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こんにちは!セレス採用担当です!
今月から月に何度か弊社の活躍している社員を紹介していこうと思います。
その第1弾としてまずは、新卒3年目のSさん!についてご紹介します。
下期開始からわずか3ヶ月で予算達成率200%超え。2025年9月の月間MVPを受賞したSさんは、現在ポイント事業部で法人営業として活躍しています。
しかし、入社後の研修では同期との差に焦りを感じ、「やるべきことをやる経験値が足りない」と自分の未熟さを痛感していたといいます。
偶然から始まったインターン、戦略的に選んだASP業界への就職、配属後に感じた同期との差、そして今回のMVP受賞。Sさんのキャリアは、必ずしも順風満帆ではありませんでした。
今回は、Sさんがセレスと出会ったきっかけ、入社を決めた理由、そしてスタート地点で直面した壁を乗り越えて成果を出すまでの道のりについてお聞きしました。
月間MVP受賞おめでとうございます!
──今日はよろしくお願いします!まず簡単に自己紹介をお願いできますか?
 Sと申します。2023年に新卒でセレスに入社し、
 現在はモッピー事業部で法人営業をしています。
 今年7月から新規営業チームに配属されて、まだ3ヶ月ちょっとです。
──今回、MVP受賞おめでとうございます!
 ありがとうございます。正直、びっくりしました(笑)。
 まさか自分が取れるとは思っていなかったので。
──下期開始から3ヶ月で予算達成率200%超えって、すごいですよね。
月の目標を大きく上回る件数を受注できて。自分でも驚いています。
──その成果の要因は何だと思いますか?
 大きく2つあると思っています。
 1つ目は、実は僕、7月にモッピーの営業になる前は不動産メディアのマーケティング  担当だったんです。その時、広告主としてモッピーをずっと使っていて。だから「モッピーは最強です」っていう営業トークを、自分の実体験から嘘偽りなく語れるんですよね。
──顧客側の経験があったからこそ、説得力があったと。
  まさにそうです。2つ目は、正直「焦り」ですね(笑)。
 新規チームは4人で立ち上がったんですが、僕だけ社歴が長くて。
 他のメンバーに負けるわけにはいかないっていうプレッシャーがありました。
──その焦りが良い方向に働いたんですね。
 はい。受注率も高く保てているのは、アプローチ先の選定を工夫するなど、
 効率化を意識してガムシャラにやった結果かなと思います。
セレスに入る前は、何をしていましたか?
──少し時間を遡って、学生時代のお話も聞かせてください。どんな大学生活を送っていましたか?
 工学部の環境システム学科で環境について学んでいました。
 ただ、学業にしっかり打ち込んでいたかというと……正直、全くそうではなくて(笑)。基本的に週4〜5日はアルバイトやインターンで働いていましたね。
──結構がっつり働いていたんですね。インターンを始めたきっかけは?
 これが本当に偶然で。3年生の時に、会社説明会に参加したんです。
 実はそれ、本来は4年生向けの一次面接を兼ねたものだったんですよ。
──それは予想外の展開ですね(笑)。
 そうなんです!気軽な気持ちで行ったら、いきなり一次面接が始まってしまって。
「まずいぞ、僕まだ3年生なんで」って辞退しようとしたら、
「じゃあインターンやってみない?」って言われたんです。
──なるほど、それがインターンを始めるきっかけだったと。
 はい。本当に社会を知らないが故に、
 説明会で社会を学ぼうと思ったら偶然そこで出会いがあったという感じですね。
──インターン先ではどんな仕事をしていたんですか?
 メディアの営業でした。テレアポとかではなくて、
 メールや問い合わせベースの対応が多かったですね。
 広告枠の提案や、クライアントとのやり取りが中心でした。
──その時から営業志望だったんですか?
 いや、全然。たまたまインターン先の仕事が営業だっただけで、
 「営業がしたい!」という強い意欲があったわけではないんです。
 ただ、営業自体は楽しかったですし、SEOの記事を書いたり、
 広く浅くいろんな業務をやらせてもらっていました。
どんな就職活動をしていましたか?
──就職活動はどのように進めていたんですか?
 かなり絞っていましたね。ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)
 の営業職に的を絞って就活していました。
──ASPに絞った理由は?
大きく2つあります。まず、自社メディアの営業がしたかったんです。インターンで自社メディアの営業を経験していたんですが、代理店で他社の商材を売るのと、自社メディアを売るのとでは、1件の受注に対する利益率や重みが全然違うと感じていて。それに、自社メディアって愛着が湧くじゃないですか。自分が使っている商材を売れるから、広告主に対するメリットの伝え方も全く違ってくると思ったんです。
──なるほど。もう1つの理由は?
ASPは広告主の幅が圧倒的に広いんです。例えば不動産メディアの営業だったら営業先が不動産会社やハウスメーカーに限られますよね。でもASPの営業なら、EC、金融、化粧品、定期購入サービスなど、世の中のあらゆる業種が広告主になり得る。いろんなジャンルの広告主に対して、その都度違う提案ができる柔軟性の高さに魅力を感じました。
──業界を幅広く知れるという点も?
そうです。営業マンとして強くなれるなと。全ての業界を知っている……とまではいかないですけど(笑)、幅広い知識が身につく仕事だなと思ったんです。誰でもできる仕事じゃないなと。
──でも、さっき「営業志望ではなかった」って言ってましたよね?
そうなんです(笑)。正直、就活で自分をアピールする時に、エンジニアの知識もないし、マーケターとしての実績もない。営業の経験しか自分を売る材料がなかったんです。だから戦略的に営業という軸で勝負しに行ったという感じですね。
──戦略的な就活だったんですね。
はい。ただ、自社メディアの営業は実際にやっていたので、リアリティがありました。他の職種への興味が全くゼロだったわけではないですが、営業が一番自信を持って語れる領域でした。
──就活は苦労しましたか?
ここまで志望動機が固まっていたので、かなり楽でした。「自社メディアの営業をしていました。幅広い業界に挑戦したいです。だからASPの営業です。」という筋が通っていたと思います。ASPとは何かを知らない就活生が多い中で、ここまで志望動機を固めてきている人はいなかったんじゃないかなと。
──絞った業界に関しては順調だったと。
はい。ほぼ大丈夫でした。
──その中で、なぜセレスを選んだんですか?
いくつか受けていた中で、セレスは業績が好調だったのもありますが、1番大きかったのは「人」ですね。
──人、ですか?
面談の中でどの社員の方も「楽しんでるな」と思えたんですよ。「失敗しても次に生かそう!」、「〇〇の仕事って〇〇が楽しんだよね!」と常に前向きで今のやっている業務にその人自身、ハマってる人が多かったことが共感できましたね。
──ハマってる人が多かったと。
本当にそうです。何事もポジティブに実行して、いろいろな発見や価値を生み出してる。そんな楽しみ方で仕事にハマってるだなと。
入社・配属まではどのように過ごしましたか?
──内定承諾から入社までの期間、どのように過ごしていましたか?
ひたすら遊んでいました(笑)。よく「人生最後の夏休み」って言われるじゃないですか。僕はその言葉を100%信じて、悔いがないようにしようって思って遊んでいましたね。
──不安はなかったんですか?
特になかったです。セレスという会社や社員の方々への信頼もあったので、「社会人になるのが楽しみだな」くらいの気持ちでした。
──でも、入社後の研修で気持ちが変わったとか?
そうなんです。研修で「もう少し準備をしておくべきだった」と痛感しました。同期が優秀すぎて、同じ課題について議論しているのに、全く追いつけていないなって。
──当時はそう感じていたんですね。
はい。今振り返っても、スタートラインでの自分の足りなさはすごく感じます。ただ、今は仕事の分野が違うので、劣等感があるかと言われたら全くないですけどね。
──具体的にどんな部分で差を感じたんですか?
みんな、本当に優秀だったんです。課題に対して論理的に考えて、優先順位をつけて進めていく。そういう基本的なことに対して、僕はこの人たちほど真剣に向き合ってこなかったんだろうなって思いました。
──仕事の進め方の基礎力、みたいな?
そうです。タスク管理もそうだし、やるべきことの整理、手順のつけ方とか。本当に根本的なところで「やるべきことをやる」という経験値の低さを感じました。結構しんどかったですね。
──しかも、研修ではグループをまとめる役割もされていましたよね。
そうなんです。キャラクター的に発表者の役割を担っていたんですが、自分自身が業務をしっかりやれていない感覚がある中で、みんなをまとめなきゃいけない、指示しなきゃいけないっていうのは……申し訳なさとやるせなさがありました。
──入社後に初めて感じたマイナスの感情が、それだったんですね。
はい。「僕が今まで関わってきた人たちと、ちょっと1段階レベルが違うな」って思いました。僕の同期は。
まとめ(次回)
工学部で環境を学びながら、週4〜5日はインターンで働いていたSさん。インターンの経験を活かし、ASP業界に絞って就職活動を進めました。セレスを選んだのは「人」が理由。オファー面談で8人の社員と話せたことが決め手でした。
ただ、入社後の研修では同期との差を感じたといいます。「やるべきことをやる」という基礎的な部分で経験値が足りないと痛感し、リーダー役を担いながらも申し訳なさを感じていました。
そんなSさんが、配属後どのように仕事と向き合い、予算達成率200%という成果を出すまでになったのか。次回は配属後のエピソードを中心に、彼の「現在」を聞いていきます。
 
 
