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こんにちは!BRIDE株式会社広報担当です。2月は全社員向けの社長講話と研修を行いました。普段は全員が集まるのはなかなか難しく、こうした機会はかなり久しぶり。実施への想いと成果を、社長の高瀬に聞いてみました。
―全員が集まっての社長講話は数年ぶり、研修会は初めての開催ですよね。開催への想いを聞かせてください。
高瀬:普段から、私が社員それぞれと個々に話すことはありますが、一斉に全員に向けてという機会がなかなかありませんでした。個々との話というのは、その人の仕事内容や考え方を踏まえて、それに合う話ができるという良い面はあります。一方で、会社の成り立ちや存在意義、世界情勢や時代の流れを踏まえての経営方針などは全員で共有したく、今回の開催となりました。顔を見せて、台本もなしで、自分の口で50分語るというのは、きっと文面やオンラインで届けるよりも伝わるものがあったと思います。
研修については、部門や役職ごとにそれぞれに必要な学びを得る機会はこれまでも用意してきました。その中で、製造部門が見学とお話を聞きに伺った矢田工業所さんの事例を全社員で共有したいという話が現場から起こり、私も必要だと感じたために、開催となりました。
―社長講話ではどんなお話をしたのですか。
高瀬:私は経営者ですから、ブリッドのリアルな数字を見ながら未来への想いを伝えねばなりません。社員には生活がありますから、この先も働き続けられるという安心感がもてる会社であるのか、またそのためにはどのように力を発揮し、頑張っていくべきかという方針を示しました。
実業家・稲森和夫さんが「従業員の物心両面の幸福のために」という言葉を残しています。これは中小企業の経営者である自分には、重い、しかしリアルな言葉です。中小企業は大企業に比べ、経営を安定的に成長させ、従業員の暮らしを守り続けることが容易ではありません。だから、ビジョンややりがいは語れても、売上げや給与の話はしづらいのです。しかしそれを乗り越えねば、会社一丸となっての成長はない。せっかく直接話せる場なので、言葉を尽くして伝えました。
現在の世界情勢、時代の流れ、それによって人々の消費がどう変わってきているか。「必要なものにしかお金をかけられない」という層も増えています。その中でBRIDEはどう戦略をとるべきか。「今までと同じ」では「売上げの現状維持」すらも達成は難しい。
頭を使い、他社より一歩先を行く挑戦を続けることでやっと、事業の継続、成長が見込める時代なのです。そんな背景があるからこそ、ブリッドは次々と新しい挑戦を続けているし、そこが成功してこそ給与にも反映できるのだと話しました。ブリッドの挑戦を粋に感じて、ともに走ろうという気持ちが高まるといいなと思います。
―研修ではどんなことをしたのですか。
高瀬:愛知県で製造業の収益改善指導を行われている、矢田工業所の野田昭郎さんに来ていただき、製造業の効率化についてお話しいただきました。製造業というのは、在庫が無くなることへの不安から、在庫過多になりがち。頼まれる前から早めに多く作っておくという習慣を見直すことで、無駄な生産を減らそうという提案をいただきました。
製造業といってもいろんなやり方があるので、自社に照らし合わせてどうなのかは十分に考えねばなりませんが、少なくとも、社内で製造業務に没頭しているだけは生まれない視点を外から入れていただいたことで、皆の視野が開けたのではないかなと思います。まずは生産状況の「見える化」から、進めていけるといいなと思います。
研修後は、講師の野田さんと本社スタッフとでディスカッションも実施。ここは私の声が大きくならないよう、あえて私は席を外しました。今回の研修を生かして、今後社内にどんな変化が生まれて、新しい風が吹くのか、楽しみです。
私自身も今回、話を聞く社員たちの顔を見ながら、ブリッドが彼らにとっていつまでも「誇れる会社」であるように、さらには若い世代が「ここで活躍したい!」と入ってくるような会社であるように、ますます頑張っていかねばと感じました。今後も講話や研修は、定期的に開催していきたいと思います。
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