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株式会社Another worksの執行役員 経営企画室室長を務めている中村俊之です。
社内では年長者の部類にはいりますが、みんなからは「としちゃん」と呼ばれています。
(弊社では年齢・役職に関わらずあだ名で呼び合う文化があります。)
上場企業の管理職からベンチャー企業に転職して早一年。
先日はラウンドBにあたる、資金調達を終えることができました。
一年経った現在だからこそ感じている、ベンチャー企業のコーポレートで働くことの大変さと、面白さを改めて書き記させていただこうと思います。
▼転職という決断をした流れについては、こちらのnoteをご覧ください▼
https://note.com/toshi_8511/n/n7a39352206af
入社から一年、資金調達を終えた現在
改めてになりますが、シリーズB(総額約4.6億円)の資金調達を実施いたしました。
私自身にとっては初めての資金調達ということもあり、不安や心配な気持ちと、ワクワクに近い高揚感が入り混じった複雑な感情でスタートしたことを覚えています。
そして現在、実際にこの調達を終えてみて得られた感情は、達成感というものよりも、貴重なお時間を割いて検討いただき、また大きな期待をいただけたことへの感謝の気持ちと、そして自分自身とチームとして果たさなくてはいけないことへの責任と覚悟がより強いものになったというものです。
▼プレスリリースはこちら▼
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000195.000047859.html
外部の方とのコミュニケーションを取る機会が多くあった中、「複業」という新しい働き方への共感や、事業の成長性(過去のトランザクションや、今後の期待値)、ビジネスモデルの拡張性など多くの点でご評価をいただけましたが、中でも私が取り分け嬉しかったのは、「経営陣を含めメンバーの皆さんも優秀で、着実にしっかりとやるべきことをやりながら企業成長をしていますね」というお言葉をいただけたことです。
Another worksのメンバーは、複業の社会実装を実現するというミッションに対して共感値高くコミットしている方が多いです。また弊社には9つのバリューがあるのですが、掲げているだけではなく、行動にも表れていることが、外部の方に対しても伝わっているのだと感じました。
志を一つにして働ける環境だからこそ得られる喜びでもあり、まただからこそ成しえる、組織と個人の成長があるのではないかと感じています。
非連続な成長を
ラウンドBの資金調達も終え、複業クラウド導入数は累計で1,000社を超え、人員数も私が入社した一年前と比べると同期比で3倍超の50名近い組織へと成長を実現しておりますが、目の前の業務はまだまだテンヤワンヤの日々です。
前職(大企業)で働かせていただいた時は、新しいことを始めるといっても、なんだかんだ前例を見習って真似をすることで形になることも多く、また上司や先輩、他部門の協力も潤沢にいただけることで、実際には自身でやり遂げたというよりも、周りが自分にやらせてくれていたことが多かったんだということに気づくことが多くあります。
一方でベンチャーという環境では自分で考えて、手も足も動かしながら行動しきらなければ何も実現しません。管理部の仕事もまさに0→1に近いものであり、もちろん外部のスペシャリストや専門家に相談をしながらということは多くありますが、今のフェーズにおける最善策が何で、どうすれば実現するのかということを、常に自身で責任を持ち、やり切るという環境は自分自身の非連続な成長に繋がっていると感じています。
またこれは私が執行役員という立場だから行っている(行わなければならない)というものではなく、今いる管理部のメンバーも同じように、自身の役割・担当の中で強い責任感や自負を持って行動できていることがAnother worksの管理部の強みだと感じています。
まずはやってみる
メンバーの多くも、前職は上場企業やレガシー企業と呼ばれるような大企業を経て、Another worksにジョインをしてくれていますが、これまでの業務において何より大事とされてきたのは「いかにミスをしないか」 「いかに効率的に業務を進めるか」であったことが、Another worksでは「いかに会社にとって良い仕組みにするか」という視点に変わっています。入社当初はこれまでの業務で求められることとの違いに、多少の戸惑いを感じることもあったようですが、与えられた仕事を完璧にこなすのではなく、自らで考えて業務を進めていくことに、楽しさややりがいを見出してイキイキとした表情で活躍をしてくれています。
もちろんバックオフィスにおいて、ミスをしないことや、コスト意識を高く持ち効率的に業務を行うことは当然に求められる大切なことです。しかしそのこと以上に、整っていない環境の中で0→1の仕組みを作り上げていく上では、失敗を怖がらずに、あるべき姿を考えて、自ら積極的に取り組んでいくことが大切だと感じます。
その中で起きる多少のミスや非効率は、繰り返し業務を進める中で少しずつ整えていけば良いというのが私の考えでもあり、まずはやってみるというその気概がベンチャー企業のバックオフィスならではの経験に繋がります。
不自由を楽しめる人
組織開発グループの労務担当:吉田さんと、採用担当:吉川さんです!
手前味噌にはなりますが、Another worksのバックオフィスは最高のチームです!
メンバー全員に共通しているのは真面目で素直で謙虚な上に、向上心を強くもち、仲間想いであるということです。感動屋が多く、他部門で頑張っている他のメンバーを見て感化されたり、新入社員の決意表明を聞いてもらい泣きしたり、メンバー同士で感謝を伝えあったり、そういうメンバーばかりです。
自分の枠組みにとらわれず、不自由を楽しめる人、同じ志を持つ仲間と気持ちよく仕事がしたいという方は、是非Another worksでのチャレンジをお待ちしています!