「リーダーとしてキャリアアップしたいが、求められるものはなんだろう」「チームをまとめる立場に興味はあるけれど、自分にできるか不安だ」
キャリアを考えるうえで、このような期待と不安を抱くエンジニアは少なくないはずです。
BREXA Technology(以下、BREXA Tech)の機電事業本部では、エンジニア一人ひとりの「挑戦したい」という気持ちを組織全体でバックアップする体制が整っています。その鍵を握るのが、営業担当とエンジニア、そしてエンジニア組織のリーダー間の密な連携です。
今回は、大阪支店を率いる支店長の前田さん、セクションリーダーの徳田さん、そして入社1年目でチームリーダーに抜擢された松村さんにお集まりいただき、BREXA Techだからこそ描けるキャリアパスや、働きがいについてお話を伺いました。
▼BREXA Techのエンジニア組織
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前田さん / 機電事業本部・西日本エリア・大阪支店 支店長
医療業界の営業を経て、2016年にBREXA Techに入社。関西エリアの営業担当として経験を積んだ後、大阪支店の支店長に就任。現在は支店のマネジメント全般を担う。
徳田さん / エンジニア セクションリーダー / 機電事業本部・西日本エリア・大阪支店
派遣エンジニアとしてキャリアをスタート。企業の吸収合併に伴い、2013年にBREXA Techへ転籍。現在は発電プラントの設備機器設計などを担当する傍ら、大阪支店のセクションリーダーとして約490名のエンジニア組織の管理運営を担う。
松村さん / エンジニア チームリーダー / 機電事業本部・西日本エリア・大阪支店
2023年に新卒で入社。大学では情報セキュリティやプログラミングを学ぶ。現在は配電盤やPLCソフトの設計・検証業務に従事。入社1年目の終わりにチームリーダーに就任し、13名のメンバーをまとめる。
多様な経歴を持つ三人が、同じ場所を目指す理由
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──はじめに、皆さんのこれまでのご経歴と、BREXA Techに入社された理由を教えてください。
前田:前職では医療系の営業をしていましたが、「より多くの人の役に立ちたい」という想いから人材業界に興味を持つようになり、2016年にBREXA Techへ入社しました。
入社後は大阪や京都で営業を経験し、その後、グループ全体のソリューションを提案する部署を経て、現在は大阪支店の支店長を務めています。関西の市場は自らの足で歩いてきたので、その経験を活かし、大阪支店を西日本の中核拠点として、グループ全体のシナジーを生み出せるような場所にしていきたいと考えています。
徳田:私は前職の会社がBREXA TechにM&Aされたことを機に転籍しました。前職は100名規模の会社だったので、大きい組織に入ったことで、関われるプロジェクトの選択肢や職種の幅が広がったことに驚きましたね。そのおかげで多様な経験を積むことができ、自身のキャリアアップに繋がったと感じています。
松村:私は2023年に新卒で入社しました。大学では情報系の分野を学んでいましたが、実践的なスキルに自信がなく、「手に職をつけたい」という思いがあったんです。BREXA Techは取引先の企業も多く、上流から下流まで多彩なプロジェクトを経験できるため、自分に合った仕事を見つけられると感じたのが入社の決め手です。会社説明会で、スキルを身につけながら着実にキャリアアップしていく明確なプランが見えたことも大きかったですね。
入社1年目でのリーダー抜擢、ベテランの原点
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──松村さんは入社1年目の終わりにチームリーダーに就任されたと伺いました。どのような経緯があったのでしょうか。
松村:配属先の業務に慣れてきた頃、営業担当との面談で将来のキャリアプランについて話す機会がありました。その中で「若いうちからマネジメント経験を積んでキャリアアップを目指さないか」と声をかけてもらったのがきっかけです。
正直なところ、当時は「不安7割、ワクワク3割」といった気持ちでしたね。自分より年上で経験豊富なメンバーがいる中でリーダーシップを発揮することに、大きな不安を感じていたんです。
──その不安はどのように乗り越えられたのですか?
松村:リーダー就任当初は、メンバーに「自分はまだ若手で、皆さんに教えてもらうこともある」と正直に伝えました。その上で、困ったときは一人で抱え込まず、営業担当や徳田さんのような上司にすぐ相談し、責任を持って解決する姿勢を徹底しました。それに加えて、支店長の前田さんにも「期待しているよ」と背中を押していただき、不安を乗り越えることができました。
──徳田さんは、長年のご経験の中で特に印象に残っているプロジェクトはありますか?
徳田:若手の頃、上司の指導を経て、初めて一人で大規模なプラント設計を完遂させた経験が、今の大きな自信になっています。複数のプロジェクトを任されたり、周りから頼られたりする原点がこの成功体験です。
営業とエンジニアの「最強タッグ」。現場の信頼が、新たなチャンスを生む
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──前田さんにお伺いします。営業の視点から見て、エンジニア組織のリーダーの存在はどのような重要性を持っていますか?
前田:一言で言えば「必要不可欠」な存在です。500名近いエンジニアが在籍する大阪支店では、営業担当だけでエンジニア一人ひとりを手厚くフォローするのは難しい場合もありますから。特に、未経験で入社したエンジニアにとって、同じ配属先に専門的な技術についても相談ができるリーダーがいることは、その後の定着や成長に直結します。リーダーの皆さんが現場で手厚くフォローしてくださるからこそ、私たちは安心して新しいエンジニアを送り出せるんです。
また、営業協力という面でも非常に助けられています。日々、お客様と一番近い距離で仕事をしているエンジニアだからこそキャッチできる情報があるんですよね。実際に、リーダーの方々との連携から新たなプロジェクトの受注に繋がるケースも少なくありません。
──非常に強い信頼関係があるのですね。連携が成功に繋がった具体的なエピソードがあれば教えてください。
前田:特に印象的だったのは、お客様が営業担当ではなく、現場のリーダーに直接「こういうスキルを持った人が必要だから、営業担当に伝えておいて」と依頼してくださったケースですね。リーダーが日々の業務で高いパフォーマンスを発揮し、お客様から絶大な信頼を得ているからこそ生まれる流れです。ときには、リーダーが「この人なら大丈夫」と推薦したエンジニアを、お客様が受け入れてくださることもあります。これは営業担当の力だけでなく、現場で価値を発揮するエンジニア一人ひとりが積み重ねた信頼の賜物です。自分が関わるチームがお客様からここまで信頼されていると実感できる瞬間は、営業として何よりうれしく、やりがいを感じる瞬間です。
──その連携は、どのような仕組みで実現しているのでしょうか?
前田:月に1度定例で、大阪支店の全営業担当と、徳田さんや松村さんを含む全リーダーが参加する「リーダー会議」を開いています。そこで会社や支店の方向性を共有し、リーダー側からは現場の状況や課題、イベント企画などの活動報告をしてもらう。トップダウンとボトムアップ、双方の情報をすり合わせる重要な場になっています。
もちろん、会議以外でもチャットツールなどを活用して常に密な情報共有を行っています。現場のリアルな声を聞きながら、会社の方針とバランスを取って支店を運営していく、この相互連携こそが私たちの強みです。
「人との繋がり」を実感できる場所。自らの意思で、未来のキャリアを選ぶ
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──派遣という働き方には「人との繋がりが希薄になるのでは」というイメージを持つ方もいるかもしれません。松村さんは、その点についてどう感じていますか?
松村:そのイメージとは全く逆で、むしろ横の繋がりは非常に強いと感じています。大阪支店では、家族も参加できるBBQや100名規模の忘年会など、季節ごとに大規模なイベントがあり、他の配属先で働くエンジニアと交流できる機会がたくさんあります。同期とは今でもプライベートで飲みに行きますし、リーダー同士で交流会を企画することもあり、孤独を感じることは全くありませんね。
──エンジニアのキャリアチェンジやスキルアップについては、どのようにサポートしていますか?
前田:私たちは、エンジニアの主体的なキャリア形成を全面的に支援します。例えば、「機械系の業務からIT系のプロジェクトに移りたい」という希望があれば、専門的な研修プログラムに数ヶ月間集中する道、現在の業務と並行しながら資格取得支援制度などを活用して自己研鑽に励み、準備が整った段階でステップアップする道など、本人に最適なプランを一緒に考えます。
エンジニアがキャリアのために流動的に動くことは、本人と会社の双方にとって成長に繋がる良いことだと捉えています。実際に、こうしたキャリアチェンジを支援する仕組みを強化してから、退職率の低下という面でも良い影響が出ています。
──最後に、BREXA Techに興味を持っている方へメッセージをお願いします。
松村:かつての私のように、将来に漠然とした不安を抱えていたり、自分のスキルに自信がなかったりする方こそ、BREXA Techは最適な環境だと思います。研修制度も充実していますし、多様なプロジェクトを経験する中で、本当にやりたいこと、自分に合った道が必ず見つかるはずです。実力があれば、若いうちから責任ある仕事を任せてもらえるので、成長意欲の高い方には、ぜひ一歩を踏み出してほしいですね。
徳田:この会社には、キャリアアップを後押しする制度と、リーダーとして活躍できる機会が揃っています。特に、入社1、2年でマネジメントを経験できる会社はそう多くないので、皆さんのキャリアにおいて間違いなく財産になります。自身のやる気次第で、スキルもキャリアも大きく飛躍させるための環境が整っていると感じています。
前田:私たちは、会社の方針とエンジニア一人ひとりの想い、その両方のバランスを取りながら、誰もが働きやすい環境を作ることを目指しています。若手の方には、自分に合った仕事を見つけるための多様な選択肢を。経験豊富な方には、マネジメントへ進む道、あるいは技術のスペシャリストとして現場で輝き続ける道など、ご自身が望むキャリアを実現するためのサポートを約束します。少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一度、お話を聞きに来てください。
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