こんにちは!株式会社シフラ 採用担当の長島です。
今回は入社4年目、ブランドコンサルティング事業に携わる中釜さんのインタビューをお届けします!
まずは、シフラに入社する前の経歴について、教えてください!
前職はレディースアパレルのMDでした。「いつ・どんな服を・何枚・いくらで出すか」を決める役割です。前職に入社したのは、元々ファッションが好きで、興味を持てる分野に携わりたいと思ったからです。好きだからこそ、メンズファッションだと自分の好みとは違うものを作ることもあると考え、あえてレディースを選択しました。
1年目は先輩のもとで動くことが中心でしたが、2年目からはサブブランドを任せてもらいました。裁量も大きくなったタイミングでしたが、ちょうどコロナの時期と重なってしまい。進めていた企画が中止になるなど、やりたいことが実現しない状況も多く、自分のキャリアを見つめ直すきっかけになりました。
そんな中、どのような経緯でシフラに入社を決めたのでしょうか?
前職では企画の楽しさを感じつつも、自分でゴールを決められないもどかしさがありました。企画した商品を実際に売るのは店舗の方。自分の仕事の先にいるはずのお客様が見えづらく、どうしてもやり切った実感を得にくかったんです。
そこで、次は「お客様に近い仕事がしたい」と考えました。加えて、提案やプレゼンの経験が少なかったので、そういったスキルを磨ける環境を探しました。
シフラに惹かれたのは、大手クライアントの役職者にも若いうちから企画提案できる点。加えて、生産者などとも関わるため、幅広い方々と直接関われる点に魅力を感じました。面接を受けた頃は20代前半でしたが、そんな自分にも「高い視座が大事」という言葉を面接でいただき、ここでなら前職以上に成長できるかもしれないと期待を抱いたことを覚えています。
また、最終面接後はすぐに内定をいただき、スピード感ある会社だと感じました。自分が歓迎されている実感を持てたことも嬉しく、シフラへの入社を決意しました。
入社後はどんな仕事を?
今は変わっているのですが、入社後は商品企画担当として、トマトやキノコ、季節野菜を中心に扱っていました。具体的には、クライアントのMD支援として、「顔が見える野菜。」の商品企画、販売までの流れづくり、包材手配、生産者とのやり取りなど幅広く担いました。
一度販売された商品は、翌年以降も続いていくことが多く、待ちの姿勢でも仕事は発生しやすい環境でした。ただ、自分たちの役割は「顔が見える野菜。」を売ることではなく、それを通して"クライアントの事業に貢献すること"。積極的に自分なりに考えて提案することを大切にしていました。やっぱり待ちの仕事だと面白くないので、広い視野を意識しながら、ときには「この商品はいらないのでは?」と踏み込んだ提案をすることもありました。
大変に感じることももちろんありました。例えば、無理難題に思える要望をいただいたり、クライアントと産地それぞれから異なる意見を受けることもあります。一筋縄ではいかないことも多々ありましたが、そういった場面でも、「自分はどうしたいか」を考え、戦略を持って動くようにしていました。
現在はどういった業務を担っているんですか?
今は「顔が見える野菜。」の商品企画から離れ、会社の新しい取り組みに携わっています。生産者と関わる機会が多く、商品企画の頃以上に産地に深く向き合う立場になりました。そのため、今所属するグループには農業に詳しいメンバーが多いです。正直、私は農業の知識は他のメンバーに比べるとまだまだですが、前職や商品企画で培った店舗・小売り側の知見があります。自分ならではの視点を持ち動くことが求められていると感じており、積極的に意見やアイデアは発信するようにしています。
新しい取り組みになるので、決まった進め方や前例はなく、これまで以上に自分で考えて動くことが求められます。慣れない環境で模索しながら動く大変さはありますが、新しいことに取り組める環境はなかなかないので、貴重な機会と感じています。
入社して感じたシフラの魅力を教えてください!
一番は「自分の意見を言いやすい」点です。先ほどお話した通り、私は業界の知識はほぼゼロに近い状態で入社しましたが、だからこそ、一消費者としての視点や自分の経験ならではの意見が求められていると感じています。意見・アイデアだけでなく、分からないこともどんどん発信できるので、その点がシフラの良さだと感じています。
また、挑戦の機会があるのも有難いです。業界未経験から入社した私も、今は事業拡大に関わる新しい取り組みに携わらせてもらえています。自分の性格的には同じことを続ける方が向いていると思っていましたが、仕事を面白くするためにも「何か新しいことがあれば挑戦したい」と上司や会社には伝えていました。正直、苦しくなるかな…という不安もゼロでは無かったですが、得られるやりがいや成長実感が大きく、チャレンジしてよかったと感じています。
そして何より、全国各地に出張に行けるのも良いですね。オフィスでずっと考えるだけではなく、現地に行き、直接対話するからこそ生まれるものがあると実感しています。
中釜さん、ありがとうございました!
シフラでは、一緒に働くメンバーを募集中です。少しでも興味を持っていただけましたら、ぜひ一度お話させてください。エントリーをお待ちしています!