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今回は、足元から支える基礎コンクリートの「配合」について、少し深掘りしてみましょう。普段は目にしないけれど、この配合が建物の頑丈さと長持ちに大きく関わっているんです。
基礎コンクリートは、ただ混ぜれば良いというものではありません。
建物にかかる重さ、地盤の強さ、そして地域の気候条件などを考慮して、
「設計強度」と呼ばれる目標の強度がきちんと出るように配合が決められます。
主な材料は、セメント、水、砂、砂利。これらの配合比率が、コンクリートの強度や流動性、そして耐久性に影響を与えます。例えば、強度を高めるためにはセメントの量を増やしたり、特殊な混和材を加えるなどの工夫がされます。
耐久性も重要! 雨や地下水、土の中の成分など、様々な外部からの影響に耐えられるように、水の量を調整したり、耐久性を高める混和材を選んだりするんです。
【ちょっと深掘り】水セメント比って?
配合の中でも特に重要なのが「水セメント比」。これは、セメントの量に対して水の量がどれくらいの割合かを示すものです。水が多すぎると強度が弱くなり、少なすぎると作業が難しくなります。職人は、このバランスを絶妙に調整しているんです。
基礎は家の健康を守る要。
適切な配合のコンクリートを使うことで、不同沈下を防ぎ、地震にも強い、長く安心して住める家づくりを支えています。