社員のリアルな声を調査!出張の魅力とは? | TPS_新卒採用
みなさん、こんにちは!採用担当の赤池(あかいけ)です。「出張って、実際どんなことをしてるの?」--そんな就活生のみなさんの素朴な疑問にお応えすべく、今回は出張のリアルに迫ってみました!プラントエ...
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“機器設計”
ポンプやタンク、熱交換器といった機器の仕様をまとめ、ベンダーと調整しながら設計・調達・据付・試運転まで見届ける――プロジェクトを支える専門職です。
技術面だけでなく、安全性やコスト、納期など多方面を考慮しながら最適な選択をしていくのも重要な役割。
そんな機器エンジニアとして活躍しているのが、キャリア入社4年目のHさん。
TPSでの新しい挑戦を楽しむHさん。
どんな思いで転職を決めたのか、前職との違いは何か――率直に語ってもらいました。
― 前職のご経験を教えてください。
新卒で化学メーカーに入り、エンジニアリング部門で工場の設備改修や計画を担当していました。約6年間勤め、その間にエチレンプラントの建設にも関わりました。
具体的には、既存設備の改修計画を立てたり、ベンダーさんに設計や製作を依頼して納入まで見届けたりと、ユーザー側の立場でプロジェクトを推進する役割でした。
― そこからTPSへ転職されたきっかけは?
ずっと1社で働き続けるのはどうなのかな、と正直思っていました。新卒で決めた会社しか知らないことに違和感があり、「違う環境にも飛び込んでみたい」と考えるようになったんです。
そこでプラント業界を見ていたときに、偶然TPSを見つけました。
当時TPSは医薬分野へ力を入れ始めたタイミングで、私自身は医薬の経験や知識は全くなかったんです。不安もありましたが、これから成長していく分野に自分も飛び込んでみたいと率直に思い選びました。
もうひとつ大きかったのは、働き方の面です。
TPSは勤務地が一定で、機器設計の仕事は出張が少なめ。あってもメーカーで製作された機器の確認、現地への導入時の立ち会い程度で、長期出張はありません。家庭と両立しやすい働き方ができるのも魅力でしたね。
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― 前職とTPSの違いはどんなところにありますか?
前職は“発注側”の立場でした。その分、ベンダーさんとの関係も「お願いする側・される側」という構図になりやすく、どうしても立場に差を感じる場面が多かったんです。同じ専門家同士なのに、もっと対等に議論できたらいいのに、と思うこともありました。
TPSではそこが全く違います。お客様もベンダーさんもパートナーとして尊重しながら、同じ目線でプロジェクトを進めていく文化がある。ここなら気持ちよく仕事ができるし、自分のスタンスにも合っているなと感じました。
― 機器設計の仕事って、具体的にはどんなことをしているんですか?
医薬・ファインケミカル・石油化学など幅広いプラントで、塔・槽・熱交換器・回転機・マテリアルハンドリング機器など、あらゆる機器のエンジニアリングを担うのが機器設計です。
具体的には――
つまり、単に“モノを頼む”だけではなく、顧客・社内・メーカーをつなぐ“橋渡し役”。専門知識をもとに最適な選択を導き、プロジェクト全体を着実に前へ進めていく――それが機器設計エンジニアの仕事です。
― 実際に図面を描くこともあるんですか?
私自身が図面を書くことはあまりないです。ただ、ベンダーが作った図面を理解して、設計意図が反映されているかを確認する必要があります。あと、現場での設置や稼働状況に応じて、設計を微調整することもあるんですよ。
例えば設備の設置スペースが限られているときや、既存設備との接続方法に工夫が必要なときがあります。その場合はメーカーと一緒に最適な方法を考え、調整していきます。単に指示を出すだけじゃなく、実際にどうすれば効率的に動くかを考えるのも大事な仕事です。
― 仕事のやりがいはどんなところですか?
やっぱり、自分がまとめた仕様が実際に形になった瞬間ですね。『やっとできた』という安心感と、『これからちゃんと稼働するかな』という緊張感が入り混じります。そして現場に納められて、実際に稼働している姿を見ると、大きな達成感があります。
もちろん、大変なこともあります。
ベンダーとのスケジュール調整がうまくいかないこともあります。そのときは『できません』で終わらせずに、『どうすれば前に進められるか』を一緒に考えるようにしています。こういう姿勢があるからこそ、機器設計の仕事はただの作業じゃなくて、プロジェクトを前に進める“挑戦”になるんですよね。
― TPSに入ってみて、カルチャーや雰囲気はどう感じていますか?
TPSの機器設計には親会社の東洋エンジニアリング出身の方など、プラント業界で長く経験を積んできたベテランと、20代の若手がちょうど半分ぐらいの割合で在籍しています。
ベテランの持つ技術的な深さと、新しい領域に積極的に挑戦していく若手の推進力。その両方があるのが機器設計の強みだと思います。
お客様によっては“実績と知見”が求められることもあれば、“新しい提案”が大事な場面もある。どちらか一方ではなく、両方がそろっているのが大きな魅力ですね。
自分自身は今ちょうど中間の立ち位置にいて、ベテランの方から学んだことを、次は後輩に伝えていく役割も担えていると感じます。
― 部署の雰囲気ってどんな感じですか?
すごく安心して、リラックスして働ける雰囲気ですね。仕事の相談はもちろん、雑談も自然にできるような仲です。以前は固定席で機器設計のメンバーが近くに集まっていたんですが、そのときもベテランと若手がよく雑談していて、“いいな、この空気感”と思いながら働いていました。今はフリーアドレスになって、隣の席が必ずしも同じチームではないんですが、それでも気軽に声をかけ合えるので心地いいですね。
― 最後に、これからTPSで働くかもしれない方にメッセージをお願いします。
TPSは“誰かに聞けば必ず答えてくれる“環境があります。分からないことや困ったことがあっても、必ず誰かが親身に相談に乗ってくれるし、一緒に解決策を考えてくれます。だから自分のように新しい分野に飛び込む人でも安心できると思います。
もうひとつは、チャレンジの幅が広いことですね。機器設計といってもポンプやタンク、熱交換器など対象は多岐にわたります。今部の方針としては“この機器だけのスペシャリスト”ではなく、“いろんな機器に挑戦して経験を積もう”というスタイルです。その中で自分の得意分野を見つけていけばいい。ゼネラリストとしての視点を持ちながら、自分の武器も育てられる環境だと思います。
だから、新しい挑戦をしたい方にとっても、腰を据えて専門性を磨きたい方にとっても、どちらにとっても魅力のある会社じゃないかなと思います。