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AI活用の注意点!
こんにちは!幸建です。 いつもご愛読いただき、ありがとうございます。前回の『今からできるAI活用術』では、AIの便利な使い方をいくつかご紹介しました。 今回はさらに踏み込み、AIをどのように活用すればより効果的なのか、その具体的な方法や注意点をお伝えします。AIを活用することで、業務効率を向上させたり、新たな可能性を広げたりすることができます。ぜひ最後までご覧ください!◎生成AIの使い方◎生成AIを効果的に活用するためには、具体的なプロンプトを作成することが重要です。プロンプトとは、AIに対しての指示文のことです。以下に、プロンプト作成のポイントをいくつかご紹介します。1.具体的で明確な...
現場で使えるAI活用術
「最近よく聞くAI(人工知能)って、なんだか難しそう…」と感じている方もいるかもしれません。でも実は、皆さんの日々の業務を「ちょっと便利」にする、身近なツールになりつつあるんです。今回は、現場で特別な知識がなくてもすぐに始められるAIの活用例をご紹介します。身近なAI活用例1:スマホで現場写真が自動整理!現場で撮った写真、整理が大変ではありませんか?実は、スマートフォンのアプリには、AIが写っているものを認識して自動でフォルダ分けしてくれる機能があるものも。例えば、「基礎」「配筋」「完了」といったフォルダが自動で作成されれば、写真を探す手間がぐっと減ります。身近なAI活用例2:音声入力で...
なぜスペーサーが重要なのか?3つの核心的役割
いつも弊社の情報をご覧いただき、ありがとうございます! 基礎工事において、見落とされがちな小さな部材でありながら、その役割が非常に大きいものがあります。それがスペーサーです。今回は、スペーサーが基礎の品質、建物の耐久性にどう貢献しているか、その重要性について解説します。なぜスペーサーが重要なのか?その3つの核心的役割スペーサーは、コンクリート打設時に鉄筋が正しい位置に固定されるために不可欠な部材です。この「正しい位置」が、建物の将来を大きく左右します。 1.鉄筋の「被り厚さ」の確保 コンクリートと鉄筋の間には、適切な被り厚さ(かぶりあつさ)が必要です。スペーサーはこれを確実に維持...
「配合」って?少し深掘りしてみる
いつも弊社の情報をご覧いただき、ありがとうございます!今回は、足元から支える基礎コンクリートの「配合」について、少し深掘りしてみましょう。普段は目にしないけれど、この配合が建物の頑丈さと長持ちに大きく関わっているんです。基礎コンクリートは、ただ混ぜれば良いというものではありません。建物にかかる重さ、地盤の強さ、そして地域の気候条件などを考慮して、「設計強度」と呼ばれる目標の強度がきちんと出るように配合が決められます。 主な材料は、セメント、水、砂、砂利。これらの配合比率が、コンクリートの強度や流動性、そして耐久性に影響を与えます。例えば、強度を高めるためにはセメントの量を増やしたり、特殊...
配筋組の際に気を付けるべき5つのポイント
いつも弊社の情報をご覧いただき、ありがとうございます!前回、捨てコンの打設が終わり、配筋組の作業も完了しました!配筋は建物の強度を支える重要な工程ですが、正しく行うためには注意すべきポイントがいくつかあります。今回は、配筋組の際に気を付けるべき5つのポイントを紹介します。配筋組の見るべきポイント1. 設計図の確認 必ず設計図を確認し、鉄筋の種類や配置を正確に把握します 2. カバー厚の確保 鉄筋とコンクリートの間のカバー厚を適切に保ち、耐久性を向上させます。 3. 適切な間隔の保持 鉄筋同士の間隔を設計基準に従って正確に保ちます。間隔が不適切だと、強度に影響を...
どうして捨てコンというの?由来を紐解く!
こんにちは!幸建です。 前回、砕石敷きと転圧が終わり、今回は捨てコンの作業に入ります!捨てコンという単語、現場などでよく耳にしますがどうして捨てコンというのでしょうか?その由来や役割を紐解いていきます。・捨てコンの由来捨てコンの由来は、「捨てる」と「コンクリート」を組み合わせた言葉で、基礎工事の前に、5センチほどの厚さで敷かれる薄いコンクリート層のことです。墨出しのためや、施工面を平坦にするために使用され、最終的には基礎の下に隠れてしまうので、「捨てるコンクリート」と考えられたとの説があります。では、捨てコンの役割とは??1.平坦な作業面の提供捨てコンは、基礎工事を行うための平坦な面を提...
砕石の敷き詰めと転圧のポイント
こんにちは、幸建です! 前回新たな現場に着工し、第2回目をお送りします!今回は砕石の敷き詰めと転圧のポイントを解説していきます!この工程は、地盤の強度を高め、建物の安全性を確保するために欠かせません。1. 砕石の敷き詰め ・材料の選定使用する砕石は、粒径や強度が適切であることを確認します。一般的には、20mm程度の砕石が推奨されます。・均一な敷き詰め砕石を均一に敷き詰めることが重要です。厚さを一定に保ち、隙間ができないよう注意します。・湿気管理敷き詰めた砕石が乾燥しすぎないよう、必要に応じて軽く水をかけることで、後の転圧作業がスムーズになります。2.転圧作業 ・重ね転圧を行う一度...
新たな基礎工事の現場に着工…!
こんにちは、幸建です! この度、新たな現場に着工しました。今回は基礎工事の地盤改良を解説していきます!新たな基礎工事の現場に着工…!こちらが新たな現場です!まず、地盤改良から取り掛かります!地盤改良工事とは、建物を支えるための地盤の強度や安定性を高めるために行われる工事のことです。土を改良し、強度を上げることで、建物の安全性が向上します。◇地盤改良の重要性1.安全性の確保 地盤改良は、地震や強風などの自然災害に対する抵抗力を高め、建物の安全性が向上します。 2.建物の耐久性向上しっかりとした地盤は、建物の寿命を延ばし、長期的な維持管理コストを削減します。 3.投資の保護地盤改良を行うこと...
ついに鉄骨基礎の現場が終了…!完成へ!
こんにちは、幸建です! 引き続き鉄骨基礎の様子とともに、作業のポイントなど解説していきます!□ 最後のコンクリート打設が完了ついに鉄骨基礎の現場が終了…!先日、最後のコンクリート打設が無事に完了しました!コンクリートが凍結しないように、打設後はすぐに養生シートや断熱材で覆い、外気からの影響を防ぎます。気温が0℃以下の場合は特に注意が必要です。養生中は、定期的に状態を確認し、凍結や乾燥がないかチェックします。おかげさまで、鉄骨基礎の最後のコンクリート打設が無事に終了いたしました!今回の工事は住宅基礎とは異なり、鉄骨を使用した大規模な現場での施工となりました。多くの挑戦がありましたが、安全第...
第6弾 腰壁の立ち上がり打設とは?
引き続き鉄骨基礎の様子とともに、作業のポイントなど解説していきます!前回、砕石の敷き詰め作業が完了し、鉄骨の配筋まで完了しました!鉄骨の建て方などが終わり、打設に向けて作業していきます。◎腰壁の型枠組み腰壁の立ち上がり打設に取り掛かります!型枠を組むときは、型枠が圧力に耐えられるように補強材を取り付けます。組んだ後は、型枠が設計通りの寸法になっているか、水平・垂直を確認します。◎階段部分も打設に向けて作業していきます引き続き、工事の安全と円滑な進行に努めてまいりますので、どうぞご期待ください。