ベトナムにおける農地管理改善(IALM)プロジェクトへの分析支援提供に関してJizoku社と合意しました
dMRVソリューションであるGreen Insightを開発している株式会社Archeda(本社:東京都千代田区、代表取締役:津村 洸匡、以下「Archeda(読み:アルケダ)」)は、ベトナムにおける農地管理改善(IALM)プロジェクトへの分析支援を提供するため株式会社Jizoku(以下、Jizoku)と基本業務提携を合意しました。Jizokuは、日本およびアジア全域での稲作における水管理の改善、農業廃棄物の堆肥化、そしてバイオ炭の生産に積極的に取り組んでいます。
Jizoku社プレス:https://jizoku-inc.com/news/news20250225
この協力を通じて、両社はベトナムにおける持続可能な農業慣行の向上を目指すとともに、炭素の隔離(カーボンシーケストレーション)および環境の持続可能性に貢献することを目指しています。
Jizoku社は、日本およびアジア地域を中心に、持続可能な農業を推進しています。これまで、水稲栽培における水管理方法の変更、バイオ炭の生産などの取り組みを支援してまいりました。また、農地の生物多様性評価や衛星を活用した農業モニタリングなど、先端技術の活用にも率先して取り組んでまいりました。日本の先端技術を各国に導入することで、農業の持続可能性を高め、より強靭な食料生産システムに貢献することを目指しています。
Archedaは、衛星データを利用した自然由来の炭素クレジットプロジェクトのdMRVソリューションの開発を行うスタートアップです。プロジェクト開発プロセスの各段階(サイト選定、プロジェクト登録、モニタリング、信頼性チェックなど)において、最適な分析ソリューションを提供しています。 当社は、森林(植林、再植林、再緑化:ARR、途上国における森林減少・劣化による排出削減:REDD+など)、水田(間断灌漑:AWD)、マングローブなどの自然環境をベースとしたプロジェクトに重点的に取り組んでおり、VCS、Gold Standard、JCMなどの国際的な方法論にも対応しています。さらに、自治体や林業事業者向けに、衛星データを用いた森林資源量の推定や違法伐採の検知などのソリューションも提供しています。
- ◆Archeda, Inc.
Established: September 2022
Representative: Hiromasa Tsumura, CEO
Headquarters: Kasumigaseki Building 36F, 3-2-5 Kasumigaseki, Chiyoda-ku, Tokyo, Japan
Business Activities: Analysis of natural environments using satellite data, Monitoring and analysis for carbon credits
Website: https://archeda.inc
LinkedIn: https://www.linkedin.com/company/archeda-inc
X: https://x.com/ArchedaInc
Facebook: https://www.facebook.com/Archeda
COP29にてAWD方法論のための適地選定ソリューションをGreen Carbon社と共同発表
https://archeda.inc/jp/news/20241126
森林クレジットの実証業務に関して三菱UFJフィナンシャル・グループと業務提携
https://archeda.inc/jp/news/mufg-forest-credit