- AWSエンジニア
- IT事務 エンジニア
- ToB Sales
- Other occupations (8)
- Development
- Business
- Other
2025年2月21日にテラスカイ・テクノロジーズ(以下、テラテク)本社ラウンジにてリファラルイベント(Meetup)を開催しました! 今回のイベントは3月8日の国際女性デーにちなんで、「女性エンジニア」をテーマに実施。会長 宮田から「女性エンジニアの歴史」に関するスペシャルトークから始まり、Salesforceデモンストレーションや懇親会など、10組のゲストとホストとなる社員が参加し、楽しい時間を過ごしました。
国際女性デースペシャルトーク「女性エンジニアの歴史」
はじめに会長の宮田さんのスペシャルトーク。「女性エンジニアの歴史」から、エンジニアの役割の変化やこれからのエンジニアに求められることなどを解説。宮田さんトークのサマリーを以下にご紹介します。
コンピューター創世期で活躍した女性たち
「今はエンジニアといえば男性が多いイメージがあると思いますが、コンピューター創世期では女性の活躍が目立っていました。なんと、世界初のプログラマーといわれている人は女性。19世紀、プログラミング言語「Ada」の由来にもなっているエイダ・ラブレス(Ada Lovelace)という英国の貴族でした。エイダ・ラブレス氏は現代の電子式コンピュータの前の機械式コンピュータのためのプログラムを設計し、後世に残しました。
次に、20世紀半ば、現在の電子式コンピュータ「ENIAC」のプログラムを書いた6人も、全員が女性でした。これには、当時の社会的な要因がありました。「計算手」という職業があり、手計算や簡単な計算機を使い、ひたすら計算をするという職業です。当時は女性に人気の職業であり、この流れでプログラミングにも自然と女性が進出していったといわれています。また、銀行の勘定系システムなどでまだまだ使われている「COBOL」という言語を開発したのも女性です。私も約40年前の入社時研修でCOBOLをやりました。」
エンジニアは男性に向いているのか?
「エンジニアリングには論理的思考が必要といわれていました。「計算手」という職業が始まりだとすると、確かにひたすら論理的。道筋を立てて、正しい順序で計算を進めることが必要になるからです。また、コンピュータリソースも少なく、論理的な計算ロジックを導く必要がありました。
しかし、現在のクラウドの世界ではどうでしょうか? 特にSalesforceに代表されるSaaSの世界は、Salesforceの創業者であるマーク・ベニオフは「蛇口を捻ると水がでるように何の制限もなくソフトウェアが使える」を強調していました。Appleのスティーブ・ジョブズは「何より直感」ということを重要視しました。さらに、少品種大量生産の物づくりの世界から、多品種少量生産の事づくり、今ではオンデマンドで「いつでもどこでも」の感動づくりと言われています。
Salesforceは何の制限もなく、Appleは直感的、世の中は感動。この流れから考えると、これまでの論理的に、道筋を立てて順序正しく、物つくりの世界観ではなくなっていませんか? つまり、クラウドの世界は論理的思考も感情的思考も両方が必要になってきているということが言えるのではないでしょうか今は「エンジニアは男性」でもなく、「これからのエンジニアは女性」でもなく、誰もが備えている、論理的思考と感情的思考をバランスよく発揮していくことが必要になってきているということです。」
女性の働く環境はまだまだ過酷。男女の特性を理解し、より多くの女性に活躍しやすい環境を
「最後に「女性は感情的だ」という考えは正しくありません。適切にいうと、感情的になりやすくなるだけのストレスの中で生きているということだと思います。まだまだ男性中心の世の中なので、男性側にも責任があるといえるかもしれないですね。
また、皆さんは幸せホルモンと言われているセロトニンって知っていますか? 不安やストレスを緩和し、精神を安定させてくれる働きがあるといわれています。そのセロトニンですが、実は男性に比べて、女性は50%以上生産能力が低いと言われています。つまり、女性はストレスに対する耐性が男性ほど強くないために、感情的になりやすいとも言えるわけです。女性だから感情的になりやすいと片づけるのではなく、生理的な違い、現代社会で女性たちが抱えるストレスという問題も十分に理解することで、活躍できる女性はもっともっと増えるでしょう。」
Salesforceデモで実際の画面を操作
続いてメインコンテンツであるSalesforceのデモ体験。講師の徳江さんがガイドをしながら、簡単な登録や設定をテーブルごとに行っていただきました。ゲストを招待した社員も横でサポートしながら、ゲストが中心となって操作を進めていきましたが、楽しみながらスムーズにSalesforceを体験いただくことができた様子でした。
大盛況だった懇親会
最後は、ピザやお酒を楽しみながらの懇親タイム。会長の宮田さんや講師陣も合流してゲストたちと歓談を楽しんでいただきました。ピザやからあげ、ポテトといった軽食とともに進んだ歓談の時間は今回も大盛りあがり。予定時間が過ぎても話が尽きず、盛況のままにお開きの時間となりました。アンケートでも満足度が非常に高く、ゲストはもちろん、講師や先輩社員にとっても楽しい歓談の時間になったようでした。
▼参加者アンケート
- 非常に楽しく、わかりやすい説明で良かったです。最後のフリーの時間も現役社員の生の声など聞けて良かったです。
- 自分が調べて得られる情報以外のこと(雰囲気など)を知ることが出来た。
- 全く知らない業界だったが、交流を通して実際の働くイメージがついた。
- 皆さんフレンドリーに話してくださり、楽しく過ごすことができた。また、実際に社員の方からお話を聞くことができ、会社の雰囲気を知ることができた。
- 普段なかなか直接お話を聞く機会のない業種なので、雰囲気が掴めました。
- 実際に働いている人と話すことで、自分の培ったことが想像よりも活かせるイメージができ、転職に対して前向きになった。
- 研修担当の方など様々なロールでテラスカイ・テクノロジーズさんで働いている方から、会社のよいところや雰囲気などのお話を聞くことができたため。
- デモでは実際に操作できたのがイメージが湧きやすかったです。