1
/
5

個人の限界は、チームで超えてゆく(Collabit VALUE_Collaborate!編)

コラビットバリューの続編、今回は最後の3つ目のバリュー、「Collaborate!」についてお届けします。

■Collaborate! ”共創しよう”
一人の人間、一つの知能で出来ることには限界があります。
他者とのコラボレーションで大きな成果をあげることを重視します。

この「Collaborate!」は、当社コラビットの社名にも入っている「Collabo(コラボ)」にもかかっており、実は社名の由来にもなった言葉です。代表の浅海が社名を考えた時、自身の過去の経験からこの「Collabo」に2つの意味を込めました。

1つ目は「Collabo×IT=Collabit」。現在の社名にもつながっている、コラビットの武器であるITテクノロジーを活かすことによって、世の中の社会問題の解決に挑んでいこうとの想い。

そして、2つ目は浅海自身がこれまでの経験の中で実感した”一人の限界”。「はやく行きたければ一人で進め。遠くまで行きたければみんなで進め」と言われるように、一人ではスピード感を持って始めることは出来ても、大きなことを成し遂げるのはやはり難しい。逆に、人が持つそれぞれの強みを活かしてコラボレーションできれば、社会問題という大きな壁ですら乗り越えることが可能になってくると思うのです。

今回も代表・浅海のインタビューから原体験を紐解き、「Collaborate!」のバリューを据えたも背景や目的をお届けします。ぜひご覧ください。

■これまでのコラビットのパーパス関連コンテンツはこちら:
・Collabit Mission
社会問題に果敢に立ち向かうヒーローでありたい(Collabit Mission)

・Collabit VALUE Talk
バリューはコラビットの組織文化をつくる(Collabit VALUE_概要編)
個人そして世の中の難題に向き合い、ともに限界を超えてゆく(Collabit VALUE_Beyond the LIMIT編)
大義・大望が、日々の仕事の先に大きな価値を生む(Collabit VALUE_Focus on VALUE編)

代表取締役CEO 浅海 剛

異なる強みを持つ人たちが、その強みを活かすこと

この「Collaborate!」は、これまでのミッションやバリューのコンテンツの中にも要素としては登場しているのですが、「Beyond the LIMIT」「Focus on VALUE」の2つだけだと、個人ひとりのパフォーマンスや成果だけにフォーカスすることもできますが、敢えてそこに「他者と共に創る(共創)」の意味合いを込めたかったんですね。

改めて振り返ってみると、みんな自分ひとりの力でやっているようでも、自分だけで完結していることなんて少ないはずなんですよ。この社会がまさにそうです。誰かが自分のやっていない仕事をしているから、今の仕事や生活ができている。毎日当たり前に食べている食事も、誰かが食料を生産しているから成り立っている。毎日着ている衣服も、住んでいる家も、仕事で使うパソコンも、経済という名の協力行為によって得られているものです。私たちの身の回りに当たり前に存在しているので、なかなか気付きにくいものですが、実は恩恵を受けている。私たちの社会は人どうしが支え合うことによって、成立しているんですよね。

そして、社会よりサイズが小さくなった会社組織やスポーツなどのチームでも、それは同じことです。誰かが自分のやっていない仕事をしてくれるからこそ、組織・チームが成立し、成果を残すことができる。得意なこと、不得意なことも人によって違います。だからこそ、得意とする領域が異なる人たちがそれぞれの弱みをカバーし合うことができれば、最高のパフォーマンスを発揮できますし、新しい価値を生み出すためのシナジーも発揮できるはずです。

私が一人で起業した当時、私はこんな当たり前のことに気付いていませんでした。なんでも一人でやれると勘違いしていたんです。得意とするエンジニア領域の仕事以外にも、グラフィックデザイン、セールス、カスタマーサクセス、マーケティングなど必要なことを全部一人でやっていた時に、「これでは大きくならないな…」と痛感したんです。そもそも、人間の脳は一つしかありませんし、時間は有限です。特定の分野にフォーカスすれば100点を取れるかも知れませんが、分散しすぎてしまうと、50-60点の及第点を取るのがやっとになります。この事実に直面したとき、”一人の限界”を感じざるを得ませんでした。

また、その一方で、逆の話をするかもしれませんが、一人で全部やった方が早いこともあります。人が二人以上集まれば、そこにコミュニケーションの必要性が生まれます。コミュニケーションには、悪い意味合いで使われる代表として「コミュニケーションコスト」という言葉もあるように、お互いのリスペクトがない、意図が通じない、背景を共有できない、などの状態にあると1+1が2どころか、マイナスとなって1以下になることさえあると思っています。チームとして機能せずに、ただ人が集まるだけの集団ではパフォーマンスは下がるんです。これはお互いにとって不幸なことです。

チームワークとは”共創”し、ともに高みを目指すこと

アメリカの経営学者であるバーナードは、組織やチームが成立するためには、「共通の目的」「貢献意欲」「コミュニケーション」の3つの要素が必要不可欠だと言っていますが、まさにその通りだと思います。チームワークを作れる人はとても貴重で、「チームワークできる能力」と言っても良いくらいです。個人の能力は突出していても、チームワークの能力がマイナスの人もいますし、個人で成果を上げていても、表出しないところで周囲に悪影響を及ぼしていることもあります。個人の成果だけではなく、周囲への影響も見ないと、結果として組織やチームとしてのアウトプットが落ちてしまいます。そういった環境では、会社も個人も成長はありませんよね。

チームワークという言葉の印象だけですと、何だか優しいイメージに聞こえるかもしれませんが、私が考えるチームワークは、あくまで「共創」。弱みを補い合うことはもちろんですが、強みを活かして共に高みを目指すことです。求めるレベルは高いかもしれません。寄り添いあって助け合う、サポートするということではなく、それぞれの異なる強みを持つプロの個人が集まるからこそ、共創が生まれ、その先に価値が生まれるんです。個人の力だけにこだわるのではなく、世の中に名を馳せている企業のスタートがそうだったように、二人で一人の天才を産めば良いんですよね。

個人の成果よりもチームの成果が上位にあって、みんなが共通の目的を持って「We発想」でワークしてほしい。「個人では70点だけど、チームでは90点」「個人では90点だけど、チームでは70点」といったシーンで、みんなが進んでチームのためになる前者を選べるようなカルチャーにしていきたいと思っています。

「Collaborate!-”共創”しよう-」は、チーム・コラビットの文化につながってゆく

これらの想いを踏まえて、「Collaborate!」には、以下のような3つのサブメッセージがあります。

チームとしての成果を最優先に考える
個人の成果の最大化よりも、チームや会社としての成果の最大化を優先して行動する

円滑なコミュニケーションを意識する
チームや仲間を一人の人間として理解しリスペクトし、円滑なコニュニケーションを意識する

適切な助け合いをする
自分一人で解決が難しい時には適切に周囲に助けを求め、また、仲間が困っている時は快く応える

チームとしての成果を追求したいからこそ、私たちコラビットは、自分たちが大切にしているミッションやバリューなどの想いをこのような形にして明文化し、みなさんにも届けています。この想いに共感・共鳴してくれる人なら、きっと私たちと共創することができる人だと信じています。

社会問題という大きな壁も、想いを共にする強い個人が集まれば必ず乗り越えていけます。あなたも、チーム・コラビットのメンバーとして私たちと一緒にやりませんか!採用ホームページからのエントリー、お待ちしております。

Written by Keisuke Dojo

株式会社コラビット's job postings
1 Likes
1 Likes

Weekly ranking

Show other rankings