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女性管理職向け勉強会「Mature(マチュア)会」にて、コーチングセッション実施

親会社テラスカイ主催の女性社員向け不定期勉強会「Mature(マチュア)会」にて、11月にコーチングセッションが行われ、テラスカイとテラスカイ・テクノロジーズ(以下、テラテク)のリーダー・マネジャーといった管理職層を中心とした女性の中から希望者14名ほどがオフラインとオンラインで参加しました。コーチングをテーマにした今回のMature会ではグーグル合同会社にてコーチングや人材育成を手がける大塚里美さんにご登壇いただき、リーダーやマネジャーの在り方などを講演いただくとともに、各テーブルでは参加者同士のディスカッションを行いながら進められました。

Mature会とは

業務と直接関係しない「ナナメのインプット」と、女性特有といわれる共感性の強さや「会話そのものが目的になる」といった傾向を掛け合わせて企画された勉強会で、親会社テラスカイの有志女性が中心となって不定期で実施されています。社内外のさまざまな識者をお招きして、前半は講演、後半はディスカッションという形式で行われています。

※Matureとは:英語で「成熟した、円熟した、大人の」という意味ですが、 日本では最近40~50代の成熟した世代を「マチュア世代」と呼び、現役かつ活動的な成熟層を表す言葉として注目を集めています。

リーダー・マネジャーの役割やコーチングの意義について考える

今回のセッションでは、テーマごとに講演とテーブルごとのディスカッションが交互に行われ、少しずつ議論を深めていくスタイルでした。最初の問いは「リーダー・マネジャーの仕事とは?」。テーブルごとに、マネジャーとリーダーの役割の違いから考えたり、その仕事内容を具体的に議論したり、さまざまなスタイルで盛り上がる各テーブル。ディスカッションの後は、代表者がどんなことを話し合ったかを共有し、どのテーブルでも自分以外のテーブルではそのような話し合いが進められたのかと気づきが得られる様子がうかがえました。


人と仕事をするのに外すことのできないコミュニケーション

 大塚さんがもっとも分かりやすく、大切なコミュニケーション例として挙げたのは「挨拶」でした。挨拶とは「あなたがそこにいることが分かっている」という一番簡単でありながら、大切な承認行為。元気に挨拶できない、中にはそもそも挨拶をしないという人もいますが、挨拶をしない=相手の存在を認めないという行為はとても相手に与えるネガティブな影響が大きい」と話します。

人と人がいる限りは避けられないコミュニケーションですが、その効果的な手法としてコーチングを紹介してくれました。「コーチングとは、大事な人を目的地に送り届けること。例えば管理職であるなら、部下を目標達成に向けて、部下が自らの能力を発揮し行動できるよう支援する。そのための対話がコーチングです」と話します。大切なのは、無理にコーチングだけをしようと気負うのではなく、思考を深めるパートナーとなるよう(思考の整理)心がけることだそうです。このようなコミュニケーションで大切なのが、尋ねるアプローチ。「目の前の相手は、現在より高いレベルで学習、行動できる潜在的な能力をもっている」と信じ、その力を引き出すことがコーチングになるそうです。

「年齢や経験が自分より少ない部下には、意見やアドバイスを伝えたいという気持ちが溢れてしまいがちですが、それを抑えて相手が思っているソリューションを引き出すことに集中することが大切」と強調されていました。

<コーチングのフレームワーク>

  • 目標 会話のGOAL
  • 現実 今何が起こっているか
  • 選択肢 どんな選択肢があるかたくさんアイデア出し
  • 次の行動 期限もついているといい(アクションプラン)
  • 「他には?」と尋ねる

パーソナルブランディングが必要な理由

セッションの最後に、世界的に有名なキャリア成功に必要な3つの要素の頭文字で表現されるPIEセオリーについてお話されました。「キャリア成功に必要な3つのKEYは、1つが成果(Performance)で10%、もう1つがイメージ(image)で30%。そして残りの1つは60%を占める“どう見せているか(Exposure)”なんです。あなたが周りにどう見せているか、つまり他者からどう思われているかが仕事やキャリアの成功に大きく影響しています」とブランディングの必要性について紹介してくれました。

ブランディングのためのステップは、①自分が何者であるかを知る、②自分がどのように他者に認識されたいかを考える(自分についてのハッシュタグ「#」をつけるとしたら?)、③パーソナル・ナラティブを構築する(自分のストーリーを作る)、④自分の言動や与えたいイメージを見直し、調整する、とのこと。特に女性にとって自分のことをアピールするのは簡単なことではありませんが、未来の自分のためにブランディングに挑戦してほしいと強く語っていらっしゃいました。

そして、大塚さんの好きな言葉として「自分と未来は変えられる」を最後のメッセージとして、このコーチングとブランディングのセッションは幕を閉じました。

「人は自分の話を聞いてもらった量に比例して信頼する。信頼関係ができていないとフィードバックが機能しません。なので、相手の考えを聞くところから初めてください」と話す大塚さん


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