■ はじめに
新卒・若手社員にとって、社会人としての第一歩を踏み出す「ビジネスマナー」。
多くの企業では外部の研修会社に委託することも多い中、コムデではスライドから台本まで、すべて社内でゼロから作成しました。
なぜ、あえて“自社でつくる”ことを選んだのか?
その裏には、「社員一人ひとりに合った成長を支援したい」という想いがありました。
目次
■ はじめに
■研修づくりのスタートは対話から
■研修の全体構成
■実践を通して身につくマナー研修
■学びを深めるレポート&フィードバック制度
■ビジネスマインド研修
■成果発表会で見えた変化
■研修づくりの裏側
■さいごに
■研修づくりのスタートは対話から
研修を設計する前に、対象となる社員本人・上長・サブリーダーとのミーティングを行いました。
「どんな場面でつまずいているのか」「どんな強みを持っているのか」を丁寧にヒアリングする時間です。
このプロセスを挟んだことで、
“誰にでも当てはまる”内容ではなく、本人の課題や成長段階に寄り添った研修プログラムを設計することができました。
■研修の全体構成
全5回のマナー研修に加え、社長によるビジネスマインド講義と成果発表会を実施。
5回のマナー研修はすべて、人事が作成から講義まで担当しました。
▲全5回のマナー研修構成
■実践を通して身につくマナー研修
研修にはクイズ形式を取り入れ、楽しみながら学べる内容に。
さらに、「名刺交換」や「電話応対」など、実際のビジネスシーンを想定したロールプレイを行いました。
名刺の受け渡し方ひとつにも細かなポイントがあり、最初はぎこちなかった動作も、繰り返すうちに自然な所作へと変化。
受講者からは「緊張したけれど、実践できたことで自信につながった」という声も寄せられました。
真剣にメモをとりながら学ぶ姿は成長への意欲そのものでした。
▲名刺交換のロールプレイの様子
▲メモをとりながら学ぶ様子
■学びを深めるレポート&フィードバック制度
各回の研修後にはレポート提出を実施。
受講者が「印象に残ったこと」「次に活かしたいこと」を記入し、人事・サブリーダー・上長の三者がコメントを返す仕組みです。
一方的な“教えっぱなし”にならないよう、学びの定着と伴走支援を目的としました。
三者の視点を掛け合わせることで、「ちゃんと見てもらえている」「応援されている」という安心感が生まれ、次の成長へのモチベーションにつながったように思います。
■ビジネスマインド研修
全5回のマナー研修を終えた後には、社長による特別講義「ビジネスマインド研修」を実施。
▲社長による「ビジネスマインド研修」の様子
「仕事を任されるということ」「ビジョン実現」など、実体験を交えた言葉に受講者は真剣に耳を傾けていました。
受講者からは、「“指示待ち型”と“自立型”どちらになりたいかと問われ、改めて自分を見つめ直した」という声も。
普段の業務ではなかなか聞けない社長の考え方や価値観に触れ、
“マナーを学ぶだけでなく、仕事への向き合い方を考える時間”となりました。
■成果発表会で見えた変化
最終日は受講者自身がスライドを作成し、これまでの学びや気づきを発表。
▲受講者が作成したスライド
人事・サブリーダー・上長からは、「次はこの部分を意識できると、さらに良くなると思う」といった、変化を認めつつ、次の成長を期待する前向きなコメントが寄せられました。
本人にとっても、自分の成長を実感できる貴重な時間となりました。
■研修づくりの裏側
今回の研修は、構成、スライド、台本まですべて社内でゼロから設計。
「今後も社内でアレンジしながら使えるように」という視点で、再現性を意識して構成しました。
先輩にも内容を確認してもらいながら、より実践的で伝わりやすい形へとブラッシュアップ。
“使い捨てではなく、育成文化として残せる研修”を目指しました。
台本作成やケーススタディ準備など試行錯誤の連続でしたが、受講者の成長を間近で見られること、そして「自分に合った内容で学べた」と言ってもらえたことが、何よりの成果でした。
▲マナー研修のスライド
■さいごに
「研修=一律のもの」ではなく、
人に合わせて育成を設計することができるのが、コムデの強み。
求職者の方には、私たちが“人を育てる”ことに本気で取り組んでいることを、
そして社内の皆さんには、この研修の裏側にある想いや努力を感じてもらえたら嬉しいです。
「外部に頼らず、手づくりでやるなんて大変じゃない?」と思われるかもしれません。
でも、“誰かの成長を支える仕事”には、やっぱり温度が大事。
これからもその温度を大切に、人が育つ環境をつくっていきます。