こんにちは!幸建です。
前回、砕石敷きと転圧が終わり、今回は捨てコンの作業に入ります!
捨てコンという単語、現場などでよく耳にしますがどうして捨てコンというのでしょうか?
その由来や役割を紐解いていきます。
・捨てコンの由来
捨てコンの由来は、「捨てる」と「コンクリート」を組み合わせた言葉で、
基礎工事の前に、5センチほどの厚さで敷かれる薄いコンクリート層のことです。墨出しのためや、施工面を平坦にするために使用され、最終的には基礎の下に隠れてしまうので、「捨てるコンクリート」と考えられたとの説があります。
では、捨てコンの役割とは??
1.平坦な作業面の提供
捨てコンは、基礎工事を行うための平坦な面を提供し、施工の精度を向上させます。
2.基礎位置の決定
捨てコンを敷くことで、基礎の正確な位置を決める基準となります。設計図に基づいて基礎の配置が行いやすくなります。
3. 排水性の改善
地面からの湿気を防ぎ、基礎の劣化を防止することで、建物の耐久性を向上させます。
捨てコンがあることで、後の基礎工事もスムーズに進行し、施工精度を高めることができます。しっかりとした安定した基礎を築くためには捨てコンは欠かせない存在です!
次回は、 配筋作業を解説します🌟