私たちの会社には、「日本の文化を学び・体験する」をテーマにしたクラブ活動があります。
3〜4ヶ月に1度、メンバー有志で集まり、さまざまな文化体験をしているのですが、今回はその活動の一環として 大相撲・9月場所(両国国技館) を観戦してきました。
全員が「相撲観戦は初めて」というチャレンジ。国技館で過ごした1日は、驚きや発見に満ちた、忘れられない時間となりました。
チケットを巡る長い挑戦
実は、今回の観戦までにはちょっとした“道のり”がありました。
まず5月場所。一般販売に挑みましたが、発売開始直後にサイトがサーバーダウン。30分後にやっとアクセスできたものの、すでに完売してしまい涙をのみました。
次に迎えた9月場所。今度は抽選に挑戦です。
- 1次・2次抽選:公式ファンクラブ限定のため申し込めず
- 3回目(チケット大相撲先行抽選):2人で挑戦するも落選
- 4回目(チケットぴあの抽選):2人が申し込んで1人が当選!
ついに念願のチケットを獲得し、国技館に行けることになりました。
当日の流れ:ランチから国技館へ
「せっかく両国に行くならおいしいものを食べたい!」ということで、お昼に集合してランチからスタート。
候補に挙がったのは「はせ川(とんかつ)」「資さんうどん」「ごんろく(魚介系つけ麺)」。多数決の結果、「ごんろく」に決定!みんなで魚介つけ麺を堪能しました。
その後は両国の街を散策。顔抜きパネルで遊んだり、昔ながらの街並みを歩いたり。カフェに入ろうとしましたが満席で断念し、そのまま国技館へ。
初めての相撲観戦
国技館に入ると、まずは着ぐるみキャラクターがお出迎え。記念撮影をして気分も高まります。
(全員の写真がなかったので、一部合成でお送りします笑)
館内にはお土産ショップや、ちゃんこ鍋の販売、立ち食い寿司、スナックなど、まさに「相撲ワールド」。それぞれ好きなものを手にして観戦準備を整えました。
14:15ごろからは十両土俵入りがスタート。化粧まわしをつけた力士たちが整列する姿は、儀式的でありながら迫力があり、会場の空気が一気に引き締まります。
幕内土俵入り、横綱土俵入りと続く頃には満席に。観客の熱気と歓声が響き渡り、初めての相撲観戦に心が高鳴りました。
特に印象に残ったのは、小兵の藤ノ川が39キロ差の狼雅を豪快に掛け投げで下した一番。会場全体に歓声が響き渡り、テレビでは味わえないダイナミズムが胸を打ちました。
取組後は 弓取式 という儀式で幕を閉じ、1日の熱戦は終わります。
観戦後はちゃんこ鍋で打ち上げ
観戦後は「ちゃんこ鍋を食べよう!」と探しましたが、どこも満席。
最終的に入れたのが、花の舞 江戸東京博物館前店。店内に土俵があるユニークなお店で、味噌味と塩味のちゃんこを注文しました。
鍋奉行のタンさんが順番を仕切る姿に笑いが起きたり、店内の土俵で女性が歌を披露するパフォーマンスに驚いたり。観戦後も余韻を楽しみながら、笑顔で一日を締めくくりました。
参加メンバーの声
- 「サッカーや野球と違って1試合が短いからこそ、テンポが良くて飽きなかった」
- 「勝敗が曖昧なとき、審判が土俵に集まって相談する場面が印象的だった」
- 「ルールを調べながら見るとどんどん面白くなる。相撲にハマりそう!」
- 「迫力と熱気がすごくて、初めてでも楽しめた」
- 「貴重な体験を企画してくれてありがとう!」
初めての観戦でも、それぞれが自分なりの楽しみ方を見つけ、文化体験としての大きな価値を感じられる1日になりました。
おわりに
日本の国技「相撲」をみんなで体験できた今回のクラブ活動。
ただ観戦するだけでなく、チケットを巡る挑戦や、両国散策、観戦後のちゃんこ鍋まで含めて、丸ごと楽しむことができました。
「文化を学び、体験する」というクラブ活動のテーマをまさに体現できた1日。
次回はどんな文化体験になるのか、今から楽しみです。