「求職者が人生を預けたいと思ってもらえるような言動・態度が取れているか」
採用手法やSNS活用のノウハウが溢れる現代。
多くの企業が「どうすれば人が集まるか」というテクニックに終始する中で、私たち株式会社HUUKは「採用の本質は人間力にある」と断言します。
2026年5月8日、HUUKの人事チームが主催する第2回「採用勉強会」が開催されました。
単なるノウハウの共有ではなく、参加者自身の「あり方」を問い直すワークショップとなった本勉強会の全貌を、現場のリアルな声とともにお届けします。
「採用がうまくいかない」「人が定着しない」と悩む方にとって、きっかけになれば幸いです。
主催:株式会社HUUK 人事チーム
自社採用と並行して、クライアント企業の採用代行・支援も手がける。Wantedlyのマッチクラフト部門で2024年ナンバーワンを獲得するなど、採用の最前線で実績を積み重ねている。
目次
1.「やり方」を教えても採用は変わらない。勉強会が生まれた理由
2. 信頼は一瞬で壊れる。「信頼のバケツ」ワークが浮き彫りにしたもの
3. やられた側の感情は、説明では伝わらない。体感ロールプレイ
4. 「明日から何を変えるか」。参加者の決意と、今後の展望
5. 最後に
1.「やり方」を教えても採用は変わらない。勉強会が生まれた理由
現在、巷には「このシステムを使えば費用対効果が上がる」「このSNSの使い方が良い」といった、採用の「やり方」に関する発信が溢れています。
しかし、現場で採用に向き合い続けてきた私たちが強く感じるのは、「そこは本質ではない」ということです。どんなに集客の仕組みを整えても、最終的に採用できるかどうかは「人の勝負」になります。
SNSもホームページも存在しなかった時代に、なぜ優秀な人材が集まる組織があったのか。その答えは、「その人自身の人間力」にあります。
採用の理想形は、SNSなどのツールを使わなくても、その人に圧倒的な人間力があり、自然と人が集まる状態を作ることです。そうなれば、莫大な採用費をかける必要もありません。
この思想を軸に、ノウハウではなく「人間力」を磨く場として、今回の採用勉強会を立ち上げました。
2. 信頼は一瞬で壊れる。「信頼のバケツ」ワークが浮き彫りにしたもの
勉強会の前半では、「信頼のバケツワーク」を実施しました。
これは、「候補者の信頼・信用を損なう12の行動」を、致命度の高い順に並べ替えるグループワークです。
個人で考えた後、チームで議論し、それぞれの結論を発表していただきました。
▼候補者の信頼を損なう12の行動(参加者発表の順位例)
各チームの発表を聞いていて、非常に興味深い議論が交わされていました。
例えば、1位に挙げられた「採用通知の放置」。これは、時間を割いて自分の情報を開示してくれた相手に対して、結果を伝えないという行為です。
ビジネス以前の問題として、相手を「一人の人間」として尊重していない証拠だと言えます。
また、8位の「初対面でのため口」。親しみやすさを演出しているつもりでも、受け手によってはハラスメントのように感じられ、「入社後も上下関係で抑えつけられるのではないか」という恐怖を植え付けてしまいます。
参加者の方からは、「自分と他の人で価値観が異なり、自分がないがしろにしていたことで信頼を損なっていることに気が付けた」という声も上がりました。
3. やられた側の感情は、説明では伝わらない。体感ロールプレイ
後半は、「面接のロールプレイ」を行いました。
参加者が2人1組になり、一方が「志望度の高い優秀な求職者」、もう一方が「最悪な面接官」を演じます。
面接官役には、スマホを触る、同じことを繰り返し聞く、素っ気ない対応をするなど、意図的に「やってはいけない行動」をとってもらいました。
「自分が過去に受けて嫌だった面接官」を思い出して演じてもらうことで、説明を聞いて頭で理解するよりも、圧倒的に記憶に残る体験にすることを意図しました。
ロールプレイ後のフィードバックでは、参加者から率直な感想が寄せられました。
- 候補者側をやったのですが、一生懸命話したのに同じことをまた聞かれて、『自分が言っていなかったのかな』と不安になりました…
- 面接官を演じてみて、過去にこういう人がいたなと思い出しました。その時点で『この会社には行かない』と決めていたので、当時の感情が蘇りました…
- スマホを見られたり、資料をパラパラめくられたりすると、『全然話を聞いてくれていない』というメッセージとして強烈に伝わってきました…
この体験を通じて参加者が実感したのは、採用の失敗は技術の問題ではなく、人間としての「あり方」の問題であるという事実です。
今、AIが進化し、ロジックや仕組みの構築はどんどん自動化されていきます。
だからこそ、人の感情に触れる部分は、圧倒的な「人間力」で勝負するしかないのです。
4. 「明日から何を変えるか」。参加者の決意と、今後の展望
勉強会の最後には、参加者一人ひとりに「明日から何を変えるか」を宣言していただきました。
- 採用通知の放置は絶対にしないと決めました。過去に1週間放置してしまったことがあったので、明日からすぐに改めます
- リマインド連絡の重要性に気づかされました。ここを徹底していきたいと思います
- オンライン面接の際、別の資料を見ていると『話を聞いていない』と誤解される可能性があると気づきました。配慮を忘れないようにします
今回お伝えした内容は、決して「採用」だけに限った話ではありません。営業でも、社内のコミュニケーションでも、あらゆる人間関係に応用できる本質的なテーマです。
HUUKの採用勉強会は、今後も毎月1回、テーマを変えながら開催していく予定です。
私たち自身も完璧な人間だとは思っていません。だからこそ、現場で実践を重ねながら、皆さんと一緒に学び、人間力を高めていく場にしていきたいと考えています。
5. 最後に
この記事を読んで、「採用活動を見直したい」「自分のコミュニケーションのあり方を変えたい」と感じた方は、ぜひ次回の採用勉強会にご参加ください。
- 開催日:2026年6月12日(金) 19:00~20:30
- 開催場所:株式会社 HUUK
(〒160-0022 東京都新宿区新宿1丁目24-12 The Gate 新宿御苑3F) - 定員:10名
- 申込はこちら:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdI5izKpetmq7eoTMEKphEMDD3U8fqRy2shlpD8P2ANdAYk5Q/viewform
ノウハウに頼るのではなく、自らの「あり方」を磨き、選ばれる企業・選ばれる人になるための第一歩を、私たちと一緒に踏み出してみませんか。
皆様のご参加を、心よりお待ちしております!