目次
AIイラストからAI動画へ—生成AI技術の可能性
AIイラスト生成からAI動画へ
生成AIを活用するためのPC環境
推奨スペック
最後に
AIイラストからAI動画へ—生成AI技術の可能性
メーロンの宇都宮です!
さて近年、生成AIは急速に進化を遂げ続けており、自動運転やらビックデータの解析やらといった企業のみならず、ここ3年ほどで私たちのような一般市民にも創作活動分野やビジネスの現場に革新(というにはまだ早いかも)をもたらしています。
その中でも、私は2年ほど前にStable DiffusionからAIイラスト生成を通じてAI分野に触れる機会があり、中身の更新の速度の速さと言ったら1週間くらい触らなかったら浦島太郎状態になるほどでした。
かつて「ラーメンを食べる美少女」と入れようものならまるで「我が子を食らうサトゥルヌス」状態の絵が吐き出されたのは有名ですし、私も指が7本あるイラスト美少女と日々戦っておりました。
本日は今生成AIって個人で触れるならどんなのあんの?どのくらいお金かかるの?の分野で一本書かせていただいた次第となります!
AIイラスト生成からAI動画へ
2年ほど前の話に戻りますが、当時でもすでにChatGPTはありましたし、非常に多くのイラスト生成AIサービスが有りましたが、私が実際環境を構築したのは「Stable Diffusion」でした。
オフライン版ですので、自分のPCに入れてどんどんカスタマイズできるわけですね。私が知らない間にPythonやってた事になっている最大の理由です。
(今はオンライン版もあるのでお手軽に始めるのであればそちらを使えば環境を組むのにお金はかかりませんよ!)
そこから暫くの間、世界中のユーザーはイラストを作成しては公開していきましたがある時から新分野が出てきたのですね。
そう、「動画」です。
最初期はまるでパラパラ漫画のようなカクカク具合に目が痛くなるような背景の変化といった塩梅でしたが、去年私は驚愕しました。「もう現実と変わらないような実写動画作れてるじゃん」と。
ChatGPTで有名なOpenAIがSoraという動画生成サービスを一般提供したのが昨年の12/10ですが、これからは巷にあふれる動画の何割かは生成された事実でないものと最初から考えておかないといけないほどの革新と思いました。
今後はより、アニメーションや広告映像など、クリエイティブな分野で新たな表現の可能性が広がって行くわけですね。
生成AIを活用するためのPC環境
さて、ここからは実際に生成AIを使用するに当たり、オンラインサービスではなく自分のPCに環境を構築するとしたら、どのくらいのスペック、ひいてはお金が必要なのかのお話です。
生成AIを使用する場合、特にStable DiffusionやAI動画生成ツールを個人で運用するならば、以下のスペックが推奨されます。(AI君に調べてもらいました)
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推奨スペック
- GPU: 高性能GPUが不可欠です。特にVRAMが8GB以上のNVIDIA RTXシリーズ(RTX 3060以上)が推奨されます。
- CPU: マルチコア性能の高いプロセッサ(Intel Core i7以上やAMD Ryzen 7以上)が望ましいです。
- RAM: 16GB以上が基本で、可能であれば32GB以上が理想です。
- ストレージ: SSD(NVMe推奨)で、最低500GB以上を確保しましょう。
- 電源と冷却: 高負荷な作業が多いため、安定した電源供給と十分な冷却性能も重要です。
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だそうです。
今の私のPCがRTX3060でRAMが32GBですのでもはや最低環境と言えるでしょう。
実際最近うまく生成されないことが多いのです。
実際の金額としては価格ドットコムを覗いて見ると下記のようになるでしょうか。
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推奨スペックと平均価格
- GPU(グラボ)
NVIDIA GeForce RTX 3060(VRAM 12GB)(うまくすればもうちょっと価格下げられるかも)
平均価格: 約45,000円~50,000円 ※Radeon系は非推奨だったりします - CPU(プロセッサ): Intel Core i7 12700
平均価格: 約45,000円~50,000円 - RAM(メモリ): 16GB(32も正直足りない印象なので64以上かも)
16GB(8GB×2枚組): 約10,000円~15,000円
32GB(16GB×2枚組): 約20,000円~25,000円 - ストレージ: SSD 500GB(HDDとSSDの比較したこともありますが、SSD一択です。少し前よりだいぶ安くなりました!)
500GB SSD: 約7,000円~10,000円
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高い・・・!
しかも生成をしいていたら、どうせもっと上のスペック欲しくなるので上記は推奨の最低、みたいな感じですね!
多分オンライン、クラウドサービスの生成AIを活用するのが多分いちばん賢い選択かもしれないですね・・・。
私はグラボの買い替えとCPUの増設(RTX5000シリーズとRAM128GB)目標に組みたいなと考えております!
最後に
次回は実際の生成AIの様子(プロンプトのお話とか)やChatGPTのスムーズな音声対話のお話など、予定は未定ですができればと思います!
ここまで読んで頂きありがとうございました!
また次回のストーリーでお会いしましょう!