みなさんこんにちは!
ダイエットは明日から!が続きすぎて、朝からカップラーメン食べてしまう坂爪(以下、坂)です!
アルカナは2024年5月23日に19周年を迎えました✨
今回は、19周年の想いを代表取締役の鎌田(以下、鎌)と旧アンテク代表取締役の山崎(以下、山)の対談でお送りします!
坂) まずは19周年おめでとうございます✨
先日、お祝いの食事会も無事に終わり、来年の20周年に向けて走り始めたところですね!!
ここで、おふたりにお話を聞いていきたいと思います。よろしくお願いします!
お互いの求めているものがピッタリハマったM&A
ーーー M&Aをしよう(受けよう)と思ったわけ
鎌: 今まで合併の話は出てなくて、「エンジニアさんの採用がとれないねー。会社買っちゃったほうが早くない?」っていう雑談があったくらいだったんですよ。
実際に買収するってなると、一緒にやっていこう!っていう想いがある人達・一緒になりたい会社っていうのが絶対でした。
坂: アンテクを選んだ理由は何ですか?
鎌: 自分とマインドセットが近くて腹を割って話せる人が多かったのと、リーダー層だけでなくスタッフも含めてずっと一緒にやっていくのだ!というマインドの人が多かったところです。
それと、アルカナが持っている悩み(人が増えない、やりたかった自社プロダクト開発ができない、企業としての成長が停滞している)と、アンテクが持っている悩み(お金)が一緒になることで双方解決できるのでは✨と思ったからです。
坂: なるほど。山崎さんはどうですか?
山: コロナ中にフルリモートを入れてから採用がグッと進み、8人スタッフが増えたことで、キャッシュフローがシビアになりました。加えて、自分の経営ってこれでいいのか?我流ではないのか・・?などの悩みもありました。
そして、鎌田さんには時々相談をしていました。銀行を紹介してほしいといった具体的なものから、採用や運営などの抽象的なものまでいろいろと。
ただ、その時はまったくM&Aするぞ!という気持ちはありませんでした。実際、別のM&A業者さんから相談を持ちかけられ、鎌田さんにもそのことを相談したら、アルカナからM&Aの話をもらったのです。お声掛けいただいてとても悩んだのですが、結果一緒にがんばろう!となったわけです。
新生アルカナになって1年
ーーー M&Aして1年経ってみてどうですか?
鎌: PMIが想定していたよりも進捗が良かったです。もっと分断されるかなと思ってたところが、思ったよりまとまるのが早かったイメージがありますね。方向性とかお金の使い方、かけどころはそもそもが似ていたので意見の相違が出なかったのがよかったのかなーと思います。
今までアルカナにいなかったデザイン部隊が加わり、0→1(システムとデザインが一貫してできる)を社内でできるようになったり、今までのアルカナでは自分しか見れていなかった売上などの数値を、一緒に考えてくれるスタッフが増えたり、僕自身はより仕事が楽しくなってきましたね!
できることが増えてきたしラクできるようになってきたな✨と(笑)
坂: 社員が倍になって大変だなってことはないですか?
鎌: 社員が倍になっても、とくに大変だとは感じてないです。
ただ、機能会社から事業会社へと転換したため、体制の質が変わってスタッフの皆さんには負荷が高い状態が続いてしまっていると感じています。実際には、方向性や想いがあっていれば細かいことは言わないです。言うこと聞かない人は聞かないので(笑)ポジティブなあきらめの気持ちも持っています!
坂: ポジティブなあきらめ(笑)山崎さんはどうですか?
山: ポジティブなあきらめ、大事かもですね(笑)
M&Aして1年経ってみての感想ですよね。私も思ったより上手く融合したなと思っています。
思い返すと、こうしてよかったなと思うことが3つあります。
まず1つ目は、新宿オフィスへの移席を早くしたこと。
もともと、アンテクは朝霞にオフィスがあり「M&Aしたあと1年は朝霞オフィスで今まで通りやりながら、アルカナの業務に慣れたら新宿オフィスへ引っ越したらよいよ」って話だったんですけど、M&A決まって一ヶ月くらいで新宿オフィスに席を作りましたね。
鎌: そう!めっちゃ早かった!!えっ。もう来るの!?って思ったもん(笑)
山: 2つ目が離職者をそんなに出さなかったこと。
1年での離職者は2名。その2名もM&Aが原因で辞めたのではなく、各自のやりたいことのためのステップアップとなる卒業でした。
M&Aしたといういうと、結構「辞めた人どのくらいいるの?」って話題になるんですが、2名って答えるとビックリされます。そういう意味では大成功のM&Aだと思います。
3つ目が、自分の環境が激変したことがよかったなと。
自分の視野や視座が大きく変わりました。例えていうと、アンテクの頃はクライアントワークが主業だったのもあり、顧客理解という感じで先方の事業についての課題や解決方法を考えていました。アルカナに入ってからは、肩を並べるようにグループ企業の事業に密接に関わることができます。顧客理解というよりも、もっと直接的に事業理解に挑戦できる環境です。これは大きな変化でしたし、自分の考え方や経験に大きくプラスになったと思っています。
ーーーこの1年で一番大変だったこと
山: 今でも課題となっているのですが、マインドチェンジが一番大変でした。
アンテクの時は、アンテクとスタッフだけの世界だったので、主語が「アンテク」だったんです。
何をやるにしても、判断するのも責任とるのも自分だったので、小さな会社であるアンテクが好きに楽しんでいても誰からも文句は言われなかったんです。しかし、合併してからIPO準備にも関わらせてもらっているのですが、主語が「株主」になりました。
「株主」が主語になると世界観が全然違うんですね。
例えば、今までは自分たちが面白いと思ってお金をかけていたことでも、「株主」が主語になると「株主」がそれを面白いと思うのか?「株主」を納得させることができるのか?など自分たちの気持ちだけではいけないんですよね。
鎌: もう、この一年というより一昨年12月のM&Aを決めた時が一番大変でした。
会社って1ヶ月半で買ってはいけないですね。本当にそれが大変だったので、この1年その大変さを超えるものはないです!
現在進行形で大変だなって思うことは、人数が増えて業務が内部案件と外部案件の二軸になったことで、スピード感が出にくくなって小回りが利きにくくなったなっというのを実感しています。
グループ会社の下支えをしつつIPOに向けて力をつけたい20周年
ーーー来年は20周年!良き節目となるよう、目標を教えてください
鎌: 自社のサービスを持つこと!です!
ナシエルホールディングスの中ではM&A事業部が稼ぎ頭で、1つの成約のホームラン感がすごいんですよね。アルカナは、ホームランは打てないけど、ヒットはたくさん打てると思うんです。
なので、ヒットをたくさん打ってグループの縁の下の力もちのように、日々キャッシュフローや技術において下支えをして、そのうえでM&Aがホームランを打つという理想的な収益構造に早くしたいです。
自社サービスをたくさん持つことで、アルカナはこれだ!っていう大きな幹1本の木というよりは、細かい枝がぶわぁって広がっている会社になるというイメージです。
山: 全社的に目指しているのがIPO。
アルカナがそこに近づけば自ずとグループ全体もIPOに近づく。そしてその先にやりたいことがたくさんあるんです。なので、まずはどうやってIPOを攻略していくかっていうのが目標ですね。
ちょっと思い出した話なんですが、24歳くらいの鎌田さんが「俺はファウンダーになるんだ!」って言ってたんですよね。鎌田さんはその時から明確な人生設計をしている印象があって、IPOをして社会に貢献できるっていうのは「ファウンダー」と近しいことができるってことなのでは?と思うので、鎌田さんの夢の達成もできたらいいなと思っています。
初めて聞く鎌田と山崎お互いへの想い
ーーー長い付き合いだと思うのですが、お互いの好きなところを教えてください
山: 「ぶれない」「判断が早い」「すごく正直」
この3つがとくに好きで、自分がアンテクを経営しているとき、この3つを意識してやっていました。
よく代表取締役って孤独だと言われるのですが、自分は上記3つを実践していたからかそんなことなかったです。そして、久しぶりに鎌田さんと一緒になって、もしかしたら変わってるかな?って思ってたけど全然変わってなくて驚きました。ずっと尊敬する経営者の1人ですね。
鎌: 付き合いがメッチャ長いし、そもそも友達だった期間が長いんですよ。ドライブ行ったり合コン行ったり遊びに行ったり。そのころからなんですが、自分にも他人にも正直なところが良いところですね。
やっぱり自分で自分のことって気づきにくいじゃないですか。言いにくいことがあっても忌憚なく言ってくれるし、自分に気づきを与えてくれるので助かっています。
山: そんなに正直とは思ってないんですけど、鎌田さんと議論することが楽しいんですよ。議論が楽しいから意見のやり取りも楽しくて。
坂: お互いに信頼関係あってこそですね!(上手くまとめたつもり)
スタジオ・アルカナは創業当時3名だったそうです。
そこから19年経ち、たくさんの出会いと別れ、出来事があり今のアルカナがあります。
来年は20周年。今よりももっともっと良い1年になるよう、一緒に盛り上げませんか?
来週はなんと、ドローンで撮影した動画を発表します📹✨
お楽しみにっ!
スタジオ・アルカナでは、
一緒に世の中を楽しくする仲間を募集しています!😃
”あったらうれしい”をすべての人へ。
これはスタジオ・アルカナの想いです。
アルカナのスタッフ、またアルカナに関わる全ての人へむけたメッセージです。
こんなサービスがあったら”うれしいな”
こういうことをしてもらえると”うれしいな”
この人と関われると”うれしいな”
アルカナに関わる人達みんなが”うれしい”といいな
この”うれしい”がどんどん広がっていくともっと”うれしいな”
”うれしい”が広まるって、ワクワクしませんか?
アルカナでは、”うれしい”を広めていく仲間を大募集しています!
一緒にアルカナでお仕事してみませんか?