こんにちは。キカリ採用広報担当です。
代表インタビュー(前編)では、倉谷が人材派遣会社でファーストキャリアを歩み出し、起業に至るまでの経緯を中心にお話しを伺いました。今回の後編では、キカリの文化・カルチャーとも言える倉谷自身が大事にしている考えや社員に対する想い、今後のビジョンについてお話しを伺いしました。
まだキカリのことを知らない方、選考を検討している人の後押しになれば幸いです。
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社名の由来。キカイをヒカリへ
ーーー前編ではキカリの誕生秘話についてお話し伺いましたが、この「キカリ」という社名にはどんな思いが込められているのでしょうか?
キカリという社名には、「お客様との機会(キカイ)を光(ヒカリ:幸福)に変える」というメッセージが込められています。当社のコンサルティングを利用いただいているクライアント企業様との出会いを貴重な機会(Opportunity)と捉え、クライアント企業様と一体となって夢や希望の光(Happiness)となる道標を描き、当社とクライアント企業様と関わりのある全ての人が幸福になるようにとの願いも込められています。
実は、なかなか納得いく社名が思い浮かばず、コメダ珈琲に6時間滞在して考えました(笑)
社名というのは企業イメージを表す大切な要素の一つで「キカリ」というユニークな響きは、顧客や社員に強い印象を与えることができると思います。さまざまな選択肢から最終的に社名決定をできたので、自分たちが目指すイメージに相応しい社名にできたのではないかと思っています。
ーーーなるほど、6時間考え抜いてたどり着いた社名なのですね!他にキカリで大切にしていることはありますか?
キカリでは従業員(特にコンサルタント)のキャリア形成を大切にしています。どの会社にも優秀な営業がいると思いますが、会社がある一定の規模までいくと、本人に実力があっても上のポストが空いていないが故に、それ以上のポジションへ就けないということがあります。そういう方たちが活躍する場を提供したいというのもコンサルティング事業を立ち上げた理由の一つです。
一般的な会社と異なりコンサルティング事業になれば、コンサル先の企業様ごとに案件が異なるため、どんどん新たなスキルや経験を積むことができます。 また新しいプロジェクトやクライアント企業様の新規事業立ち上げに参画することで、コンサルタントにとっても貴重な成長機会となり、業績が伸びることでコンサル先の企業様の競争力を向上させることにつながります。
複数のコンサルティング先で経験を積むことで、人材派遣会社1社に所属するだけでは培えないような事業フェーズ、新規立ち上げ等の多様なキャリア形成ができるようになります。
起業後の苦労。仲間集めに奔走する日々
ーーー会社を立ち上げるに当たって、苦労したことはありますか?
起業して最も苦労したことは「仲間集め」です。実は当時「会社を立ち上げる」ということは決まったものの、これまでの経験からぼんやり事業イメージは見えているくらいで会社のルールや、事業計画もハッキリ決まっていませんでした。
お客様の開拓は親会社代表の溝部がコネクションを活かしてくれたことでスムーズにいきましたが、コンサルティングに入れるメンバーがいないことには事業を拡大できません。事業計画もなく、会社のメンバーも2人だけ、正直どうなるかもわからない会社に入ることはリスクになると考え、これまでのコネクションを頼りに私たちの思いに賛同してくれるメンバーを探し、とにかく仲間集めに奔走しました。
キカリに少しでも興味を持ってくれたメンバーには何度も会いに行き、青森までいったこともありましたね。地道に私たちの思いを伝え、関係を築き、キカリのメンバーとしてようやくリファラル採用で社員が集まってくるようになりました。
ーーーやはり会社規模を拡大する中で10人の壁、100人の壁があると言いますよね!これから拡大していくにあたり、課題はありますか?
コンサルタントの多くはコンサル先の企業様へ出向しているため、メンバー同士が顔を合わせることが少ないこと、さらにコンサルティングを少人数のプロジェクトとして遂行しているため、孤独感を感じやすいという点が課題だと感じています。コンサルティングする中でどうしても事業が伸び悩むタイミングがあると思うので、そんな時に孤独感を感じて気持ちまで下向きになってしまわないよう、フォロー・サポート体制をどうするか、キカリとして結束感をどう出すかは今後考えていかなければいけない部分だと思っています。
その課題への取り組みとして、週1回は必ずWEBミーティングで各プロジェクトの業績だけではなく、最近の悩みや成功・失敗事例をざっくばらんに共有し、コンサルタント同士が互いにフィードバックし合える時間を作っています。
またコンサルタントによっても習熟度や業務レベルが異なるため、同じ業務レベルのメンバーで会話を促進するための食事会を企画したり、シニアマネージャーによる研修プログラムを組んで社内教育に取り組んだりしています。
自分自身の仕事を誇りに思える会社へ
ーーー倉谷さんが会社運営にあたり、大事にしている根本となる考えを教えてください。
世の中的には、DXやIT化がトレンドになっていてきていますが、そのシステムを扱ったり仕組み化していくのは最終的に人です。さまざまな企業様とお取引する上でも、良い商品というよりかは、誰と取引するかが大事で「気持ちのよい取引=信頼できる人と仕事をすること」だと思っています。
一番に「人」を大事にして物事を考えるようにしていて、キカリという会社で仕事をすることで人間的に成長してほしいと思いますし、ライフステージの変化とともに価値観も変わるとは思いますが自分自身の仕事を誇りに思えるような会社にしたいと思っています。
お客様に対しては、キカリのサービスを使っていただくことによって、会社の業績が向上し、さらにはコンサル先で働く従業員さんたちも幸せになってくれたら嬉しいです。
ーーー「人」を大切にできる会社、とても素敵ですね。創業2年目に入ったスタートアップの今、キカリへ入社する醍醐味を教えてください。
スタートアップならではですが、新しいことに挑戦したいという人にとっては、挑戦できる環境しかないので楽しめると思います。逆に今の現状に満足している人は正直合わないかもしれません。
コンサルタントの仕事は、ゼロのものを作り上げることや、上手く行っていない要素をパズルのように組み合わせていくため、客観的に状況を分析し、自分で思考を巡らせながら試行錯誤し、事業を作っていきたい人にとっては非常に面白い仕事だと思います。
事業の方向性は定まっているものの、どういう風に実現するか、その手法については自由に選択できる裁量があります。現在進めているコンサルタントの採用もそうですし、会社を拡大させていく上で今後も仲間集めは続いていきます。
組織の中核を担えるポジションにも空きがあるので挑戦してみたい、キカリで成長したいという方は、どんどん応募してほしいですね。スタートアップ期ならではの醍醐味が詰まっています。
さらなる社会課題の解決へ、目指すは100社のコンサル!
ーーー最後に今後のビジョン、目標を教えてください。
2030年までに100社のコンサルティングに入ることが目標です。現在はまだ10社なので10倍です。それだけのニーズがあると思っていますし、少しでも経営難で困っている中小企業様の力になっていきたいと考えています。
また、上記の目標を達成するために自分たちの仲間をどれだけ増やせるかも目標にしていて、現在の25名体制から2025年には70名の組織体制まで拡大したいと考えています。
コンサルティングサービスは、医療介護業界の人材派遣サービスを対象としていますが、今後は同じく伸びている業界の派遣事業に横展開を考えており、IT(エンジニア)の領域や、保育のサービスなどを検討しています。人材業界で営業経験のある方は、キカリで経験を活かして活躍できる可能性が高いので、ぜひ一度話を聞きに来てほしいですね。
ーーー最後にメッセージをお願いします!
私たちの仕事は会社経営に関わるため、コンサルティング先の企業様を良くすることもダメにすることもあります。自分自身が介在することにより、人単位ではなく、会社単位のより大きな規模で貢献することができ、大きな責任が伴うからこそのやりがいがあります。
医療介護の問題をはじめ、日本という国には多くの社会課題があり、これらの問題をキカリ1社で解決することはできません。コンサルティング先の企業様をパートナーとして巻き込み、10社、20社、100社とその輪を広げ、日本の未来を明るくすることが使命だと思っています。
人材コンサルティング×DXで「人材サービスの世界を変える」ことを目標に、これからも既存の枠組みに囚われずどんどん挑戦していきます。より大きな規模で誰かのために、企業のために、社会のためにという視点で仕事がしたい方はぜひ一緒に仕事をしましょう!お待ちしています。
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