入り、アジャイル開発に取り組みながら、チーム内のコミュニケーション活性化にも貢献しています。
そんな永松さんが転職を決意するまでの想いや現在のやりがい、今後の展望などについて、本人×上司でざっくばらんに語り合いました。ぜひご覧ください!
永松 沙由美(ながまつ さゆみ)
2024年1月にNTTデータ フィナンシャルテクノロジー(NTTデータFT)へ中途入社。
前職では17年間、システム開発に従事。文系出身ながら開発エンジニアとしてのキャリアを積み、ウォーターフォール開発を中心に経験。
転職を機にアジャイル開発へ挑戦し、現在は開発メンバーとして業務に携わるとともに、チーム内のコミュニケーション活性化にも貢献している。
小谷 渉(こたに わたる)
NTTデータFT決済イノベーション事業部にて、アジャイル開発を推進するエンジニアリングマネージャー。
チームの技術支援や人材育成を担当し、現場のメンバーと密にコミュニケーションを取りながら、プロジェクトの品質向上とチームの成長を支援している。
――これから、2024年1月に中途入社した永松さんと上司の小谷さんによる「オープン1on1」を始めます。 小谷さん、永松さん、本日はよろしくお願いします!
小谷・永松:よろしくお願いします。
小谷:永松さんはユニークな趣味をお持ちなんですよね。何でしたっけ?
永松:たぶんハンググライダーのことですね。それは趣味というか、大学でやっていて。もうだいぶご無沙汰しています。
趣味でいうと旅行が好きです。「青春18きっぷ」を使って日本全国を一周したこともありますし、国内の世界遺産も全部行きましたよ。富士山も屋久島も登りました(笑)。
小谷:マジですか。すごくアクティブですね。近場にもよく出かけるんですか?
永松:はい。今週は、前職の上司や同僚とうなぎを食べに行きました。前職の皆さんとは今も仲良くさせていただいていて。「ちゃんと仕事できているの?」と私を気にかけ、うなぎをごちそうしてくださいました。
小谷:前職からのつながりが続いているのは、素敵ですね。
永松:前の会社には新卒から17年間勤めました。文系出身の私を大切に育ててくれましたし、アットホームですごく居心地が良かったですね。
永松:転職を考えたきっかけは、創業者である社長が天寿を全うして逝去されたことです。また、前職は小規模な会社で大手SIerの下請けとして動くことが多かったのですが、「もっと直接ビジネスサイドやお客様と対話したい」「提案をどんどんしていきたい」という気持ちもあり、転職活動を始めました。
小谷:それで、NTTデータFTの採用選考を受けたと。一次面接は私が担当しましたが、「開発の現場に入りたい」と希望されていましたね。
永松:まずは開発メンバーとして入社し、その会社の開発スタイルを学んでからステップアップしていきたいと思っていて。複数の会社の選考を受ける中、他社からはリーダーとしての活躍を求められることが多かったのですが、小谷さんは私の希望に対して前向きな反応をしてくださいましたよね。
小谷:「希望があればそういう働き方もできますよ」と話しましたね。それが決め手だったんですか?
永松:それもありますし、より規模の大きな会社ということで選んだ面もあります。大きい会社の方が、SIerとして関わるプロジェクトも大きいだろうなと。大規模システムだと機能がどんどん増えていって、案件が尽きない。規模を大きくする際に耐えうるシステム構築をするにはどうすればいいかという難しさも出てくる。そういう環境でチャレンジしていきたいと思いました。これは良い面も悪い面もありますが、私は飽きやすい性格なんです(笑)。
小谷:新しい挑戦に意欲的なのは、良いと思いますよ。
小谷:永松さんが入社して間もなく1年が経ちますね。入社前のイメージとギャップを感じたことはありますか?
永松:入社前はすごくかっちりしているイメージがあり、「自分には合わないのではないか」と少し心配していました。でも実際は全然そんなことはなくて。自由度が高いし、個人に任せる裁量の範囲も広い。かなりプラスの印象に変わりましたね。
小谷:それは社風もあるし、アジャイル開発の特性もあるかなと。メンバーがそれぞれ自立して主体的に動く前提のもと、スクラムチームの中で品質や進捗管理をしていく。こうした開発スタイルには、違和感なく適応できていますか?
永松:はい。自分の裁量で仕事を進めていけるので、すごくやりやすいです。
永松:ただ、最初は仕事のやり方に慣れるのに時間がかかりましたね。前の会社ではウォーターフォール方式で開発していて、アジャイル開発は少しかじった程度だったので。面接では「アジャイル開発の経験があります」と言っちゃったんですけど。
小谷:言っていましたね(笑)。
永松:それが、いざこの会社に入ると全然違って。「本格的なアジャイル開発はこうやるのか」と思いました(苦笑)。スクラムチーム内にNTTデータFTのプロパーメンバーが私だけだったこともあり、最初は少し大変でしたね。
小谷:経験が少ない方が入る場合は、自社メンバーで固めることもありますよ。永松さんは十分な経験をお持ちだったので、他社メンバー中心の現場でも活躍できると判断しました。
永松:とにかく早く慣れようと、遠慮せずに周囲のメンバーに相談して。今ではだいぶ仲が深まりましたよ。リモートワークがメインですが、リリース作業など複数名でオフィスに出社する機会に積極的に手を挙げて、直接会話しながら仲良くなっていきました。
小谷:永松さんは日頃からよく声掛けをしてくださっていますよね。そのおかげでチーム全体のコミュニケーションが活性化しているなと、私から見て思いますよ。
小谷:現在の業務の中で、やりがいは感じられていますか?
永松:はい!そもそも開発が好きなので、「好きな仕事をしている」ことが一番のやりがいです。
それと、自分のつくったシステムを実際に使えることもやりがいになっています。私が数日前にリリースしたシステムを使って買い物をして、ちゃんとカード会社から請求が来るのを確認するなど、日々楽しんでいます。
小谷:身近なところにサービスがあり、「お金が流れる仕組みを支えている」と日常の中で実感できる。これは、この会社で働く醍醐味ですよね。
小谷:技術面については、どうですか?
永松:前職ではIBM Cloudでのシステム構築が多かったのですが、現在は主にAWS(Amazon Web Services )を使用していて。類似する部分が多いものの、「これは一体どうすればいいんだろう」と悩むこともありますね。インフラ面の保守も担当していますが、これまでの経験はアプリケーション寄りだったので、現在進行形で苦労しています。
小谷:会社が用意している研修の中にAWS関連もありますが、受けていますか?
永松:まだ受けていません。これまでに受けたのは全社研修や主任研修など、受講必須のものが多かったですね。
小谷:社内制度として、ベンダー資格の取得やマインド醸成、マネジメントなど、スキルアップを支援する研修がたくさんあるので、これからどんどん受けてもらえたら。
永松:そうします!技術面で言うと、チーム内でも少し前に勉強会を始めました。質問用のリストを予め用意して、デイリースクラムの中で「こういう質問がリストに追加されていますが、答えられる人はいますか?」という形で、そのナレッジを持っている人が回答者になって説明しています。また、個人が持っている資料を全体に共有するなど、「ナレッジをどんどん蓄積していこう!」とみんなで動いています。
小谷:すごくいい取り組みですね。永松さんが提案しなければ実現していなかったと思います。チームの活性化を大きく推進してくださって、ありがとうございます。
小谷:これから入社2年目に入りますが、NTTデータFTでのキャリアをどのように積んでいきたいですか?
永松:開発の経験を積みながら、ゆくゆくはスクラムマスターの道に進みたいです。1年間みっちりと開発を経験したので、2年目はプロジェクト全体や仕様統括と関わるタスクにも手を挙げていきたいと思っています。
私のチームは開発が好きな方が多いので、こういう業務は人気がないですし。「早くできるようになって」というみんなからの圧をひしひしと感じています(笑)。
小谷:会社としても、チームをリードしていく立場の人材を求めています。広い視野を持ってくださるのは心強いですし、ぜひ挑戦していただけたら。
小谷:最後に、私へのリクエストは何かありますか?
永松:小谷さんは普段から私のリクエストをよく受け入れてくださるので、本当にありがたいです。ノーと言わない上司で(笑)。採用面接のときから、私の「まずは開発をしたい」という気持ちを受け入れてくださり、感謝しています。
入社してからは、私のチームに「NTTデータFTのメンバーを1人入れてほしい」という要望も叶えてくださいましたよね。しばらく一緒に働いた後、その人は別の新規プロジェクトにヘルプ要員として異動してしまいましたが…。数か月だけでも、同じ会社のメンバーがいてくれて心持ちが全然違いました。
小谷:新卒2年目の男性社員でしたが、技術面では永松さんが若手をリードする一方で、社内のことについては彼が先生役になっていましたね。
永松:会社について細かい情報をたくさん教えてくれました。お互いに教え合える関係を築けて良かったです。また今度、NTTデータFTのメンバーを入れてくださいね。
小谷:まさに今日、いろいろと調整してきたところです。ちょうどこの前、永松さんがチャットで「こういうメンバーがほしい」と言っていたので。
永松:本当ですか!?かなり高い理想を掲げて、希望をいっぱい盛り込んだんですけど(笑)。
小谷:体制を整えるのは私の役割ですから。近いうちに1名アサインできる見込みです。
永松:やったー!
小谷:ほかに、私や会社にフォローしてもらいたいことはありますか?
永松:小谷さんがメインで担当しているプロダクトではどういうことをしているのか聞いてみたいですね。他のプロダクトではどのような業務をしているのか、ぼんやりとしか把握できていないので。
小谷:私が主に担当するコード決済のプロダクトと永松さんが担当する決済代行のプロダクトは、システム上の連携もありますし、決済領域のサービスとして組み合わせてお客様に提供しています。横断的な基本知識はあった方がいいので、ぜひ共有する場をつくっていきたいですね。これは私が主導して進めていきます。
永松:ぜひお願いします!入社から1年ほど経って少し余裕が生まれたのもあり、この会社が手がけているプロダクトにどういった面白いものがあるのか、興味が増してきました。今の仕事に飽きたわけではないですよ(笑)。
小谷:わかりました。ぜひ活発にしていきましょう。これからも要望があれば何でも言ってくださいね。今の仕事に飽きる前に(笑)。
永松:ありがとうございます。飽きっぽい性格がばれてしまった(笑)。でも今の業務は、飽きる暇もないほど次から次にいろんなことが出てくるので。毎日楽しく仕事をしています。
小谷:それは良かった。まだまだやることはたくさんありますよ。引き続きよろしくお願いします。
――小谷さん、永松さん、ありがとうございました!最後に、1on1の感想と今後に向けた意気込みをお聞かせください。
小谷:永松さんが「やりがいを持ちながら開発を楽しんでいる」と聞けて良かったです。スクラムマスターなどマネジメントをする立場にも意欲をお持ちなので、そのための環境をつくってあげなければと改めて思いました。何でも頼りにしてほしいですし、私も永松さんを頼りにしています。お互いに成長していけたら嬉しいです。
永松:普段の1on1よりも幅広い話ができて、新鮮でした。自由度が高く、フラットに話せる上司もいる、恵まれた環境で楽しく仕事ができています。私は「自分の城を築き、主体的に舵を取りながら、チームでわいわいと仕事をする」のが一番楽しいと思っているので、スクラムマスターを目指して頑張ろうと思います。
今回は「オープン1on1」企画の第3弾として、中途入社したエンジニアと上司の本音トークをお届けしましたが、いかがでしたか?
少しでもNTTデータFTや決済イノベーション事業部について知っていただけたら幸いです。
当社に興味を持ってくださった方は、ぜひ一度カジュアル面談でお話ししてみませんか。
お会いできることを楽しみにしています!
\これまでの「オープン1on1」はこちら/
企画・編集:株式会社スリーシェイク 文・撮影:三谷恵里佳