今回は、人事・労務・総務、営業アシスタントなど幅広い業務に携わっている下向 美沙紀さんに、これまでの経歴や入社を決めた理由、ノックラーンの魅力、今後取り組んでいきたいことなど、様々なお話を伺いました!
下向 美沙紀さん
岩手県出身。新潟大学 経済学部 経営学科卒業後、新卒でアン・コンサルティング株式会社(現ココナラテック株式会社)に入社。その後、株式会社ノックラーンにジョインし、現在は人事・労務・総務、営業アシスタントなど幅広い業務に携わる。
ーー高校・大学時代はどんな学生だったのですか?
高校生のときは、地域おこしの活動に取り組んでいました。
同い年の7〜8名のメンバーと、地域の公共スペースを借りてイベントを開いたり、共同調理室を使って郷土料理のアレンジをしてみたりと、さまざまな企画を行いました。
そんな地域おこしの活動に取り組む中で、財源の問題など、地方の力だけでは地域おこしに限りがあることに気がつきました。元々、NPOなどの団体に就職して地域おこしの活動をしたいと考えていたのですが、社会に及ぼす企業の力の大きさを痛感し、自分が経営を学ぶことによって地元に還元できるのではないかと思うようになりました。
そういった思いから、経営学について学べる大学を探し、岩手県から新潟大学に進学。大学進学後は、人的資本管理など経営視点での従業員マネジメントの手法や歴史について学びました。
高校時代の地域おこし活動での一枚(右から四番目が下向さん)
ーー前職では、どういったお仕事をされていたのでしょうか?
新卒でアン・コンサルティング株式会社、現在のココナラテック株式会社に就職しました。ITフリーランスの方を支援している会社で、営業として新規事業部に配属されました。
通常、ITフリーランスの仕事を紹介するビジネスモデルは、企業と求職者との間に会社が入ってサポートするような一般的にSESと言われる形態がほとんどです。私が所属している事業部は、フリーランスの方と企業が直接契約できるような、フリーランスの人材紹介のようなモデルで企業とフリーランスの方を繋いでいました。
私は、そのサービスの営業として、顧客開拓からRA/CA両面の提案・支援まで幅広く担当していました。2年目には、チームのリーダーとして事業推進にも携わり、組織の立ち上げフェーズを経験しました。
同社を2年半ほどで退職し、フリーランスになりました。その後、代表の福本さんからお声がけいただき、ノックラーンにジョインしました。
前職で登壇した際の写真
ーー前職もノックラーンもHR系の会社だと思うのですが、この業界で面白いと思うところはありますか?
商材が一人ひとりの“人”だからこそ、こちらが丁寧に、そして誠意を持って接すると、求職者の方も同じようにこちらと真剣に向き合ってくれます。
その方の人生に深く関わるという大事なポジションでもあるので、そうした瞬間に立ち会えることが、この仕事の一番の面白さであり、やりがいだと感じています。
ーー人に興味があるのは、高校生の時の地域おこしの活動がきっかけなのでしょうか?
昔から人と関わることが好きで、自分が属している地域が廃れ、シャッターが閉まっている状況を見たときに、「今住んでいる人たちは寂しいと思っているのに、どこか諦めている」と感じ、その環境をよくしたいという思いが、今振り返るとあったように思います。
そうした経験から、今でも自分の関わる組織や一緒に働く人たちがイキイキと過ごせるような環境を整えたいという気持ちは、ずっと変わらず持ち続けています。
ーージョインしてから担当する業務も広がっていると感じますが、今後挑戦したい業務はありますか?
自分の挑戦したいことに合わせて、新しい領域にも積極的にチャレンジできる環境だなと感じています。セールスアシスタントとしてジョインしましたが、現在は人事・労務・総務といった幅広い業務も担当しており、とてもやりがいがあります。
今後は採用や人事の分野により深く関わり、職場環境の改善や仕組みづくりに携わっていきたいと考えています。将来的には、そうしたノウハウを社外にも広げ、さまざまな組織で所属している方がイキイキ働けるような環境づくりをできる存在になりたいです。
ノックラーンメンバーで参加したIVSでの一枚
ーー普段の業務の印象として、細かな点に気づき丁寧に取り組まれていると感じますが、意識されている点はありますか?
宙に浮いているボールは、気がついたものはすべて自分が拾うようにしています。最近は「最強の脇役」になりたいと考えていて、会社の中で周りの人たちが活躍できるような環境を整えるためにも、そうしたボールは積極的に引き受けるよう意識しています。
ーー「最強の脇役」とは、どういう意味ですか?
主役として目立つ存在になることではなく、企業や関わる人々が私のサポートによって成長していけるように支える存在だと思っています。
自分が前に出るのではなく、相手が本来持っている力を最大限に発揮できるよう後押しし、その成長や成果を一緒に形にしていくことこそが「最強の脇役」であると考えています。
ーーなぜ「最強の脇役」になりたいと思ったのでしょうか?
原体験は、小学校の頃に遡ります。
学校という小さな社会では、勉強やスポーツの得意・不得意が評価の物差しになりがちです。そのため、それが苦手な子は友達ができにくかったり、浮いてしまったりする場面を何度も見てきました。
そんな時、「きっとその子にも輝けるフィールドがあるはず。勉強やスポーツが得意でないだけで、本来の価値を否定されるべきではない」と強く感じるようになります。
そして前職でフリーランスや企業の方を支援する中で、フリーランスの方に輝ける機会を提供し、それが企業の成長にも結びつく場面を経験しました。そのサポート的な役割に大きなやりがいを感じ、「自分が介在することで、より多くの人や組織がイキイキと働けるようにしたい」と考えるようになりました。
ーーノックラーンならではのカルチャーや、魅力に感じるところはありますか?
「やりたい」と声を上げれば、積極的に背中を押して業務を任せてもらえる環境が魅力だと思います。フルリモートの会社ですが、メンバーとの距離が近く、分からないことがあれば、しっかりとサポートしてもらえる点も心強いです。
また、皆さんその分野のプロフェッショナルな方が多いので、とても刺激になりますし、深い知見を持った方の意見を伺うことで「そうだったのか」と新たな気づきが得られます。そういった点も大きな魅力だと感じています。
ーーコアメンバーに対して、どのような印象を持っていますか?
代表の福本さんは、とても謙虚で丁寧な方です。常に同じ目線に立ってお話ししてくださるので、何かやりたいと思った際に声を上げやすい雰囲気があり、そうした文化をつくってくださっていると感じます。福本さんの存在が、「この環境で頑張りたい」と思える原動力になっているメンバーも多いと感じています。
また一人目正社員の永岡さんは、推進力と巻き込む力が圧倒的で、チームを引っ張ってくださるパワーのあるリーダーです。一人ひとりがどうすれば働きやすいか、事業がどうすれば前に進むかを常に考えてくださっていて、その熱量に押されて私自身も「頑張るぞ!」とエンパワーされています。
ーー最後に、この記事を読んでくださった方へのメッセージをお願いします!
挑戦できる環境かつ、それを応援してくれるような人たちばかりです。チャレンジし続けられる環境に身を置くことで成長し続けたい方や、自分で主体的に動いて事業を動かしていきたいという方にとっては、とても良い環境だと思っています。皆さんからの応募をお待ちしています!