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クラスター社員全員で創った「Cluster Way」のお話〜事業と組織の成長を見据えて〜

こんにちは、クラスターCOO兼CFOの岩崎です。

今回は、最近社内で創った「Cluster Way」のお話をご紹介します。


今日のお話の前提を少し書くと、ご存知の方もいると思いますが、クラスターは9/12に4億円の追加資金調達(累計6.3億円)を発表し、次のフェーズでの飛躍に向けて現在絶賛採用を行っています。

バーチャルプラットフォームを提供するクラスター株式会社 第三者割当増資により総額約4億円の資金調達実施
クラスターは、誰もがバーチャル上でイベントやライブ、カンファレンスを開催できるVRアプリ「cluster」を展開しています。同時に最大5,000人と接続が可能で、バーチャルな空間でしか味わえない体験を提供することを特長としており、有料チケット制イベントなども開催しています。これまで、様々な「集まる」シチュエーションやバーチャルタレントと「会える」イベント、音楽ライブなど、新たなエンタメ体験を...
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000017626.html


クラスター社では代表加藤をはじめ、社員全員が「バーチャル上で新しい未来のエンタメを創る」という強い想いを持って日々サービス開発に取り組んでいます。8/31に開催した、バーチャルタレント輝夜月さんの世界初バーチャル音楽ライブ(輝夜 月 LIVE@Zepp VR)では、自分たちが想い描いた未来の一端を実現することができました。

ただ、僕らが目指す世界をもっと早く手繰り寄せるためには、採用を強化して仲間を増やしていくだけでなく、新しく入ったメンバーも元々いたメンバーも最大限のパフォーマンスが出せるような組織・カルチャー創りが必要だと思っています。


事業と組織の両輪を成長させるフェーズへ

今後リリース予定の機能や大規模なイベントも数多く控えており、ここからさらにアクセルを深く踏み込んでフルスロットルで開発と採用を加速させていきます。

一方で、ただ闇雲に採用を加速させればいいわけではありません。事業が成長するスピードに合わせて組織も成長していく必要があります。いや、組織の成長が事業の成長を加速させると言ってもいいと思います。(目先の売上はどんどん上がっていくのに、組織が空中分解した/しそうな会社もたくさん見てきました。)

クラスターはまだ20名ほどの会社ですが、今後数百人規模になって行くことを見据え、社員全員の時間を丸一日止めて、組織の共通言語としての行動指針を創ることにしました。クラスター社のメンバーにはどんな働き方、動き方が求められ、どんな行動が称賛されるのか。リファラル採用のシーンで声をかける時にはどんな人物にアプローチするのがいいのか。どんな新しい組織開発の施策を導入する際にはどんなポリシーの下に行われるのか、そうした組織の土台であり拠り所となる指針をこのタイミングで言語化しようという試みです。


日帰り合宿で行動指針「Cluster Way」を創る

まず、事前に僕が全員と1on1面談を行い、合宿の目的と成果物を細かく説明し、各メンバーの考えや想いを一緒に整理し、会話内容は1on1後にドキュメント化して本人に渡し、合宿当日も自然にしゃべり出せるような工夫を行いました。

合宿当日は、一人ひとりが「入社を決めた経緯や当時の想い」「仕事をする上で大事にしている価値観」等を全員にシェアし、そこから「どんな組織が理想か?」「一緒に働きたい人ってどんな人?」というのをイメージしていき、ディスカッションをしながら行動指針に盛り込まれていくエッセンスを抽出していきました。

日常の仕事の中ではあまり知ることのできない「その人が根底に持っている考え方や想い」に触れ、「へぇ〜、そういう風に思ってるんだ」とか「面白い考え方だな」みたいな発見があったり、一緒に働く仲間として改めて「コイツのこと好きだな」とか思えるのもこのセッションの醍醐味です。


キーワードは、挑戦、リスペクト、祝う、オープン

ディスカッションは3チームに分かれてディスカッションし、各チームごとで発表するという形で行いました。各チームの発表で出た「理想の組織」「一緒に働きたい人物像」の一部も紹介したいと思います。

  • 世の中にまだないものを創り上げているクラスターには、積極的に挑戦し続けるマインドが必要
  • 「自分の意見をしっかり聞いてもらえ、たとえ意見が反映されなくてもそれに対する説明がなされる」ことが必要。その根底にあるのはお互いのリスペクト
  • 成果をみんなで祝う文化が必要。失敗したとしても失敗にも等しく価値があるとみんなで祝うことができる
  • 心理的安全が確保されている。そのためには社内の情報がオープンになっており、誰もが必要な時に必要な情報に触れることができる環境が必要
  • 相手のことを想って指摘することができ、建設的な議論を生むことができる


ここに書ききれないくらいのたくさんのセンテンスが出てきましたが、それらに共通する要素を抽出し、最後に代表加藤のエモい気持ちを乗せて最終的な「Cluster Way」に昇華させていきました。

敢えて短くまとめようとせず、入社する前だったり、たまに落ち込んだ時だったり、ふとした瞬間に立ち返って読んでもちゃんと意味がわかるような文章にしています。(社外向けにいろいろ端折って短くキャッチーにというよりも、合宿に参加していない社員が読んでもちゃんと理解できるようにすることを主眼に置いてます。)

大きなことをしでかして世の中を騒がして、日本から世界に出て勝負していくにはまだほど遠いですが、ここに書いたことを少しずつ体現していき、誇れるような組織を社員皆で創っていきたいと思います。

※ちなみに、既にお気付きの方もいると思いますが、ビットバレー構想で知られるネットエイジ西川潔氏が考案した"Net Age Way"を参考にしています。(実は、西川氏はクラスター社のエンジェル投資家です。)

「ネットエイジマフィア」を調べてみたけど凄かった|インターネット界隈の事を調べるお
インターネット業界にいるのですが、業界のことやWebサービスに詳しくないので、もう少し詳しくなろうと一念発起しました。
http://takanoridayo.blog.shinobi.jp/Entry/420/


こんな形で創られた「Cluster Way」は、インターンが綺麗にラミネートしてトイレに貼ってくれたので、僕らはそれを毎日トイレで眺めながら働いています(笑)

ブログが続かない岩崎ですが、また時間を見つけて書いていければと思います。

それでは。

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