こんにちは!
ポテンシャライトの小磯です。
本日はポテンシャライトで実施しているスローガンのお話です。
ポテンシャライトでは、毎月1つスローガンがありそれに向かって組織全体で取り組んでいます。
💡 スローガンとは?
会社が定める売り上げ目標 / OKR等とは別に、全社 / 全部署横断で一体感を持って追いかけていく方針のようなもの。ポテンシャライトの毎月恒例のイベントです。
毎月「スローガン大使」と銘打って、プロジェクトリーダーを設定しているのですが、今回は私、小磯が担当することになりました。
これまでのスローガンについては、以下のブログをご覧ください!👇
そして2022年1月のスローガンは「Good habits」でした。
年始に立てた目標を忘れないように、1月の1ヶ月間で習慣化してしまおうという取り組みです。
というわけで、1ヶ月間Good habitsの浸透大使をやり切ったことを書き留めていこうと思います!
1. スローガン「Good habits」とは?
改めて、ポテンシャライトの1月スローガンはGood habitsでした。みなさんの中にも2022年の目標を立てた方も多いのではないでしょうか?
ただ、毎年年始に立てた目標や習慣を1月中に既に実行していない、むしろその目標すら忘れてしまっている。そんなことはありませんか?
今年はそんなことが起こらないよう、まずは3つ習慣化しよう、そして組織全体で取り組もう!というのが1月のスローガンでした。
1-1. 1月で目指すべきゴール
まずは、メンバー全員にhabitsしたいことを3つ(仕事のこと2つ、個人的なこと1つ)を出してもらいました。
ただ、スローガン大使として少し考えてみたんです。
🤔<習慣化ってつまりなんだろう?習慣化するのって実際どのくらい時間がかかるのだろう?
習慣化と聞いて一番最初に思いついたのは「歯磨き」でした。歯磨きって当たり前にやりますよね。努力していないのに出来ていますよね。
というわけで、習慣化とは歯磨きレベル、つまり「意識せずともできる状態」だと設定しました。
ただ、意識せずともできる状態ってかなり難しいですよね。
さまざまな説がありますが、実際に新しい取り組みが習慣化するまでにかかる期間は66日。これはロンドン大学の研究で96人の学生を対象にした研究の平均値だそうです。
ということで、1月に習慣化すると言いましたが現実問題難しそうなので、1月は、習慣化の土台を作ることを目指しました。
そして、メンバーにそれぞれ「変えたいけど、変えられない行動(習慣)を3つ」ピックアップしていただきました。ただし、1つは個人的な習慣でもOKとしました。
👆 3つのhabitsと現在の状態を書き出してもらいました。
1-2. 習慣化するための4つのポイント
とは言っても、これまでなかなか出来なかったことを続けるのは難しいです。そこで習慣を定着するためには4つのポイントがあるようです。
上記を「毎日3キロ走る」というhabitをピックアップした場合を参考に詳しく説明していきます。
(1)小さいことからはじめよう
選んだ習慣化3つと、現実を見比べてみてください。新年ということで張り切って大きな目標を立ててしまっていませんか?
例えば、全く運動していない人がいきなり「毎日10キロ走る」という目標を立てても厳しいですよね。
この場合は、「10分ウォーキングする」とか簡単なことから始めて、達成できた喜びを実感していった方が継続できます。
(2)トリガーになることを考えよう
歯磨きレベルに定着させるにはトリガー、つまり「いつ・どこで」やるかを設定することが重要です。歯磨きって起床後すぐなのか食事後なのかタイミングが決まってますよね。
それと同様に、走るタイミングと場所を決めます。例えば、帰宅してから荷物おいてすぐ走りにいくとか、朝起きて顔を洗って⇒歯を磨いて⇒走るとか決めてしまいルーティン化していきます。
(3)それって本当にやりたいことか考えよう
習慣化することにばかりフォーカスせず、それができた先になにがあるかを考えると継続しよう!という意欲が湧いてきます。なぜ3キロ走りたいのか。ダイエットのためとか健康のためとか、もっと体力つけて仕事頑張りたいとかありますよね。習慣化した先の未来がどうなるのか思い描きます。
(4)人の力を借りよう
結局自分に甘くなってしまうのが人の性。今日あなたが走ったかどうか気に留める人がいないのであれば、続かないですよね。そこでちゃんと人に毎日3キロ走ることを習慣にする!と宣言して毎日報告していくと良いでしょう。
2. 取り組んだ施策
2-1. チーム制度の導入
今回はチーム対抗戦を導入しました。弊社は26名正社員がいるのですが、私1人で全員がGood habitsをしているかどうかを確認することは非常に難しいです。また、上記(4)で記載した通り習慣化させるために「人に宣言する」ことは非常に重要です。
そこで4~5名のチームに分け、また各々のチームでリーダーを決めて動いていただきました。
▼リーダーにお願いしたアクション
・曜日を決め、朝礼でチームの進捗状況などを発表
・チームのSlackの盛り上げ
▼メンバーのリアクション
・淡々とGood Habitsを取り組んでくれる人
・チームを盛りあげてくれる人
・Slackのワークフローでメンバーが楽しく進捗報告ができるように仕組みを作った人
さまざまなメンバーがいて、非常に盛り上がったのではないかなあと思います。ちなみに、Good habitsのことを社内では「ぐどはび」という名で浸透しています!
👆Slackのスタンプを作ってくれるメンバーもいました!
2-2. 日々の結果報告
チーム制にしたからには、毎日Good habitsできているかどうか、チームのメンバーに報告してもらいました。
「毎朝6時に起きること」を決めていた人は、起きたタイミングでチームに報告していたり、「読書を続けること」を決めた人はその内容のアウトプットをしたり。みなさんラフに報告してくれていました。また、それに対する反応も非常に盛り上がっていて、早い段階で達成感を覚えるメンバーが多かったように思います。
個人的に良かったなと思うことは、達成できなかったことも報告してくれたこと。
これまで習慣化出来なかったことを続けていくのはどうしても難しいと思います。ただ、1人では「まあいっか」となりがちなことでもチームメンバーに報告することで、明日はちゃんとやらなきゃ!と責任を持って取り組めたメンバーが多かったかなと感じています。
👆社内のSlackの一部です!
3. 1ヶ月のGood habitsを通して良かったこと
最後にこの1ヶ月間、Good habitsをやりきって良かったなと感じることをまとめます。
3-1. 新年1発目から新しいことにチャレンジできた
これまでやった方が良いなと思ってはいてもなかなか続けられなかったこと、それを今回は組織全体として取り組み、継続してきた。それは素晴らしいことなのではないかと思いますし、それを新年早々に行ったことで、2022年は良いスタートダッシュが切れたと感じます。
また、自発的に「2月以降もGood habits続けていきます!」と言ってくれるメンバーも多くいて個人的にも嬉しく思います。
3-2. 業務以外の活発なコミュニケーション
2022年の1月にポテンシャライトは4名の新しいメンバーを迎えました。(一気に4名は創業以来初!)新メンバーは新しい仕事や環境に慣れない1ヶ月だったのでは?と思います。(私はそうでした・・)
この1ヶ月間はオンボーディング期間ということもあり、仕事上で直接関わることが多くないメンバーもいます。
そんな中で、habitsという仕事とは別のことをチームや組織全体が一丸となって取り組むことで、気軽にコミュニケーションが取りやすくなったのではないかと感じています。
実際には「ぐどはびランチ」と称して、ランチに行くチームもありました。
3-3. みんなの個性を認め合えたこと
スローガン「Good habits」の最も良かった点は全員が同じスタート地点だったことだと個人的に思います。
スローガンの目的は、「今できていないこと」を習慣化すること。
これは入社年次や年齢も何も関係ありません。もちろん仕事ができる / できないも関係ありません。
私は超がつくほど朝方人間なので、正直「土日も毎朝7時に起きる」というhabitは余裕でクリアできます。しかし一方で、毎朝7時に起きれないメンバーにとっては、私が立てた「毎日読書をすること」というhabitが既に日常の一部になっているということがありました。
誰しも苦手なこと、サボってしまっていることがあるということを認識しながらも、改善に向けてサポートし合えた姿が見えたことがすごく嬉しかったです。
最後に
改めて今回のスローガンのゴールは「習慣化の土台を作ること」でした。おおむねこのゴールは達成したのではないかと思っています。
ただ、習慣化=歯磨きレベルまでは達していないので2月以降も是非継続して、完全に習慣化してほしいなと感じますし、私自身も継続していきたいと考えています。
最後の最後に、2022年最初のスローガンがGood habitsで良かったなと感じています!
それではまた!