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初めまして!
2024年4月に新卒として入社したドット絵デザイナーの馬 于蘋(マ ユーピン)です。
1月に台湾で開催された「台北ゲームショウ」に、台湾出身の私がミスリルの皆と一緒に、視察に行ってきました!
年に一度開催される台湾最大のゲームの祭典はどんな様子だったのか、台湾のゲーム市場は日本と比べてどんな違いがあるのか、お伝えしたいと思います!
■ 「台北ゲームショウ」とは?
毎年1月中旬~2月上旬の内で4日間開催される台北ゲームショウ(今年2025年は1/23-26日)では、台湾発だけではなく様々な国と地域からPC・コンシューマー・モバイル・インディーゲーム・ボードゲームが出展します。
最新ゲームの試遊はもちろんのこと、ステージイベントや会場限定の特典がもらえる大きなイベントです!
2025年度はなんと30ヶ国の地域から345社も出展し100以上の新作ゲームが公開されました。「任天堂」「カプコン」「KONAMI」など日本の企業も多数出展しています。
今回の来場者は37万人を超え、規模も年々大きくなっています。
初日と2日目はビジネス向けのエリアが設けられ、業界関係者たちが技術や知識、ゲーム開発についてグローバルな交流も行われていました。
■ 台湾のゲーム事情
私が台湾で暮らしていた頃はほとんどの家庭ではWiiやプレイステーションを所持しており、誰もがゲームに触れるような環境でした。加えてパソコンを持っている家庭も多く、当時からオンラインゲームも盛んにプレイされていました。
なので台湾にはゲームに対して関心や親しみを持っている人が多いように思います。
特に新作ゲームに強い興味を持っている人は制作陣に会ってみたいという理由でゲームショウに足を運ぶこともあります。
▲色んなコンシューマータイトルのパブリッシャーである「JUSTDAN」そして隣の「CAPCOM」
ここ数年スマホゲームのブースがほとんどだったのですが、今回はコンシューマーの新作ゲームの展示が目立ちました。
また今回は旧正月の連休と被ったためか子供連れの家族も多かったように思います。
特に任天堂のブースでは親子揃ってゲームを楽しんでいる姿を見かけました。
ゲーム好きの世代が親になり自分の子供にもゲームの楽しさを知ってもらおうとしているんだと思います。
■ 会場で最も派手なブース「ROG」
台湾と言えばゲームデバイスでしょうか。
「ROG」以外にも「ロジクール」や「Razer」などの大手メーカーが出展していて、会場限定価格でデバイスの販売を行っていました。
今回は弊社代表の孟山と一緒にブースを回ったのですが、現場で売っているデバイスの価格を見て「安すぎないか!?」と2人で何度も驚いてしまいました。なんと日本と比べて4割も安いです!
ゲームデバイスが盛んである台湾だからこそ、ゲームを遊ぶ人も多いのかなと思いました。
・ここ数年徐々に発展していく台湾インディーゲーム
▲今年の会場配置図。右側にあるインディーコーナーの密度に注目!
近年、台湾発のゲームには少人数の開発チームから出されたものが多いです。
今回のゲームショウでもインディーゲームアワードを開催しており、様々なインディーゲームを多く見かけました。
斬新な遊び方から、秀逸なデザインセンスがあるゲームまで、ジャンルが幅広く若い人たちのゲーム制作に対しての情熱を感じ取れました。
そしてドット絵を使っているゲームも多く展示されており、いずれもクオリティが高かったです!
台湾には本気でゲームに取り組む優秀な人材が多いんだと思います。台湾出身の私としてもとても嬉しく思いました。
これから発展していく台湾のゲーム業界が楽しみです!
■ 最後に
数年ぶりに訪れた台北ゲームショウ。
昔と比べて台湾発のゲームが増えただけでなく、他の国や地域からも様々なタイトルが集まっていました。
ゲーム好き人口も昔と比べられないほど増えたと思います。
会場は、東京ゲームショウが開催される幕張メッセほどは広くはありませんが、ゲームイベントとしての熱量は負けてないと思います。イベントホールにみっちりと詰め込まれた密度の高いイベントでした。
今回の視察を通して私もひとりのゲームクリエイターとして、自分たちの作ったゲームがたくさんの人たちの目に届き、愛される日が来ることを心から願って頑張ろうと思うことができました!
ミスリル株式会社は本気でゲーム作りに携わりたい仲間を大募集中です!
世界に向けて勝負できるゲームを作りたいと思っている方のご応募を心よりお待ちしております!