Triikuの社員インタビュー#02です。営業の磯本氏に、お客さまから評価いただいたエピソードやスタートアップで働く魅力について聞きました。

「あなただからこそ、頼みたい」と選んでいただける存在に

――磯本さんは、ご自身のミッションとして、「人に必要とされる人物になる」ことを掲げています。ここには、どのような思いが込められていますか。

不動産の買取営業は、物件を相場水準に照らし、同業よりも競争力のある買取価格を提示することで、お客さまから選んでいただくというやり方が一般的です。もちろん、その点でもTriikuとしての強みは発揮できます。

しかし、私が営業担当として目指しているのは、会社の強みである価格競争力だけでなく、「私個人の付加価値」で選んでいただくことです。たとえば、他社が扱いをためらうような難しい案件でも逃げずに向き合う誠実さや、「この人になら安心して任せられる」という信頼感。そうした部分で「磯本さんに頼みたい」とご指名いただける存在を目指しています。

――実際に、「磯本さんだからこそ、お願いしたい」とお客さまから評価いただいたエピソードを教えてください。

「法定地上権付住宅」という複雑なケースを担当したことがありました。中部地方の物件で、建物と土地の所有者が異なるだけでなく、両者の間で土地の地上権に関する契約書が交わされていないという、非常に対応が困難な案件でした。ただ、この案件の本当の難所は、関係者の多さ。建物と土地、双方の所有者さま、さらにそれぞれの相続人の方々がいて、しかも、皆バラバラの地域にお住まいだったのです。

関係者全員の了解を得るため、私は奔走しました。高齢で介護施設に入所しているお一人からは、遠方から出向いたのに「門前払い」されかけたことすらありました。電話で面談を約束いただいていたものの、いざ訪問すると面識のない不動産業者ということもあり、なかなか信用していただけなかったのです。そこで私は、買取の話はいったん脇に置き、私たちの空き家買取事業への思いを、その場で1〜2時間かけてじっくりお話しました。最初は険しい表情をされていたその方も、次第に真剣に耳を傾けてくださるようになり、最終的には信用して契約書に署名いただけたのです。

こうした地味で骨の折れる合意形成を数ヵ月にわたって続け、無事に関係者全員の承諾を得て、建物を買取させていただいたところ、お客さまから「いくつかの不動産会社に相談したが、こんなに一生懸命やってくれた人は初めてだよ。今後も磯本さんに頼みたい」と、うれしいお言葉をいただけたのです。その一言に、これまでの苦労がすべて報われる思いでした。そのお客さまとは、その後さらに2件の買取をご依頼いただくなど、今でもお付き合いが続いています。

「会社を一緒に大きくする」その実感を味わえるチーム

――スタートアップであるTriikuで働く魅力を教えてください。

「自分の行動が会社の成長に直結している」とリアルタイムで実感できるところです。たとえば、自分が成約した1件の案件が、すぐに会社の売上や事業の方向性にダイレクトに影響を与えます。そのスピード感と「自分の活躍が会社を動かしている」という明確な手応えは、大きなやりがいにつながっていますね。

また、幹部との距離が近いので、代表の池上と取締役の福田の仕事に対する真摯な姿勢に間近で接することができるのもスタートアップならではですね。彼らは社内の誰よりも仕事に時間と労力を費やし、常に高い熱量を持って取り組んでいます。その姿に「俺もやってやる、負けたくない」と日々触発されています。

――そんな熱意あふれるTriikuのチームに、磯本さんは今後、どのような仲間が加わってほしいと思われますか。

まず一番は、お客さまの悩みに真剣に寄り添い、「この人を助けたい」と心から思える人ですね。私たちが扱うのは、他社がためらうような困難な案件が多いため、お客さまは本当に困っていらっしゃる場合が多いです。その悩みの解決自体に喜びややりがいを感じられる方が、この仕事に向いていると思います。

また、私たちは「空き家業界を変える」という大きな目標を掲げています。チームの一員として、その目標に熱意を持って取り組んでくれる人と、ぜひ働きたいですね。

Triikuは本気で挑戦し、成長できる場所

――今後、Triikuで挑戦したいことはありますか？

これまでは営業を担当するいちプレーヤーとして経験を積み重ねてきましたが、今後は「チーム全体で成果を出せる組織構築」に挑戦していきたいと考えています。具体的には、マネジメント業務も視野に入れながら、複数のメンバーを束ね、どうすれば組織としてさらに成長できるかを考え、実行していきたいですね。

――最後に、この記事を読んでいる求職者へのメッセージをお願いします。

「今の環境を変えたい」「新しいことに挑戦したい」と考えている方にとって、Triikuは本気で挑戦し、成長できる場所だと断言できます。難しい案件が多いため、壁にぶつかることもあるかもしれませんが、それだけ大きなやりがいがあります。何より実力と成果に応じて、責任あるポジションに引き上げようとしてくれる環境だと言えます。

私が、スキルや経験以上に重視したいのは、物事を柔軟に受け入れる「素直さ」と、果敢に実行に移す「行動力」。そして何より、「空き家問題の解決を通じて社会に貢献したい」という熱意をお持ちの方。そうした方と、一緒に働けることを楽しみにしています。私も全力で成長をサポートしますので、安心して飛び込んできてください！