経営陣の思考回路を伝える
Management Board Series
今回は25歳で最年少執行役員に就任した犛山執行役員が
Public事業部の未来と複業の可能性について語ります。
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皆さん初めまして!株式会社Another works 執行役員兼Public事業部 部長の犛山創一です。
私は、この株式会社Another worksに2023年4月に新卒として入社、早3年が経ちました。そしてAnother worksが8期を迎えた2026年5月より、私は、この大好きなAnother worksという会社で、執行役員・Public事業部長を拝命しました。
これまで多くのご指導をいただきさらに多くの期待を寄せていただいた株主や経営陣の皆様、未熟な私をずっと支え続けてくれたPublicメンバーのみんなに対して感謝の気持ちで溢れています。
そこで今回は、私がこれまでのインターン期間を含めた5年間でみていた景色、 そしてこれから描く未来について、お届けしたいと思います!
目次
どこにいても地元愛を体現できる世界を夢みて
"Public"に込めた私たちの決意
実現したい未来の”当事者”であり続ける
社会性と経済性を両立し続ける
どこにいても地元愛を体現できる世界を夢みて
Another worksと私は、Another worksが2期目、私が大学2年生の頃、1通のDMから始まりました。当時の私は、誰もがどこにいても地元愛を体現できるそんな世界を夢見る、何者でもない大学生でした。
コロナ禍ということもあり、当時流行っていたオンライン1on1でたまたま知り合った方に、「誰もが、地元で、関われる」この3つのことを話すと、その方から「うっしーに合う記事があるよ!」と、とあるnoteを教えていただきました。なにを隠そう、そのnoteの作者がAnother works代表取締役、大林尚朝だったのです。
“複業”があれば、東京で働きながらでも、
大好きな地元に関わることができる。
これだ。衝動的に、そして盲目的に、誰かも知らない経営者に僕は1通のDMを送りました。夜遅かったにも関わらず、親切にも1時間立たずにお返事いただき、翌日オンライン面談を経て採用。翌週からインターン生としてAnother worksの業務がスタートしました。
"Public"に込めた私たちの決意
今でこそ私が管掌する行政向けサービス「複業クラウド for Public」は全国累計250以上の自治体にご期待いただいておりますが、最初の1年近くはこの取り組みに名前すらありませんでした。社内ではしばらく「自治体プロジェクト」と呼ばれていたのです。
そんな中、代表とがむしゃらに提案し、奔走し、ついに、導入実績が10自治体を超えたあたりからサービス名をつけようという話になったのです。
地方だけを救いたいわけではない。私の出身地でもある東京も救いたい。行政・自治体だけではなく、企業や住民を含んだ地域に貢献できる事業にしたい。
だからこそLocalではなく、Governmentでもなく、Publicを選びました。
「複業クラウド for Public」
このひとつの名前に、私たちが描き実現したい世界の輪郭を託しました。
今だからこそ言えますが、私は当時この取り組みが”47都道府県すべてに導入いただける規模になる”とは思っていませんでした。
自治体との連携の位置づけはあくまで実証実験。 自治体からも、複業したい個人からも、利用料や手数料をいただかない。すべて手弁当での取り組み。2年間、この取り組みの売上はゼロだったからです。
それでも、なぜやり続けたのか。ひたすら信じていたのは、 自治体の職員の皆様からいただいた言葉でした。
「複業タレントのおかげで業務がより前に進んだよ!」
「新しい知見をいただき、自分の成長にもつながったよ!」
「やってよかった、ありがとう!」
事業になるかすらわからなかった取り組みに、そんな声が一つ、 また一つと重なるたびに、自分の中で使命感が少しずつ湧いてきました。
自治体に入ったけど、やりたいことが実現できない。
都心部にいても地域に関わりたいけど機会がない。
このサービスは、そんな人を救う。
盲信が、 確信に変わった瞬間でした。
「今やっていることが本当に社会のためになっているのかわからない」
こんなちっぽけなことに悩む前に、僕ができることは、この会社を、このサービスを、この環境を与えてくれた恩師を、何がなんでも信じ切ること。「複業クラウド for Public」を、我が子のように愛することに集中しました。
経験も実績もない学生が、人材領域・公共領域という歴史のある大きな市場で戦うには、たぶんそれしか方法がなかったとも思います。誰よりも現場に向き合い、誰よりも自分のサービスを信じる。その盲信だけが、言い訳も心の弱さも許してくれない唯一の武器だったように思います。
そして、お客様からいただいた嬉しい声を聞き、その体験をもっとたくさん方に届けるためには、この取り組みを長く続けていかなければならない。そのためには、まずは自分の給料を払えるだけの事業にしなければいけない。そして必ず未熟な私に機会を与えてくれた会社に恩返しをしなければならない。そう思うようになりました。
社会性と経済性を両立する事業でありたい。この想いの原型は、 この創業期に生まれたものでした。
実現したい未来の”当事者”であり続ける
Another worksのMissionは、「複業の社会実装を実現する」ことです。
まだ見ぬ世界、複業が社会実装された社会の「第一村人」になるのは、他の誰でもなく、我々自身であるべきだと思っています。
だからこそ私は、複業の社会実装された社会の一員として、自らも複数の名刺を持ち、新卒1年目から複業を実践してきました。 Another worksでの活動に加え、一般社団法人シェアリングエコノミー協会、そして北海道厚真町での地域活性化起業人としての活動。
もっと多面的にビジネス学びたい。尊敬する方の傍で働きたい。好きな地域に貢献したい。いろんな想いがあるなかで各団体の立場で仕事をしてきました。
そしてこの働き方は、Another worksが描く複業が社会実装された社会の“当事者”でありたいという想いによるものでもあります。
そしてもう一つ、当事者であり続けるために、 複業の社会実装された世界をつくるのであれば、企業側もあたりまえのように複業(業務委託)を受け入れる土壌をつくらなければいけない。 だからこそ、Another worksでも多くの複業タレントの皆様に助けていただいています。
本業で得た知見を、また別の本業で還元する自身が複業の実践者としての姿勢に加え、複業を受け入れる側にも回るという姿勢もまた、当事者であり続けるということの一つだと思っています。
ただ外から理想論を自慢げに語るのではなく、自分の身体をもって描く社会を確かめ続けること。泥臭くて、不器用かもしれないけれど、当事者であることを、これからも大切にしていきたいと思っています。
社会性と経済性を両立し続ける
Another worksの経営に関わる立場の一人として、自身のテーマを言葉にしようと思います。
「Another worksを、社会性と経済性を両立し続ける会社にする」
経済性の重要性は自明であるので、スタートアップにおける社会性の重要性について具体的にお伝えします。
社会課題の解決に向き合っていると、民間企業のサービスや自助努力だけでは越えにくい壁にぶつかることが何度もあります。 例えば、「公務員は原則として副業ができない」という制度の壁です。私たちがいくら「公務員の方々の知見を地域に還流させましょう」と民間から声を上げても、最後は法律や国の制度というルールの話に行き着いてしまいます。
しかし、「制度がない(又は、ある)からできない」で終わらせず、たとえ泥臭くても、現場で伺ってきた声を束ね、関係省庁や議員、業界団体と共に「社会に本当に必要なことか、どうしたら日本はより良くなるのか」を軸に、粘り強く対話を続ける。これが本当に大変で、でも重要なんです。
2025年6月、 総務省から地方公務員の兼業に関する技術的な通知が発出されました。 これまで「営利企業での兼業は原則NG」 とされてきた制限が大幅に緩和され、一定の条件を満たせば民間企業でも副業・ 複業も可能になるという、歴史的な転換点です。
民間と行政の境界線を越え、事業と政策の両輪を回して社会を創造していく。事業の力だけでは越えられない壁を、政策の力で動かしていく。逆に、政策だけでは届かない現場を、事業の力で支えていく。この両輪を回し、Another worksという会社を、日本社会の抱える、そして地域の抱える課題を連鎖的に解決できるパブリックカンパニーにすることが私の使命であり、複業が社会実装された理想郷を描く夢追い人に必要なことだと思っています。
この大きなテーマに、 仲間の皆さんと共に、これからも泥臭く、粘り強く向き合っていきたいと思います!
これを読んでいただき、犛山と話したいなと思ってくださった方は遠慮なく連絡ください!最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
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公開日:2026年6月
数値や状況は公開日時点のものとなりますので、予めご了承ください。