株式会社WineBankは、「既存のワイン流通をアップデートする」をミッションに掲げ、ワイン輸入・販売、レストラン運営、ワイン投資サービスなど多角的に事業を展開する企業です。国内では例のないワインを「資産」として捉えるワイン投資サービスを提供しており、業界でも一線を画す存在として注目を集めています。
今回はそんなWineBankで、セールス・マーケティングの最前線を担う十河さんと中西さんのお二人にインタビューしました。未経験から挑戦した現在の仕事のやりがいや、日々の試行錯誤、そして今後の展望まで、フロントメンバーならではのリアルな声をお届けします。
「こんなサービス、他にない」WineBankに惹かれた理由
ーーWineBankに入社するまでの経歴を教えてください。
中西さん:
理系の大学・大学院を経て、新卒ではプライム上場の大手メーカーに入社し、約7年間、発電施設の設計に携わりました。後半はエンジニアリングマネージャーとしてプロジェクト全体の管理業務も担当。いわゆる技術畑のキャリアで、マーケティングやワインとはまったく無縁の世界にいました。
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十河さん:
私は新卒で大手アパレル企業に入社し、店長候補として店舗運営や商品仕入れを広く経験しました。その後はスピード感のある働き方をしたいと考え、小規模な企業でキャリアを積みました。百貨店での接客も経験しましたが、WineBankで行っているような本格的な富裕層営業に関わるのは初めてでしたね。
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ーーなぜWineBankに入社したのでしょうか?
中西さん:
前職では、発電施設の設計から実際に完成させるまでのプロセスをマネジメントしており、事業としてはいわゆる下流の工程を担当していました。しかし、仕事をする中で、「そもそも、この製品は現代の需要に合っているのだろうか?」、「もっと市場シェアを拡げるにはどのような工夫が必要なのだろうか?」と、企画やマーケティングの上流工程に興味を持つようになったんです。
また、WineBankが展開しているワイン投資サービスは、単にワインを売るのではなく、テクノロジーを組み合わせた新たな付加価値を世に生み出しているところに可能性を感じたんです。
十河さん:
私もワイン投資サービスに魅力を感じたことが一番の理由です。営業の仕事はやはり、自分が「良い」と思える商品でないと熱量が下がってしまいがちです。その点で、やはりWineBankのサービスはすごく面白いと感じました。ワイン自体は比較的身近な商品かと思いますが、単なる飲み物としてではなく、投資商品として見ることで、急にぐっと世界が広がる。そんな「身近だけど新しい」商品を提案できるということが、営業としてワクワクしました。
また、新しいサービスをリリースしている一方で、WineBank自体は50年以上の歴史がある。業界に根を張りつつ、新しいことにも挑戦しているバランスのいい会社だなと思いました。
まだ正解がないから面白い。ワイン投資を広げる現場の挑戦
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ーー現在の業務や、1日の仕事の流れについて教えてください。
中西さん:
私は主にマーケティング領域を担当しています。Web広告の出稿やSEO対策、LP制作などのオンライン施策に加えて、リアルイベントやワイン会の企画・運営、さらに事業提携を目指したBtoBの取り組みなどにも携わっています。
マーケ施策は、まだ型が固まっていないフェーズなので、日々トライアンドエラーを重ねながら、オンラインとオフラインの両軸で動いています。1日の流れとしては、朝はメールやタスクの整理から始まり、午前中はマーケ定例に参加。午後は広告準備や施策の企画・改善、関係者とのMTGなど、状況に応じて幅広く動いています。
十河さん:
私は営業・顧客対応を中心に、イベントやメルマガ施策にも幅広く関わっています。
入社当初はサービスリニューアルの調整業務が中心でしたが、最近は金融機関からの紹介をもとにした新規顧客対応、既存会員向けの施策にも本格的に取り組んでいます。イベントの企画からワインの選定、告知ページの作成、当日の運営までを一貫して担うほか、共催企業とのやりとりやサービスサイトの不具合対応など、日々さまざまな業務に対応しています。朝は管理画面やメールの確認からスタートし、そこから施策ごとの作業へ。現在はルーティンに縛られず、臨機応変に動くスタイルが特徴です。
国内で前例のないサービス、試される自分。だから成長できる
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ーーWineBankならではの苦労ややりがいを教えてください。
中西さん:
未経験業種のスタートだったので、最初はとにかく大変でした。WineBankが提供しているワイン投資というサービス自体も国内ではまだ珍しく、参考にできる前例が少ないため、まさにゼロイチに近いフェーズ。
ただ、その分、日々の仕事が本当に学びの連続です。社長のそばで経営者の考え方を学ぶ機会や、社外のワイン関係者とコミュニケーションを取る機会など、これまで経験したことのない場面が非常に多く、、マーケティング・ワインの両面において新たな世界が拓けていく感覚があります。「もっと知りたい」という想いが強くなり、現在では、マーケティングスキルやワインの知識が着々と身についています。まだまだ試行錯誤の毎日ですが、その分、手応えと成長実感も大きいですね。
十河さん:
私も中西と似ていますね。特に営業の場では、目の前の初めて会うお客様に対して「このサービスの何がいいのか」を、即座に自分の言葉で伝えなければなりません。また、 弊社はサービスの内容も日々アップデートされていくので、今何を伝えるのが一番いいのかはいつも考えています。最近は、サービスとしての親しみやすさや楽しさも伝えるようにしています。そのために資料の切り口を変えるなど、上司に相談しながら改善を重ねています。
ただ、社内に正解があるわけではないので、一つ一つ自分で試して、反応を見て、少しずつ軌道修正して…の繰り返し。大変ではありますが、その分やりがいも大きいですね。
スキルも人間力も。この環境でしか得られない学びがある
ーーWineBankに入社することで得られるものは何ですか?
中西:
マーケティング担当として、もちろん広告運用やSEOといった基本的なスキルはどんどん磨かれます。しかし、ベンチャー企業に最も大切なのは「前例や正解がない中でも、仮説を立てて突き進む自走力」だと思います。
ノーリスクで堅実な判断を求められた前職に対し、この企業規模で事業を加速度的に伸ばしていくとなると、ある程度の大胆さも必要になる瞬間があるんです。だからこそ、やるべきことを自分で動かす力が自然と鍛えられている実感があります。
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十河さん:
私は、ワインを“投資”の視点から見ることで得られる知識や教養が大きいなと感じています。投資の対象になるワインは、すでに名が知れていているシャトーや作り手が多く、毎年何十も新しい投資対象になる銘柄が出てくるようなことはほとんどありません。なので基本的には同じ顔ぶれのワインなのですが、そこにヴィンテージごとの違いや社会情勢の影響などがあり、価格が変化する様子が間近で見られるというのは、ワイン投資の面白さ、醍醐味かなと思います。
また、お客様の多くが富裕層や経営者の方々なので、そういった方たちと話す際にワインの知識があるだけで話の幅が広がりますし、人生の豊かさそのものに繋がっているような感覚もあります。
ーーWineBankで働く魅力を教えてください!
十河さん:
WineBankならではの魅力は、ワイン業界と金融業界、両方のプロと関われることです。ワイン投資というユニークなサービスだからこそ、ソムリエやインポーターの方だけでなく、金融機関の方とも接点が生まれます。営業の場面でも「ワイン投資を扱っています」と伝えると興味を持ってもらえることが多く、それが会話のきっかけになるのも大きな強みです。
また、社長などの上役との距離が近く、社内イベントなどで実際にワインを体験しながら、その魅力を伝える力を養える文化もあり、雰囲気がいいのも弊社の魅力の一つですね。。
中西:
WineBankは単なるワインの会社ではなく金融業界の側面も持っているのが特徴。従来のワイン業界の枠にとらわれない独自の立ち位置にあるのが面白いところです。
ワインの輸入、小売、投資、実店舗の運営など幅広く手がけており、一つの領域にとどまらず、横断的に経験を積める環境が整っています。自分の専門性を活かしつつ、視野を広げたい人にはぴったりでしょう。
唯一無二のサービスを、もっと広く、もっと深く届ける
ーー今後の展望を教えてください!
中西さん:
WineBankに入社した大きな理由の一つは、「上場を目指している会社」という点でした。そのため、マーケティングの力で売上に貢献し、その目標に少しでも近づける存在になりたいと考えています。
個人的には、3〜4年以内にはマネージャークラスとしてチームをリードする知識・経験を身につけるという目標を掲げています。
十河さん:
WineBankのサービスの良さをもっと広げていくことですね。高級ワインからテーブルワインまで扱い、レストランも運営し、さらに投資サービスやレストラン会員権のような新しい仕組みもスタートしている。これだけの幅広さと独自性を持った会社って、本当に珍しいと思います。
「既に持っている強みを、どう世の中に届けていくか」を、フロントとしてしっかり担っていけるようになりたいです。
変化していくからこそ、自分でつくれる面白さがある
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ーー最後に、求める人物像を教えてください!
中西さん:
「できない」と簡単に言わずに、前向きに取り組める人と働きたいですね。多少理不尽なことがあっても面白いと受け止め、苦労やトラブルも笑い話に変えられるような人が弊社に合うと思います。
「大変だ…」と焦った顔をしつつも、内心では「なんとかなる。なんとかしてやる。」と密かに情熱を燃やせるような、楽観的でポジティブな人が向いています。
十河さん:
私も本当に同じで、イレギュラーなことを楽しめる人が合っていると思います。予想外のことが起きたときに、「面白くなってきた!」と思えるような方。また、自立していて、自分で仕事を見つけられる人というのも1つのポイントかもしれません。
中西さん:
そうですね。WineBankが扱っているワイン投資は、まだ世の中に正解がない領域なので、真似できるお手本がありません。だからこそ、「面白そうだからやってみよう」と能動的に思えるような人、自分で考えて動くことを楽しめる方がいらっしゃったら、ぜひ一度カジュアルにお話ししましょう!
現在WineBankでは、セールス・EC運用メンバーを積極採用しております。
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