〜グローバルに挑戦する日本人の英語力を支援、社会変革を加速〜
“超”伴走型の英語スクール「90 English」を運営するインパクトスタートアップの90株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:高田 勝太・加々本 雄太郎)は、このたび「社会課題の解決」と「持続可能な成長」の両立を目指すインパクトスタートアップ協会(Impact Startup Association、以下 ISA)の正会員として参画したことをお知らせいたします。
日本でははるか昔から無数の英語学習サービスが存在しているにも関わらず、世界と比較しても、自信を持って英語を話せる人が極端に少ない現状があります。
そしてこの英語におけるディスアドバンテージが、日本や日本人の世界的な影響力の低下を招いていると感じています。
私たちは、そうした状況を大きな社会課題として捉え、日本における英語教育の常識を変えることを目指しています。将来的には、中高生をはじめとするより若い世代の英語教育を改革し、究極的には自分たちも含む「大人向けの英語学習サービス」が必要ない世界が理想だと考えています。
ISAへの加入を通じて、日本からグローバルに挑戦する人々を英語力で後押しすることで、日本人が世界で飛躍するために不可欠な英語力という武器を配り、日本の未来を明るくするインパクトスタートアップを本気で目指していきます。
■インパクトスタートアップ協会について
インパクトスタートアップは、「社会課題の解決」と「持続可能な成長」の両立を目指す企業体を指します。ISAは、インパクトスタートアップエコシステムを構築し、持続可能な社会の実現を目的とし、2022年10月14日に設立。正会員数は249社に拡大(2025年6月時点)。政財官と協働し、より良い社会を創出するためのポジティブ・インパクトを与えるスタートアップが数多く生まれ、継続的に成長していく環境を作ることを目指し、「共有」「形成」「提言」「発信」の4つの柱で活動を実施しています。
公式サイト:https://impact-startup.or.jp/
■90株式会社について
90株式会社(以下、当社)は、「“やってみたい!”をあたりまえに」をミッションに掲げ、「“超”伴走型の英語コーチングスクール」『90 English』を提供しています。一般的な短期集中型の英語学習サービスとは一線を画し、「人は一人では弱い」という前提から学習体験を再設計。後天的に英語を身につけた専属の日本人コーチの伴走や、徹底的に習慣化を追求したユーザー体験を通じて、英語学習に燃え尽きずに効率的に学習できる仕組みが強みです。日本からグローバルに挑戦する人々を後押しし、スタートアップエコシステムの拡大と多様性ある社会の実現を目指しています。
■ISA加入の背景
日本企業がグローバルで飛躍するためには「英語力」が不可欠な理由です。90株式会社がインパクトスタートアップ協会の活動に貢献し、日本のスタートアップのグローバル展開を支援する背景には、以下の社会情勢と課題があります。
①世界的に進む人材流動性
現在、世界中で人材の流動性が高まっています。特にアメリカでは、労働力人口に占める外国生まれの労働者の割合は増加傾向にあります。2024年には19.2%に達し、多様な国籍のプロフェッショナルが経済を牽引しています。(出展:https://www.bls.gov/news.release/forbrn.htm)テクノロジー分野やスタートアップエコシステムにおいて、英語が共通言語として機能することで、国境を越えた人材の流動が促進されており、グローバルなビジネス展開には英語力が不可欠です。
② 海外と比較した際の日本の英語力の低さ
EF Education Firstが発表する「EF EPI(英語能力指数)2024年版」によると、日本は世界116国中、過去最低の92位に位置しており、平均スコアは454ポイントでした。これは、英語力が低い国・地域(62位〜92位)の中で最下位にあり、日本の英語力が国際的に低い水準にあることを示しています。
③ 外資系VCの日本市場への積極介入
日本のスタートアップへのVC投資において、外資系VCによる投資額は増加傾向にありました。VC属性別に増加した割合では、外資系VCがトップ(不明、未分類は除く)。投資額も約90億円増加。10億円以上の大型調達案件においては海外VCの存在感が数字以上に増しているとも指摘されています。日本のスタートアップがグローバルな資金を惹きつける上で、英語でのコミュニケーション能力が不可欠であると考えられます。