八王子のIT開発会社、株式会社ビルディットです。
Wantedlyの「 #私たちのカジュアル面談 」企画をみて、最近よくカジュアルな面談をしているリードデザイナーの石崎と話してみました。
「カジュアル」面談の目的はなんですか?
大木:当社の場合、雰囲気だけなら普通の面接もカジュアルですよね。IT業界はどこでもそんな感じだと思います。そんな中であえての「カジュアル」とは、なにが求められていると思いますか?
石崎:お互いのスタンスが普通の面接とは違いますよね。
来訪者さんはまだ募集に申し込む気持ちにまでは至っていなくて、「なんとなく気になるな。どうしようかな、もうちょっと知りたいな。」という状況なんだと思います。
大木:それに対して「こんな会社です」と自己紹介する場ってことですね。
石崎:私はWin-Winのイメージを持ってます!
来訪者さんには、会社のことをざっくばらんに知ってもらうことと、「自分はこんな人・デザイナーです」ということを評価なしで開示できる場だと良いなと。
私たちからすると、世のデザイナーさんのトレンドを知れるし、今はどんな働き方が好まれるのかも知りたいですしね。私もいろんな話を聞いて勉強になってます(笑)
デザインを見ながらワイワイ話す
大木:実際、どんなやりとりをしていますか?
石崎:デザイナーさんは大体ポートフォリオを持ってきてくれるので、一緒に見てレビューのようなことをします。レビューといっても、否定したり指導したりはしないのですけど。
どんなときにこれを作ったのか、ここはどう考えてこうしたのか、どこにこだわったか、どこに悩んだか、デザインについて説明を聞くうちに、どんなデザインが好きなのかとか、どんな環境でデザインの仕事がしたいのか、なんていうこともイメージが湧いてきますね。
「どんな仕事がしたいですか?」なんて形式的な質問をするよりもずっと自然なその人が見える気がします。
それをフィードバックすることで、自分では気付いていなかったことを発見してもらえたりすることもあって良かったなと思います。
大木:キャリア相談みたいですね!
石崎:そうですね、特に新卒の方はほんとにキャリア相談になるときがあります。
例えば「チーム開発型のワークショップに参加したけれど、このやり取りでモヤモヤして。デザイナーとして他業種と関われるか不安です。」という話をされたデザイナーさんがいました。たまたま私が色んなタイプの開発チームの経験があったので、「デザイナーがたくさんいる大企業があってるかもね」というお話をしたり。経験が長いので、こういったアドバイスはスラスラでてきますね(笑)
ゴールは、お互いにとって良い時間
大木:お互いに満足な面談になるコツはありますか?
石崎:完成されたポートフォリオだけじゃなくて、作り途中のデザインでも、メモやスケッチでも、気にせずどんどん見せてほしいです!それがカジュアルに、評価されずに面談できる醍醐味だと思います。
自分のデザインを説明する本番への練習にもなりますしね。
(私もこっそりレビューの練習をさせてもらっているかも…)
大木:当社のデザイナーのカジュアル面談はむしろ、デザインレビュー練習会ってことですね!
石崎:あ、もちろん聞きたいと思っていただけるなら会社や事業の説明もたっぷりしますけどね!
━━━ 👩🎨 ━━━
デザイナー同士だからこそ、デザインについて語り合うことで、価値観や相性、コミュニケーションの雰囲気など多くのことを理解しあえるように思いました。
カジュアル面談に限らず、弊社では相互にレビューをし合うことや、レビューのスキル向上のための勉強会をしたりなど、レビューの機会をとても大切にしています。
そんな風土を少しでも良いなと思っていただけたら、ぜひ気軽にお話しにきてみてください!