こんにちは!あおいとり26卒内定者の小坂桃香です。
今回は、あおいとりの代表である大巻さんに、社名の由来から独自の経営哲学、そして私が内定をいただけた理由まで、たくさんの質問にお答えいただきました!
実は大巻さんと1対1でお話ししたのは、1年ほど前の最終面接が最後なんです。
そのため少し緊張もしましたが、会社について知らなかったことをいくつも知ることが出来た、とても楽しいインタビューでした!
Q. 会社について
小坂 :大巻さん、本日はよろしくお願いいたします!まずはあおいとりという会社について、よく知らない方向けに教えてください。
大巻 :よろしくお願いします。あおいとりは、訪問看護ステーション、障がい者向けのグループホーム、相談支援事業所を運営している会社です。
特徴は、「共感支援」という理念と、徹底したDX(デジタルトランスフォーメーション)に力を入れている点ですね。
Q. 社名の候補について
小坂 :「あおいとり」っていう名前に込められた、「無理して飛ばなくていい」ってメッセージが好きなんですが、社名の候補は他にもありましたか?
大巻 :実は、結論から言うとこの社名一択でした!
ただ、福祉らしい名前であることと、「あ」から始まる方がリストなどで分かりやすいと考え、その基準で検討していました。
最終的な決め手になったのは、創業の地である北本市の野鳥がカワセミ(青い鳥)だと知ったことです。
北本市が応援してくれてるみたいで、運命的なネーミングだ、もうこれしかないなって。
小坂:確かにすごく運命感じますね!
大巻:「青い鳥」って聞くと、羽ばたいて幸せを届けるイメージが強いですけど、飛ばない鳥がいてもいいんじゃないかってことで、あえて逆張りしてみました。
Q. 共感支援の元となったアドラー心理学について
小坂 :あおいとりの理念の核である「共感支援」は、アドラー心理学から生まれたそうですね。
大巻さんは、アドラー心理学をどのように知ったのですか?
大巻 :学生の時に有名な著書『嫌われる勇気』を読んで知りました。
読んだ当時はそこまで深く考えていなかったのですが、この仕事(支援)を始めて、どう接するべきか悩んだ時にふと頭に浮かんだんです。
「相手のできることに注目する」や「貢献」といったアドラー心理学のキーワードにピンときて、「これだ!」「体系化された答えあるじゃん!」と感じたんです。
小坂:読んでしばらくしてから、その内容が生きてくるって素敵ですね!
それは最初から上手くいく確証があったんですか?それとも実験的に取り入れられたのでしょうか?
大巻:その時のピンときた感じから、上手くいくという確証をもって導入を決めました!
Q. 代表が考える「社員の幸せ」とは
小坂 :「飛べなくてもいい」というメッセージは、利用者さんだけでなく社員にも向けられたものだと感じたんですが、代表が考える「社員の幸せ」の定義は何ですか?
大巻 :実は、社員の幸せを会社が定義することはしていません。
弊社の目的は「社会から生きづらさをなくす」ことであり、利用者さんや地域社会のためです。
ただ、社員が幸せである方が利用者さんにより良い優しさを届けられるなら、それは必要です。
私は社員の人生観に介入したり、理念を押し付けたりするつもりはありません。
あえて言えば、あおいとりの理念と社員自身の人生の目標が一致していたら、その社員は幸せだろうなとは思いますね。
小坂:そうだったんですね!今まで内定者バイトで何度も働かせていただいていますが、その適度にドライな雰囲気が私には心地良いです。
そして私は人生の目標があおいとりの理念と一致しているので、本当にラッキーだなと改めて感じました。
大巻:それはよかったです!
Q. あおいとりの「福祉業界っぽくない」個性や強みについて
小坂 :大巻さんが考える、あおいとりの個性や強みは何でしょうか?
大巻 :やっぱり「仕組み化」ですね。
共感支援だけでは、会社が職員の優しさに頼りきってしまい、属人化や社内政治に煩わされる原因になります。
私たちは、人間がやる必要のないバックオフィスの業務はすべて自動化し、社員が利用者への適切な支援に集中できる運営体制を目指しています。
AIを含むDXに注力していることが、福祉業界では圧倒的な特徴ですね。
小坂:確かに、福祉業界でこんなにDX化とかAI化が進んでいる会社って、私は他に見たことありません‥。
大巻:IT化が一番遅れている障がい者福祉の領域で、最初にDX化を進めることが、最も社会的インパクトが大きい、つまり社会貢献性が高いと考えています。
Q. 新卒採用で重視した資質について
小坂 :新卒採用を始めた際、特に重視した資質(スキル・価値観など)があれば教えてください。
大巻 :‥あんまり言うとネタバレになっちゃうのかなあ(笑)。でもやっぱり、「堅実さ」ですね!
障がい者支援は、劇的な改善が起こることが少ない、改善に向かっていくまで長期的に利用者様と向き合っていく、気の長い仕事であることが多いです。
例えば統合失調症の治療などは人生をかけて行うものですから、そういった方たちへの支援を一歩ずつ着実に進める姿勢が求められます。
これは、支援員だけでなく、あおいとりで活躍できる人に共通する資質です。
Q. 女性社員の比率の多さについて
小坂 :現在、女性社員が9割と伺っていますが、こうなった経緯はあったりするんでしょうか?
また、今後は男性社員を増やす方針はありますか?
大巻 :たまたまです(笑)。女性を意図的に採用しているわけではありません。
男性社員が増えて、バランスが取れたらいいなとは思っていますね。
女性職員の比率が高いと、どうしても職員のライフイベントが集中した際に業務の引き継ぎが大変になる可能性があります。
とはいえ、採用で男性を無理に増やそうとも思っていません。性別関係なく、堅実に働いてくれるかどうかで判断してますね。
Q. 新宿オフィスができた経緯
小坂 :私の知らない間に新宿オフィスができていたのですが、今後を見据えて立ち上げたのでしょうか?なにか意図があれば知りたいです。
大巻 :主に採用拠点として立ち上げました。
勤務地が北本市や上尾市だけだと応募数が少ないため、新宿オフィスがあると書くことで、都市部からの応募母数を増やしたい意図がありました。
事業をやる予定は全くないんですよ(笑)。
小坂:そんな戦略があったんですね!
Q. 経営で気をつけていること
小坂 :経営やブランディングで特に気をつけていることはありますか?
大巻 : 勢いとか熱量で押し進めるベンチャー企業だと思われないようにしていることです。
社長のカリスマ性や社員の体力に依存する会社もありますが、福祉では長期的な支援が必要なので、堅実さや持続可能性の方が大事です。
多様な人が長く活躍できる運営を目指しています。
小坂:なるほど!
もし前者のタイプの会社だったら、私には合わなくて自分の力を発揮出来なかったと思うので、あおいとりが堅実さを大切にする会社で良かったです‥
Q. 福祉業界を人気業界にするためのロードマップについて
小坂 :以前島崎さんにインタビューさせていただいた時、「福祉業界を人気業界にしたい」とおっしゃっていました。
大巻さんが考える、そのための具体的なロードマップを教えてください。
大巻: 障がい者支援にアドラー心理学を応用する「共感支援」の素晴らしさを広めるのが私の使命だと感じています。
アドラー心理学は、子育てとか家族関係の改善とか、上司部下のマネジメントとかにはよく使われていますが、障がい者支援にはなかなか用いられていません。
障がい者支援にこそ適用されるべきものだと思うのですが…
小坂:確かに、障がい者支援にアドラー心理学を使っているのは、まだまだ珍しいですよね。
大巻:もし「共感支援」の素晴らしさが広まれば、障がい者支援は非常に楽しく魅力的なものとして映ると考えています。
そのため、「共感支援」のやり方や、あおいとりの組織作り、支援方法、採用方法などを他の会社にコンサルティングしていきたいです。
それによって、福祉業界で働きたい人を増やし、「生きづらさをなくしていく」という思いが社会に広がっていくことを期待しています。
Q. あおいとりの働き方について
小坂 :定時退社や飲み会がないといった、あおいとりの特徴的な働き方は、代表が以前のキャリアで感じた「もっとこうした方がいいんじゃないか」という考えから生まれたものですか?
大巻 :それは違いますね。私はむしろ働くのが好きで、ずっと仕事していたい人間です(笑)。
とはいえ、会社の持続可能性を考えて、今の働き方にしています。
早く帰れる働き方が、子育て中の人など多様な人が活躍できる、最も持続可能な組織の形に近いという方針に至りました。これはアドラー心理学とは関係ない、経営判断です。
Q. 今後の事業展開のビジョン
小坂 :あおいとりは今後、グループホームや訪問看護以外に、どのような形で「生きづらさを抱えた人が生きやすい社会」に貢献していきたいと考えていますか?
大巻 「障がい福祉サービス」と「看護」と「医療」の3つの観点で生きづらさを解消する取り組みを埼玉県内で実現し、拠点を展開していきます。
その成功しているやり方を同業他社に伝えていくコンサルティングも、社会への貢献の形だと考えています。
特に採用で悩みを抱えている企業が多いので、うちのやり方をお伝え出来たらと思いますね、うちは医療福祉業界で、新卒人気1位になったので(笑)。
小坂:いつの間にか1位になっていて、私も驚きましたし、嬉しかったです!
大巻:人が集まったら、今度は運営のやり方に困るはずなので、仕組み化とか共感支援とかを教えていきたいです。
その過程で、社会から生きづらさを無くすという考え方が広まっていくと思っています。
Q. 私の評価について
小坂 :新卒採用を始める前に代表が考えていた「あおいとりが欲しい人物像」と照らし合わせて、私はお眼鏡にかなっていましたか‥?
大巻 :かなってるから内定出たんだよ!!(笑)
小坂:そうですよね!(笑)
大巻:特に小坂さんの場合は、あおいとりで働きたい理由が明確だから、仕事で困難や挫折に直面しても、会社のビジョンと自身の人生のビジョンが重なることで頑張れると思っています。
働く意味を会社が与えることはないので、新卒社員の方々には、その働く意味を自分自身で見い出してほしいと思っています。
Q. あおいとりが気になっている人に向けたメッセージ
小坂 :最後に、あおいとりが気になっている方へメッセージをお願いします。
大巻 :あおいとりは、合う人と合わない人が明確に分かれる会社です。
表面的な雰囲気の良さや人の良さではなく、私たちの信念である「社会から生きづらさをなくしていく」という理念に共感できる人に来てほしいです。
そして、そのための方法論である「共感で支援していくこと」と、「徹底的にドライに仕組みでそれを再現可能な形にしていくこと」という手段に納得できる方と出会いたいと思っています。
いかがでしたでしょうか?
大巻さんのお話を聞いて、あおいとりが大切にしているのは単なる「共感」だけではなく、それを支え続けるための「堅実な仕組み」なのだと改めて実感しました。
「働く意味を会社が与えることはない」「社員の方々には、働く意味を自分自身で見い出してほしい」という大巻さんの言葉は一見ドライに聞こえるかもしれません。
でも、それは一人の人間として対等に向き合い、社員それぞれの人生を尊重しているからこその信頼なのだと感じました。
私自身も、自分の「働く理由」を大切にしながら、この場所で誰かの生きづらさを解消する一助になれるよう、一歩ずつ歩んでいきたいと思います!