1
/
5

「人を育てられる人を育てる」経営理念を実現する秘訣とは

こんにちは!採用広報綿引です。
今回はエンジニアの諫山さんに寄稿いただきました!バレットグループが考える「教育」について、まとめていただいたものです。是非、ご覧ください!

バレットグループ・エンジニアの諫山です。

バレットグループに転職してきた人の多くが経営理念である「人を育てられる人を育てる」に共感し、入社を決意したと述べています。この経営理念をどのように実現しているのか、その中身をご紹介します。

キャリア・ディベロップメントのWill Can Must

キャリアを検討する際に「自分はどのような仕事がしたいのか」「何を学ぶべきなのか」など、整理する手法としてWill Can Mustと呼ばれるものがあります。【Will=やりたいこと】【Can=できること】【Must=やるべきこと】の3つを整理することにより「自分の進むべき方向性」や「自分に必要な知識」などが明らかとなるため、転職時の意思決定や目標を定める際に使用されます。

Will Can Mustの3つが重なり合っている部分が最も仕事でパフォーマンスが出せる箇所となります。

この個人におけるキャリア・ディベロップメントの考え方を組織運営においても重視しています。ミッション(Must)に対して必要な研修や会話を進めていくことで、個人の成長を促し、最終的には組織の成長に繋げていく考えです。

では、どのように実現しているのか、具体例を交えてご紹介します。

社員のやる気スイッチをONにするコツとは

「うちの社員 or エンジニアはモチベーションが低い」という嘆きを耳にしたことはないでしょうか?社員のモチベーションが上がらない or 低いと嘆く状態は組織運営に課題があると考えます。

例えば、昨今では機械学習やAI領域の発展が急速に進み、データを武器にする企業が増えています。この流れに乗り遅れると、企業としては同業他社から遅れをとってしまうと考えることでしょう。そこで社員に対し「今後は機械学習の分野に注力していく。また、この分野での案件を受注し、実績を作っていこう!」と宣言したところで、社員がやる気を出して取り組んでくれるでしょうか。きっと難しいでしょう。

なぜなら、「新たなミッションに取り組め」というMustに対して、機械学習に関する前提知識や「自分たちでも出来る」というCanがないと、推進していくことに躊躇してしまいます。そもそも社員が「それをやりたい」というWillがなければ、勉強するモチベーションも湧きませんし、目標(Must)に向かって進む勇気も出ないからです。

このような場合、社員にCanを与え、Willに昇華させるよう、社員研修を行います。実際に先日、外部の講師を招き、機械学習研修(※)を行いました。会社として取り組むからには、エンジニアのみ研修を受けるのは不十分と考え、職種を問わず20名以上(全社員の1/3相当)が参加しました。

また、座学だけでは「出来る状態(=Can)」にはならないと考え、講師には研修内で何らかのアウトプットが出るよう、オリジナルの研修を作っていただきました。「自分たちでも出来る」を体感することで、社員は「この分野にチャレンジしてみたい」「もうちょっと勉強したい」というモチベーション(=Will)に繋げていきます。

社員のやる気スイッチをOFFにしてるのは誰?

誰もが最初からモチベーションが低かったとは思いません。入社初日は不安を抱えつつも、やる気で満ち溢れていたのではないでしょうか。では、なぜやる気が減ってしまうのか、考えてみましょう。

前述では会社からミッション(=Must)として与える例を説明しました。今回は社員が「出来るかどうかわからないけど、こういうことがやりたい」と提案を受けるシーンを例に説明します。

今回の提案は「出来るかどうかわからない(=不確実なCan)」という状態ながらも、社員は会社のためを思い、意を決して「こういうことがやりたい(=Will)」と相談を持ちかけたのでしょう。その社員は提案が受け入れられれば、ミッション(=Must)を実現するために勉強したり、試行錯誤してでも、何とか実現しようと努力するはずです。

このようなシーンは下図のように説明できます。

今回のケースはCanは小さくとも、自分のWillや会社のMustを達成しようとCanを大きくしてバランスを取ろうとしていると言えます。逆に考えると、提案が却下された場合、Mustも膨らまず、Canも膨らまず、モチベーションであるWillはしぼんでしまいます。

このようにWill Can Mustのいずれかを膨らませるか、しぼませるかしてバランスを取ろうとするのです。Willがなかなか膨らまない場合、前提であるCanが不足しているか、Willに昇華できるような動機づけ・会話が不足している状態にあると考えます。モチベーションの低下は経営層やマネジメント層で改善できる部分もあるのではないでしょうか。

やる気スイッチを自在に操作するには

Will Can Mustがバランスを取ろうとすることが理解できれば、社員がどのような状況にあるか整理することで、「今、必要なことは何か」「どうすればやる気がでるのか」その答えが見えてきます。

最初の例では、研修を実施しCanを与えることでWillが膨らみ、その上でミッションや目標というMustを与えることで、個人の成長を促しています。(Can→Will→Must)

次に紹介した例では、Willを尊重しMustとして与えることで、自発的にCanが膨らむ状態を示しています。(Will→Must→Can)

新たな目標(=Must)を掲げた時、「それをやりたい(=Will)」と手を上げた人に任せた方がきっとうまくいくことでしょう。(Must→Will→Can)

このように、個人としても組織としても成長する機会を逃さないよう、その時々で必要な会話や研修を提供していきます。これが「人を育てられる人を育てる」という経営理念を実現する秘訣だと信じ、日々業務に取り組んでいます。

終わりに

いかがでしたでしょうか。この記事を読んだ誰か1人でも共感していただければ、大変嬉しく思います。

バレットグループでは、ICTソリューション事業、システムインテグレーション事業、HRディベロップメント事業を主軸とした事業を展開しています。一緒に働く仲間、絶賛募集中です!
↓↓↓詳しくはこちら↓↓↓

Web Engineer
攻めのエンジニア!将来を見据えたスキル、身につけませんか?
【設立年月】2013年1月 【代表者】小方 厚 【従業員数】186名 (2023年1月時点) ※アライアンスグループ除く 【平均年齢】32歳(2023年1月時点) 【ポリシー】 MISSION:人とテクノロジーで世界をつなぐ VISION :新たな価値を創造する VALUE :人を育てられる人を育てる 【展開事業】 ◾デジタルマーケティングカンパニー(WEB広告事業) デジタルマーケティングカンパニーでは、デジタルマーケティング事業を主軸に10年以上の稼働実績のあるアフィリエイトサービス「SLVRbullet」と、スマートフォンアプリ特化型のCPEリワードプラットフォームである「CREAM」を提供しています。 データドリブンマーケティングにおいては根幹となる「広告効果計測システム」開発では国内有数の実績があり、大手広告代理店、通信キャリア、大手データプラットフォーマー等にも供給しております。マーケティングとテクノロジーを活かした、課題解決ソリューションを提供いたします。 ◾システムデベロップメントカンパニー(IT人材・開発事業) システムデベロップメントカンパニーでは、多種多様なニーズにあわせシステムの企画・立案からプログラムの開発、必要なハードウェア・ソフトウェアの選定・導入までを一気通貫して提供しています。同様に完成したシステムの保守・管理を含めて総合的なアフターフォロー体制を構築しております。 またIT人材確保やエンジニア採用の難易度が上がり続ける昨今の市況において、人材に対する供給課題を解決する人材ソリューションを提供しています。ICT領域において長年の実績にて培われたネットワークを活用した、機動性のある提案力を強みとしています。 【社内の雰囲気】 スタートアップながら、人脈・経験ともに豊富なメンバーが多く大手企業様との取引がメインです。 既存事業にとどまらず、新しい事業をどんどん作っていける会社です。 一緒に会社を盛り上げていけるメンバーを募集しています!
バレットグループ株式会社


皆様のご応募、お待ちしております。

バレットグループ株式会社's job postings
10 Likes
10 Likes

Weekly ranking

Show other rankings