チームについて考える
こんばんは。クラベスのデザイナーの川嶋です。
今回はチームについてのストーリーです。普段、スポーツをしている方だと考えたことがあるのではないでしょうか。私自身は今までスポーツをやったのが学校の授業ぐらいなので、チームとは?なんて、あまり考えたことがありませんでした。
でも今回の代表の記事を読むと、いついかなる時も人って「チーム」でできてるな〜と思いました。頼れるリーダーがいて、協力し合えるメンバーがいて…社内のプロジェクトはもちろんチーム、学校での課題に取り組む時も、サークル活動もチームで動くし、家族だって立派なチームですよね。
今のクラベスも頼れるメンバーや、リーダーがいるからチームとして頑張ろう!という気持ちになります。…お話がそれました。(いつも逸らしてますね…すみません…)
そんなわけで今回は「チームについて考える」です!
どーも、クラベス代表の堀内です。
皆さん知っていると思うので勝手に言いますが、 私はJリーグのFC東京のファンです。
クラベスは創業後間もない時から、 代表の勝手な意向でFC東京に協賛しています。
ビッグフレームス、という名前の制度で、 スポンサーというほどではないのですが、数万円協賛させていただいています。
いつか看板を出せるくらいに、 いつかユニフォームに入れるくらいになりたいですが、 今のビジネスモデルでは宣伝の意味もないので、無理はしないことにしています。
なぜ完全な趣味の話をし始めたのかというと、 今季のFC東京を見た時に、会社(チーム)の方針や監督の方針が明確になっていて、 そのことで選手たちがここまで変わるんだな、と感じているからです。
メンバーは去年から変わっているのは2割位なので、 他のチームと比べるとだいぶ少ないほうです。 既存メンバーがたくさんいます。 にもかかわらず、チームの方針をガラッと変えました。
監督交代と共に心機一転新しいサッカーを手に入れようとしています。 私自身も「勝利を目指すサッカー」は好きではあるのですが、 カウンター主体の場合に、どうしても個人技頼みになっていたところが嫌でした。 個人の調子に左右されるし、相手側がその対策をしてくると急に苦しくなったりします。 文化にはならないし、もどかしい思いをしていました。
それが今年、「ボールを保持して圧倒するサッカー」に方向転換。 1年のスパンでなく3年スパンでJのみならずACL制覇に向けて頑張っていくと旗を掲げたのです。 メインスポンサーが東京ガスからMIXI社に変わったのも大きいことでしょう。 監督が変わったことでチームの方針が変わるのは珍しいことではないのですが、毎試合見ている私にとって、大きな違いがありました。
ピッチ上で選手たちが話し合う時間が増えているんです。 チームを良くするために議論しているのが見えるんです。 試合に勝っても内容が良くなければ、反省をし、議論していました。
「これ、会社においても言えるな」と感じました。
この2年くらいでクラベスはMVVを大事にしています。 その「旗」を使って採用を見直し、その「旗」のもとにみんな集まってくれています。 さらに、チームの中でどうすれば良くなるか、と話す時間が最近増えています。
入社直後のオンボーディングを見直したのも入社半年のコンビが中心にやってくれました。
そのエピソードをオファー面談で聞いた方が新しくメンバーになってくれました。
新しく入ったメンバーを見て、その人と働きたいと入ってくれるメンバーがいました。
入社を検討している人に、新しいメンバーが会社の良いところを語ってくれていました。
この9年間会社を続けてきた私にとって、 自分で語っているどのフレーズよりもそれが意味があることで、 嬉しいことなのかと思いました。 ただ、今回のことを見て、その手前にその「旗」があったことが 重要なんだと思いました。
想いを具現化し、そこに沿って様々な制度を実現し、 ブログでも発信し、毎週社内に向けても発信をしています。 その細かな積み重ねに今があるし、未来があると感じています。
会社や監督(リーダー)がその姿勢を示し、 小さな失敗に一喜一憂せず、長中期的な成功を目指して、 歩みを進めていることを発信し続け、実現し続けることが重要なのだと感じました。 その中で、メンバーが自発的にその旗に向かって自分たちで 進んでくれるのだと言うのをスポーツとビジネスで感じました。
心のなかで思っているだけではダメで、「こうなる!」と宣言していることも大きいことだと思います。
この1-3月で新規の案件のお話をたくさんいただきました。 その中でも弊社の技術力や方針への共感、 システムのヘッドレス化や作りたい未来への共感をいただけるお客様としか弊社は取引をしておりません。
お断り差し上げた皆様には申し訳ありませんが、 チームができ上がるためには必要な"制限"だと考えております。
取引をさせていただくお客様には、良い未来を良いチームで実現いたしますので、引き続きよろしくお願いします。
採用に関してもたくさんのご応募の中から、 優秀なだけでなく、クラベスと合う、クラベスで働きたいと思っていただけている方にお願いしています。 それも良い効果をもたらせていると思います。 2021年度、482名の候補者の中から8名の方が入社してくれています。 先日はリファラルでの応募も初めて面談しました。 そして本日も最終面談をし、合格を出しています。
※まだ数件面接も残っていますので、500件がベースかもしれません。
どの出会いも大事なのですが、感謝しつつ、 良いチーム作りのために理想を追い求め、 メンバー同士で議論できるチームをキープし続けようと思います。
成長できる組織になっていきたいと思いますので、皆様応援よろしくお願いします。
ではまた。
2022.3.16 堀内文雄(うちもJ1優勝じゃなくてACL制覇くらいの目標たてないと)