こんにちは。Marvel株式会社 広報の渡邊です。
「誰もが輝く社会を創る」というミッションを掲げ、設立から4年で200名以上の規模へと成長を遂げた弊社では、社員の90%以上をエンジニアが占めています。
そんなエンジニア一人ひとりのキャリアを支え続けているのが、キャリア管理部(通称「キャリ管」)です。創業期からエンジニアとして活躍し、その後キャリア管理部の立ち上げから現在まで、キャリア管理部の部長として全社員のキャリアを支援してきた海野さん。
今回、組織拡大に伴い、新たにキャリアアドバイザーの採用を開始するにあたり、その仕事の魅力や、やりがい、そして海野さんの想いを伝えるべく、インタビューを実施しました。
ぜひ最後までご覧いただけると幸いです👀
人材業界からエンジニア、そしてキャリア管理部へ
──入社前のキャリアについて教えてください。
海野:新卒で大手人材紹介の会社に入社しました。採用コンサルタントとして企業の採用を支援し、同時に転職エージェントとして求職者の転職をサポートしていました。その中でも担当業界はIT・コンサルティング業界で、日系・外資のコンサルティングファームのパートナー(執行役員)への提案活動を行いながら、大手システムインテグレーターの中間管理職の方や、30~40代のエンジニアの方の転職支援を並行しておりました。
──Marvelへの入社の経緯を教えてください。
海野:営業として予算達成は果たしたものの、能力や適性については疑問も残ったため、別職種へのキャリアチェンジを考えるようになりました。当時の世相も影響して、エンジニアになりたいと思いました。当時創業して間もなかったMarvelで未経験のエンジニア採用枠があり、まだ実務経験もなかったため、なかなか無いご縁だと思い応募しました。それから何社か内定をいただいた中でMarvelが一番だと感じ、入社を決めました。
渡邊:現在は未経験でのエンジニア採用は新卒採用のみですが、中途でのエンジニア採用枠があったというところも、創業初期ならではなのかもしれませんね!具体的にどのような部分が良いと思われたのですか?
海野:内定までのスピード感とコミュニケーションのスムーズさですね!面接時に一番飾らずに、リラックスした状態で受けることができたのがMarvelでした。
──それから約2年間エンジニアとして活躍していた海野さん。それから現在のキャリア管理部へと部署移動した背景を教えてください。
海野:一番最初に誘われたのは、入社して一年くらい、当時まだ社員数も30名未満の頃でした。役員の高木さんから直接今後のキャリアについて2つ提案をいただきました。もともとエンジニアというよりは、コンサルタント寄りの育成方針で採用されていたため、そのままコンサルタントとして市場価値を上げていくか、Marvelのコーポレート部門で新しい部署(キャリア管理部の立ち上げ)で一緒にMarvelを大きくするか、といった話でした。キャリアとしては、技術者の方がわかりやすい市場価値はあがっていたかもしれませんが、3か月ほど悩み、未知の領域も多い今の仕事を選択しました。
渡邊:役員から直接スカウトを受けるなんてすごいですね!コンサルという元々のご経験もあるかと思いますが、それ以外にも海野さんがその提案を受けたのには、パーソナルな部分でも高木さんから高い信頼があったのではないですか?
海野:Marvelには「挑戦」「誠実」「共創」というValueが存在しますが、私はその中だと「誠実」が顕著なタイプだと自負しています。
具体的なエピソードでいうと、実は私が入社した日、入社初日にしていきなりコードを書くことがありました。未経験だったためスキルがなく、もうわからないことだらけで…書いている中で一つ全然解けないエラーがありました。それが解けないのが悔しくて、家に帰ってからもずっと動画などをみながら調べて、やっとバグの修正ができたと思ったらもう夜中でした。夜中に連絡するのも申し訳ないなと思いつつ、終わったことは報告しなければと思い連絡をしたら、やり遂げたことに高木さんも驚いていました。
夜中まで頑張ることは決して正しくないですし(笑)、Marvelのエンジニアにも絶対してほしくないですが、そういったところで、スキルの有無よりも、仕事に対する真剣な姿勢を評価いただけたのではないかと思います。
渡邊:まさしく、「誠実さ」を表すエピソードですね…。未経験で入社した初日から大きな壁を乗り越えられたんですね。
3か月悩んで決めたということですが、エンジニアからのキャリアチェンジにあたってはどう悩みましたか?
海野:そうですね。もともとエンジニアとしての市場価値を上げるという点に惹かれてMarvelに入社したので、本来考えていたキャリアと結構方向が変わることもあり悩みましたね。入社時は10人もいないところから、当時は急拡大が始まっていたこともあり、結果として、せっかくなら「他になさそう」「面白そう」と思った方に決めました。
多岐にわたる役割と使命
──キャリア管理部の設立背景と主な役割について教えてください。
海野:Marvelは、創業からみるみるうちに社員数が拡大し組織の規模が大きくなっていきました。それでも創業当初からずっとエンジニアの市場価値向上や、キャリアアップを第一に考える会社なのは変わらないので、その実現のためにも、もともと高木さんが担っていたエンジニアのキャリア支援を行う管理部の役割がより重要となりました。そして専門部署として設立させようという事で第一号としてお声がけいただいたのが僕でした。
──主にどのような業務をされていますか?
海野:立ち上げから2年が経過していますが、毎月業務やミッションは変化します。
社員数の90%をエンジニアが占めているのですが、そのエンジニア一人ひとりの声を漏らすことなく拾いキャリア支援を行うのがキャリア管理部の人事領域での業務です。具体的な業務内容でいうと、エンジニア一人ひとりとのオンライン/オフラインの面談です。基本的にはエンジニアの希望に応じてスケジュールが組まれるため、頻度にはばらつきがありますが、多い時は週に20~30名のエンジニアとお話しすることもあります。相談内容も人によって様々で、プロジェクトに関する相談から日々の学習に関すること、キャリア方針の壁打ちなど、適宜ヒアリングやアドバイスを行っています。
また、エンジニアと営業部の橋渡しとして営業部の支援も行います。
現在Marvelのメイン事業はSES事業で、毎月素敵なエンジニアにご入社いただいていますが、それぞれの魅力を、営業メンバーが自信をもってお客様に伝えることが非常に大切です。そこで、エンジニア経験がある私が、元エンジニアの視点でその人の魅力を営業メンバーへ共有してサポートします。また、入社前に必ずエンジニアと面談していますので、そこでヒアリングした希望やキャリア志向も常に連携します。エンジニアの魅力を正しく伝えることで、営業成績向上につながりますし、何より個々のエンジニアの可能性を拓ける機会を増やすことに繋がります。
また、プロジェクト参画時の面談練習としてロールプレイングに同席することも多々あります。
渡邊:日々IT知識を身につける努力をしていても、やはりエンジニア目線でしかわからない部分はありますね…。
海野:そうですね。経歴書だけではわからない部分もあります。実務経験とは別に自己学習を重ねて、別の言語にも触れていたり、希望のキャリアがあったり、またその人の仕事に対する姿勢など人柄面の魅力も様々です。そうした部分もアピールできるように支援して、少しでも良い機会を増やせるように努めています。
──1日のスケジュールを教えてください。
海野:定時は9時半に始業し、18時半退勤なのですが、午前中は部門間の打ち合わせが多いです。午後はエンジニアとの面談が入っていれば30分の面談を行い、キャリア相談や、経歴書のメンテナンス、面談練習を行います。それ以外の作業時間では、必要に応じて資料作成を行ったり、社内のデータ整備も行います。
──エンジニアのキャリア支援において最も重要だと考えている点は何ですか?
海野:本音を聞き出すことです。
本音を引き出すためには、支援対象者との信頼関係の構築が不可欠です。また本音を理解した上で、その願望や課題に即した現実的な目標を設定し、具体的なステップを示すことも重要です。例えば、エンジニアが「Reactを学びたい」と言う場合、必ずしもReactそのものが目的ではないこともあります。その発言の背景には、技術的なキャッチアップへの焦り、市場価値の向上への期待など、様々な動機が隠れている可能性があります。そのため、「なぜReactを学びたいのか」「何を解決したいのか」という本質的な部分を理解することが、適切なキャリア支援の第一歩となります。
本音については、本人も気づいていないことが多いです。キャリア支援は、表面的なスキルアップの支援ではなく、個人の本質的な願望や不安を理解し、それに基づいた適切なサポートを提供できるかどうかが非常に重要なことだと思っています。
渡邊:本人も気付いていない本音もいかにして一緒に引き出しサポートすることができるかが重要なんですね。
──他の部署と連携して行っている取り組みはありますか?
海野:日常的に各部門との緊密な連携が発生します。営業部門との連携では、エンジニアの希望や現状の課題、今後のキャリアステップについて日常的に情報共有を行っています。特にSES案件においては、面談対策としてロールプレイングを実施し、具体的なフィードバックを提供することで、エンジニアのパフォーマンス向上を目指しています。
採用部門との連携では、入社前面談の情報共有や、面接時のレポートに基づくフィードバックを通じて、採用プロセスの改善に貢献しています。また、必要に応じて内定者の経歴や希望に合わせて最適な社員を選定し座談会を組むなど、効果的なマッチングを実現しています。
広報部門との連携では、エンジニア社員の情報を共有し、インタビュー対象の選定をサポートしたり、インタビューに同席して魅力やエピソードの引き出しを支援することもあります。
渡邊:海野さんのインタビュー同席は本当に有難いです。まだまだIT知識が未熟なところがあり、適宜海野さんに補足説明をいただくことで、しっかり内容を理解しながらインタビューを進行することができています。渡邊も勉強頑張ります。
──キャリア管理部で特に力を入れている施策や今後の展望について教えてください。
海野:弊社は第5期に突入し、キャリア管理部を設立してから2年が経過しました。現在、200名規模の組織となり、新たな段階を迎えています。
現在の主要な課題は2つあります。1つ目は、エンジニアの組織化を強化することです。クライアント先での業務に留まらず、会社のミッションに直結した活動に携わってもらえるエンジニアの発掘と育成が重要だと考えています。すでに高いモチベーションを持つエンジニアはいらっしゃり、そういった方々との連携を強化し、新たな体制を確立することが今期の重点施策となります。
2つ目は、SES事業特有の課題への対応です。リモートワークやクライアント先での勤務が主体となるSESビジネスモデルでは、社員の帰属意識を醸成することが難しい面があります。自社の社員同士が交流し、協働する機会が限られるため、会社とのつながりを実感できる仕組みや制度の構築が不可欠です。これらの課題に取り組むことで、社員一人ひとりが「良い会社で働いているな」と実感できる環境づくりを目指しています。
──創業当初から参画している海野さんが感じる、Marvelの組織としての強みはどこですか?
海野:コミュニケーションがフラットなところです。非常に居心地がいいなと感じます。また、誠実に仕事に取り組む人が活躍できる環境だと思っています。私自身の経験からも、日々真摯に業務に向き合い続けることで、新たなキャリアの機会が自然と巡ってくることを実感しています。特に、自身の価値や将来に不安を抱えながらも、真面目に努力を重ねている社員にとって、成長のチャンスが開かれやすい組織文化があります。
──キャリア管理部だからこそ身についたスキルや、成長できたと実感できる部分はありますか?
海野:キャリア管理部で得た重要なスキルと成長は、主に2つの側面があります。
1つ目は実務面での成長です。様々な部署を巻き込んで協働しているため、会社全体を動かすような取り組みが可能で、自身の努力が組織の成果として実感しやすい特徴があります。関係各所との調整や能動的な働きかけを通して組織課題を改善する、というPMO的なスキルが身についていると実感しています。
2つ目は意識面での変化です。従来、バックオフィスは縁の下の力持ちと位置付けられ、IT事業では営業とエンジニアが主役とされがちかもしれません。しかし、2年間の経験を通じて、この認識が大きく変わりました。組織を上下の階層で見るのではなく、俯瞰的に見たとき、自分が組織の中心となって会社と共に成長している実感が得られました。特に部門間連携が多い環境で働くことで、「脇役」という意識から「主役」としての自覚が芽生え、そのような意識変革こそが、この部署で得た最も大きな成長だと感じています。この経験は、社員の本質的なキャリア観の変化にもいい影響を与えていくものだと思っていて、私だけに留めず多くの人に体感してほしいです。
──プライベートの過ごし方やリフレッシュ方法を教えてください。
海野:昨年の11月に結婚をいたしまして、妻と過ごす時間が一番のリフレッシュとなっています。最近一緒に家でリンゴジャムを作ったのですが、一緒に料理をすることってこんなに楽しいんだと実感しました(笑)
あとは、元々の趣味としてラップや詩の表現活動をやっているので、ライブに出たり、イベントをやったりもします。
渡邊:めちゃめちゃ楽しそうじゃないですか...!改めて、ご結婚おめでとうございます!
──キャリア管理部に興味を持つ方に求める資質や経験はありますか?
海野:エンジニアとしての実務経験か、キャリア支援の経験のどちらかは必要だと考えています。いずれか一方でも経験があり、現場の目線で物事を捉えられる方が求められています。ただ、これらに該当しなくても、面接を通じて合格のジャッジをすることもあります。私が候補者さまとお会いするときに、一番大切だと考えている資質は「誠実さ」です。自分のために、大切な人のために、組織や社会のために、仕事に対して一生懸命になってくださる方と共に働きたいと考えています。
──候補者の方へメッセージをお願いします。
海野:「誰もが輝く社会を創る」というミッションの実現のため、キャリア管理部が設立して2年間でエンジニア社員の人数も180人まで成長してきました。このような組織の成長に伴い、その社員を支える体制も同様に拡大していく必要があります。キャリア管理部門のメインミッションは社員のキャリア支援ですが、その経験を通じて会社と共に成長していける方がいたらとても嬉しいです。一緒に働けることを楽しみにしています。
──最後に、社員へメッセージをお願いします。
海野:皆さまのおかげで僕の仕事は成り立っています。
首から上は「龍が如く」みたいに厳しいかもですが(笑)、心はスーパーマリオみたいな気持ちで元気に働いてますので、これからもよろしくお願いします。
(MARVEL作品に出てくる「ホークアイ」を意識したポーズ)
「本音を聞き出すこと」──これが、海野さんが考えるキャリア支援の核心でした。表面的な要望の裏にある真の願いや不安に寄り添い、一人ひとりの可能性を最大限に引き出す。この姿勢こそが、Marvelの成長を支える重要な基盤となっています。
バックオフィスでありながら、全社の中心として活躍する。その意識改革は、まさにMarvelが目指す「誰もが輝く社会を創る」というミッションの体現とも言えるのではないでしょうか。
そして今、組織の急成長に伴い、キャリア管理部は新たな仲間を募集しています。
エンジニア一人ひとりの夢の実現を支援し、Marvelの未来を創っていく。
そんな想いを持つ方は、ぜひ一度お話ししてみませんか?
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